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近畿農政局

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京都市立静原小学校

静原小学校の写真です。
  • 学校・地域紹介

京都市北部の山間地にあり、周囲は山、田んぼ、畑、川といった自然に恵まれ心和む環境にある小学校です。わずか150世帯の地域であり,全校児童も15人、そのほとんどが3世代同居の家庭です。

  • 学校教育目標とテーマ

目標「家庭・地域を育む確かな学力,豊かな心,健やかな体」
テーマ「体験を通して,知識を知恵に」

  • 食育活動

目標「家庭・地域と連携をとりながら心と体を育む食育を推進する」

  • 活動内容

「なんでも体験してみることが大切!」とおっしゃる椹木稔校長先生の指揮の下、計画的に段取りを組み、自ら手作りされた教材で食育を進める養護教諭の板垣晶子先生を中心に、すべての先生が食育授業を実践できる体制が組まれています。

また、体験活動は、田んぼ、畑、山と3つのフィールドすべてをフルに活かし、地域や保護者のボランティアの協力やプロのゲストティーチャ-を招いて、数え切れないほど多くの取組みを行なっています。

(ア)食育指導

  • 毎月19日の「食育の日」の取組
  • 食育ノートの活用
  • 指導資料の作成と活用
  • 児童健康委員会の活動

(イ)体験学習

  • 田んぼ…うるち米、もち米の栽培、収穫、販売調理等
  • 畑…さつまいも、大豆などの栽培、販売、調理等
  • 山…間伐体験等

(ウ)ゲストティーチャーによる学習

  • 和菓子作り、日本料理、お米マイスター、ベジフルティーチャー等々

 

手作り食育教材の写真です。 手作り食育教材の写真です。

手作り食育教材

 

活動紹介

4月9日種もみの選定(消毒・塩水選)

もみの選び方を教えてもらっている写真です。塩水選をしている写真です。

 

地域の農家ボランティア「田んぼの先生」に、良いもみの選び方を教えてもらいました。

 

子どもの感想

今日、おばあちゃんに、いい「もみ」と悪い「もみ」の区別の仕方を教えてもらいました。まず、ボウルに塩水を作りました。そこに「もみ」を入れまぜると、軽い「もみ」はうき、重い「もみ」はしずみました。しずんだほうがいい「もみ」で、うかんだほうが悪い「もみ」だということを教えてもらいました。すごくくわしいんだなぁと思いました。これからの学習が楽しみです。

4月17日もみまき

もみまきをしている写真です

田んぼの先生の感想

子どもたちの「もみ」のまき方がとてもていねいだった。これからも子どもたちが「もみ」まきをするといいなぁ。

「もみ」の選別から1週間あけて、「田んぼの先生」である西村明信さんと西村勝栄さんに道具の使い方から詳しく教えてもらい、「もみ」まきをしました。

育苗箱は児童一人一箱あり、うるち米ともち米の「もみ」を、とっても丁寧に時間をかけてまきました。

その後は、西村さんにお世話になって、育苗育苗器で育てていただきました。

そして,その週の金曜日にはもう芽が出ました。

5月10日田植え

小雨の降る中、地域の方に教えていただきながら田植えをしました。

素足で田んぼに入ると「うわぁ!」という歓声。

ズボッと田んぼに足が吸い込まれていく感触を味わいながら、手に苗を握りしめバランスを保とうと一生懸命ふんばる子どもたちでした。

これから、稲が育っていくのが楽しみです。

田植えをしている写真です。

5月22日さつまいも(鳴戸金時)苗の植え付け

さつまいもの苗の植え付けの写真です。

全校児童で300株のさつまいもの苗を植えました。

マルチを張り、苗がしっかりと根付くまでは、毎日かかさず水やりをしました。

収穫したさつまいもは10月に静原地域でおこなわれる「コスモスフェア」で販売しています。

6月11日和菓子づくり教室

和菓子づくりの写真です。

相生本舗の職人さんから和菓子の作り方を教わりました。

餡を丸めてあさがおの形にしたり、裏ごし器を使ってあじさいのきんとんを作りました。

そのまま店頭に出せるような素晴らしい出来栄えでした。

最後に、地域の方も交えてお抹茶と一緒においしくいただきました。

和菓子の写真です。

6月19日交流給食時の食育指導(毎月19日の「食育の日」に取り組まれています)

毎月19日、全校児童が一緒に給食を食べる前に、教職員が輪番制でその月のテーマ(食育目標)に沿った食育の指導をします。

今月は、「食べ物の栄養について知ろう!」をテーマに、3つに色分けした食べ物のはたらきを学習しました。

給食後の5時間目の学級活動は、各学年ごとに、テーマをさらに深める食育授業が発達段階に合わせた内容で実施されます。

交流給食時における食育の全体指導の写真です。交流給食時における5年生の食育指導の写真です。

全体指導(左)・5年生の食育指導(右)

7月5日間伐体験

間伐体験の写真です。

子どもの感想

ぼくははじめて間ばつたいけんをしました。とくにおもしろかったのは、皮むきです。さーっとむけてよかったです。木をたおすのも楽しかったです。ドーザザザザザというすごい音がしました。また間ばつたいけんをしたいです。

