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更新日:2012年1月

担当:園芸特産課

 近畿の果樹の概要

1.生産(栽培面積)の動向

主要果樹の府県別栽培面積

近畿における平成23年産主要果樹の栽培面積は、2.8万haで全国の約12%を占めており、このうち和歌山県が近畿全体の7割を占めています。 

平成23年産主要果樹の府県別栽培面積割合

 主要果樹の栽培面積

資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計」

注:政令指定果樹13品目の計

主要果樹の品目別栽培面積割合(近畿)

近畿の主要果樹の栽培面積を品目別にみると、うんしゅうみかんが3割、うめが2割、かきが2割となっています。 

主要果樹の品目別栽培面積の割合(平成23年産:近畿)

 主要果樹の品目別栽培面積の割合

資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計」

注:政令指定果樹13品目

 近畿における主要果樹栽培面積の推移

近畿における主要果樹の栽培面積は、担い手の高齢化等により、かんきつ類を中心に減少傾向にあります。

近畿における主要果樹栽培面積の推移
 近畿における主要果樹の栽培面積の推移

資料:農林水産省「耕地及び作付面積統計」

注:政令指定果樹13品目の計

   2.生産(収穫量)の動向

近畿の主要果樹の収穫量は、全国の約14%(41万トン:平成21年産)を占めており、中でもうめの収穫量は、全国の6割以上となっています。  

平成21年産主要果樹の収穫量

21収穫量

資料:農林水産省統計部「果樹生産出荷統計」

注)政令指定品目のうちパインアップル、その他かんきつを除く品目の計。

府県別の収穫量は、和歌山のうんしゅうみかん、うめ、かきが全国1位、奈良のかきが全国2位、和歌山のすももが全国3位となっています。

また、大消費地に近い近畿地域ではいちじくの栽培が盛んで、和歌山や兵庫をはじめ、近畿全体で全国の収穫量の約4割を占めています。  

果樹収穫量全国ランキング(平成22年産)

  

うんしゅうみかん

全国786,000t

かき

全国189,400t

 すもも

全国20,900t

順位

府県名

収穫量(t)

割合(%)

 順位

 府県名

 収穫量(t)

割合(%)

 順位

 府県名

収穫量(t) 

割合(%)

1位

和歌山

152,300

19.4

 1位

 和歌山

 35,400

18.7

 1位

 山梨

 6,580

31.5

2位

愛媛

115,600

14.7

 2位

 奈良

 22,300

11.8

 2位

 長野

 2,930

14.0

3位

静岡

106,100

13.5

 3位

 福岡

 14,900

7.9

 3位

 和歌山

 2,310

11.1

 

うめ

全国92,400t

キウイフルーツ

全国26,500t

いちじく

全国14,957t

順位

府県名

収穫量(t)

割合(%)

順位

府県名

収穫量(t)

割合(%)

順位

府県名

収穫量(t)

割合(%)

1位

和歌山

56,500

61.1

1位

愛媛

5,970

22.5

1位

愛知

2,903

19.4

2位

群馬

5,660

6.1

2位

福岡

4,680

17.7

2位

和歌山

2,231

14.9

3位

山梨

1,830

2.0

3位

和歌山

3,370

12.7

3位

福岡

1,336

8.9

 

資料:みかん、かき、すもも、うめ、キウイフルーツは、農林水産省統計部「果樹生産出荷統計」

いちじくは、農林水産省園芸作物課「特産果樹生産動態等調査」 (平成21年産)

  

3.果実の農業産出額

近畿における平成21年の果実の農業産出額は、690億円で、全国の10%を占めています。また、近畿の農業産出額全体に占める果実の割合は15.8%と全国の8.4%に比べて高くなっています。

主要部門別農業産出額(平成21年)  

 

区分 全国(億円) 構成比(%) 近畿(億円) 構成比(%) 近畿の
全国シェア(億円)
18,044 21.7 1,217 27.8 6.7
野菜 20,876 25.1 1,130 25.8 5.4
果実

6,984

8.4

690

15.8

9.9

畜産 26,371 31.7 865 19.8 3.3
花き 3,506 4.2 186 4.2 5.3
その他 7,381 8.9 291 6.6 3.9
合計 83,162 100.0 4,379 100.0 5.3

資料:農林水産省「生産農業所得統計」

 農業産出額を品目別に見ると、近畿の全国シェアは、うめやはっさくが約6割、かき、いちじくが約3割となっています。  

主な果実の品目別農業産出額ランキング(平成21年)

 (単位:億円)

区分 全国 近畿 近畿の全国シェア 主な産地(※()の数字は全国順位)
みかん

1,292

200

15.5

(1)愛媛  (2)和歌山 (3)静岡  
うめ

226

137

60.6

(1)和歌山 (2)群馬 (3)神奈川 (5)奈良
かき

358

125

34.9

(1)和歌山 (2)奈良 (3)福岡  
ぶどう

1,006

60

6.0

(1)山梨 (2)長野 (3)岡山 (6)大阪
もも

454

48

10.6

(1)山梨 (2)福島 (3)和歌山  
はっさく

43

28

65.1

(1)和歌山 (2)広島 (3)愛媛 (7)奈良
いちじく

78

20

25.6

(1)愛知 (2)福岡 (3)和歌山 (4)兵庫
すもも

67

8

11.9

(1)山梨 (2)長野 (3)和歌山  
キウイフルーツ

92

10

10.9

(1)愛媛 (2)福岡 (3)和歌山  

資料:農林水産省「生産農業所得統計」

  府県別にみると、和歌山が520億円(全国2位)と近畿全体の約75%を占め、次いで、奈良が65億円(近畿シェア9.4%)、大阪54億円(同7.8%)等となっています。  

 農業産出額の府県別割合(近畿)(平成21年)
 農業産出額グラフ
 資料:農林水産省「生産農業所得統計」

 

4.流通・消費の動向

平成21年(1月~12月)の京阪神主要市場における主な国産果実の卸売数量は約30万トンでほぼ前年並み、主な輸入果実については、約14万トンで前年を6%上回りましたが、その中でも輸入果実全体の60%近くを占めるバナナが前年より14%増加しました。

また、卸売価格は国産果実、輸入果実とも近年低下傾にあります。

また、京阪神主要市場の果実の取扱金額は約1,020億円であり、構成比では国産果実が75%、輸入果実が25%となっています。  

果実の卸売価額の主要品目別構成比(京阪神主要市場)

(平成21年)

 
卸売価額

国産

75%

 

輸入

25%

 
 

資料:社団法人全国生鮮食料品流通情報センター「月刊青果物流通統計」により近畿農政局で推計。

卸売価額=卸売数量×卸売価格の積み上げで計算。

 

  

 主な果実の卸売数量及び卸売価格の推移(京阪神主要市場)

 

区分

卸売数量(トン)

卸売価格(円/kg)

19

20

21

21/20

(増減)

19

20

21

国産果実 かんきつ類 うんしゅうみかん 82,510 85,452 83,315   228 202 180
なつみかん 5,915 5,861 6,555 187 138 136
はっさく 5,812 5,665 5,292 194 140 152
いよかん 10,103 10,565 9,580 211 143 173
ネーブルオレンジ 690 816 778 219 155 155
その他かんきつ類 15,278 17,585 19,064 374 287 286
 りんご 78,320 76,654 80,543 280 247 220
 ぶ ど う 15,654 14,994 14,494 767 718 717
 日本なし 22,995 25,660 24,997 326 246 243
 西洋なし 1,821 2,167 2,326 304 246 240
 も も 13,746 13,841 13,165 491 465 458
 お う と う 730 728 705 2,181 2,098 1,995
 び わ 630 758 652 991 860 923
 か き 21,312 22,558 24,335 229 193 180
 くり 1,071 1,536 1,074 535 371 460
 う め 3,523 3,672 3,488 291 343 355
 す も も 2,141 2,441 1,769 480 417 501

 キウイフルーツ

3,116 2,973 3,697 353 354 302
 その他国産果実 3,671 3,639 3,389 779 691 676
 計

289,038

297,565

299,218

101

316

274

258

輸入果実  バ ナ ナ 70,654 74,841 85,039   141 149 142
 パインアップル 10,558 9,626 10,026 154 159 147
 レ モ ン 9,692 8,268 7,550 284 254 186
 グレープフルーツ 19,854 17,222 16,437 154 140 134
 オ レ ン ジ 12,447 14,237 13,265 226 164 169
 お う と う 707 627 740 1,035 1,068 911
 キウイフルーツ 5,024 5,030 5,504 428 425 434
 その他の輸入果実 6,294 5,315 5,106 557 565 503
 計

135,230

135,166

143,667

106

197

187

174

資料:社団法人全国生鮮食料品流通情報センター「月刊青果物流通統計」

注1:大津市、京都市、大阪府、神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、奈良市、和歌山市において開設されている青果物卸売市場における調査である。 

  5.消費拡大

平成13年度から「果物のある食生活推進全国協議会」(事務局(財)中央果実生産出荷安定基金協会)が中心となって、くだものを毎日の食生活に欠かせない品目として定着させるため、1人1日200g以上のくだものの摂取を勧める「毎日くだもの200グラム運動」を推進しています。また、18年度以降は食事バランスガイドを活用した食育活動と一体的に、消費拡大の取組を行っています。  

食事バランスガイド
食事バランスガイド

 しかしながら、国民一人当たりの果実の摂取量は、117gと目標摂取量の200gに対しきわめて低い水準となっています。  

果実類1日1人当たり摂取量の推移(全国)

 (単位:g)

区分

S50

H2

7

12

17

18

19

20

21

全世代平均

193.5

124.8

133.0

117.4

125.7

98.9

111.6

116.8

113

1~6歳    

122.7

91.9

119.4

92.7

109

99

102.8

7~14歳

131.5

104.3

119.8

90.5

95.0

97.8

109.6

15~19歳

131.8

96.3

113.3

110.5

85.1

80.3

91.9

20~29歳

90.2

75.0

83.0

59.3

77.0

71.8

72.2

30~39歳

96.4

76.5

70.6

55.1

66.3

70.4

61.4

40~49歳

135.6

95.2

86.1

69.2

71.3

75.9

76.5

50~59歳

165.0

143.6

137.3

90.2

125.7

122.8

121.3

60~69歳

172.1

168.2

170.8

145

161.9

157.9

157.1

70歳~

152.9

160

169.6

148.6

148.7

160.5

149.0

資料:厚生労働省「国民栄養調査」、「国民健康・栄養調査」

   

6.産地マップ(近畿)

 近畿マップ

 

 

 


 

PDF版はこちら から 

近畿の果樹の概要(PDF:1,629KB)

 

参考リンク

  

 

 

お問い合わせ先

生産部園芸特産課
ダイヤルイン:075-414-9023
FAX:075-414-9030

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