地域の「山の先生」にお世話になって、間伐体験を行ないました。

周囲に山がせまっている静原小学校ならではの取組みです。

初めに道具の名前や使い方を教えてもらった後、木を切ったり、皮をめくったりしました。

皮をむいた木がこんなに白いこと、水分があることに驚いたり、木の香りを感じたりしました。

昼食はとってもおいしいイワナの塩焼きとカレーライスでした。

8月6日クッキング教室「望ましい朝ごはんづくり」

忙しい朝でも子どもが自分で作れる簡単で栄養面を考慮した献立に挑戦しました。

「初めて玉子をわったけど、うまくわれてうれしかった!」「これなら一人で作れそう」「家で作った味とはまたちがった」などの感想がありました。

クッキング教室の写真です。

メニュー

  • すごもりトースト
  • ピザ
  • かぼちゃスープ
  • かんたんりんごケーキ

6月・7月・8月・9月・12月「はんごうすいさん」

日曜参観の代休日や夏休みの課外学習時にはんごうすいさんを実施しています。

昨年度はカレーライスが中心でしたが、今年度は児童にアンケートをとり、いろんな献立に挑戦しました。

また、夏休みの校庭キャンプでは、児童が3班に分かれ、料理の献立や味、盛り付けなどを競う「クッキングバトル」も行ないました。

飯ごう炊さんで作りたい料理のアンケート結果の写真です。

「はんごうすいさん」の献立

  • 6月「煮込みハンバーグ」
  • 7月「からあげ」
  • 8月「流しそうめん」、「たこやき」、「チジミ」
  • 9月「手作りコロッケ」

ついに収穫だぁ~!

いもほりの写真です。

9月26日いもほり

秋晴れの下、全校児童でいもほりをしました。

いもづるを引っ張ると、3つ、4つと大きな鳴戸金時が顔を見せ、「うわぁ~大きい!!」と歓声が上がっていました。

300株を掘り終え、学校に持ち帰った後は、さすがにみんな疲れ果てて座り込んでいました。

10月5日稲刈り

9月12日にみんなで田んぼの周りに間伐材で作ったかかしを立てました。

かかしに守られた田んぼでは黄金色の稲穂がたくさん実り、稲刈りの日を迎えました。

6人の地域の「田んぼの先生」に教えていただき、カマで稲を刈りました。

稲刈りの写真です。

10月11日ラーメン作りセミナー(環境学習)

ラーメン作りをしている写真です。

ラーメン作りを通じて地球環境問題を考える調理実験を、大阪ガスから講師を迎えて実施しました。

ラーメンを作る時の水の量、火力の選択などから、ごみ問題や環境問題を自分たちの生活と結びつけて考えるという、食についてちがった面からとらえる良い機会となりました。

10月13日「コスモスフェアー」での収穫物の販売

コスモスフェアーで収穫物を販売している写真です。

子ども達が育て、収穫したお米やさつまいもを、地域の秋祭り「コスモスフェアー」で販売しました。

恒例のイベントのため、多くの方が来られ、たくさん買っていただきました。

販売したお米の写真です。

10月16日京料理教室(京都の伝統食学習)

豆腐作りをしている写真です。

10月15日豆腐づくり

京料理教室の写真です。

日本料理アカデミーの協力を得、北白川「ともえ」から京料理の専門家を迎えて、京都の伝統食について学びました。

6つの献立の調理をご指導をいただきながら行ないましたが、おつゆに使った豆腐は、前日に地元の大豆で地域の方にお世話になって手作りしたものです。

地域の方もたくさんご参加いただき、プロの技と味を堪能しました。

 

当日の京料理の写真です。お品書き

  • はも柳川
  • はも棒ずし
  • 秋鯖ずし
  • 特大まきずし
  • ほうれん草と菊菜のゴマあえ
  • 手作り豆腐のおつゆ

10月17日お米マイスターの出前授業

農林水産省のにっぽん食育事業の一つである「お米マイスターのごはんパワー教室」を受講しました。

お米の品種などのクイズも交え、また、育てたお米がどのような過程を経て食卓に上がるのかを学習し、一粒一粒のお米を大切にする気持ちを新たにしました。

お米マイスターによる授業風景の写真です。

10月31日食事バランスガイドの学習

食事バランスガイドの学習風景の写真です。

青果物健康推進委員会から派遣されたベジフルティーチャ-による「食事バランスガイド」の学習をしました。

まず、朝ごはんの大切さを寸劇によって学び、バランスのよい食生活を送るために「食事バランスガイド」の活用の仕方を聞き、実際にバランスのよい朝ごはんをみんなで考え、発表しました。

「これをきっかけに”食事バランスガイド”を家庭でも活用してみましょう!」とお話しがありました。

食事バランスガイドのイラストです。

11月2日自主研究発表会・研究主題「家庭・地域と連携を取りながら、心と体を育む食育の推進」

静原小学校のこの1年間の食育の取組を研究発表会というかたちで、地域の皆さんや保護者、他校の先生方に紹介されました。

各学年の教室では、学年で育ててきた作物をテーマに、野菜やそれを原料にした加工食品を見て触れて、また、インターネットを使って調べたりと、工夫を凝らした授業が公開されました。

学年と題材名

  • 1年「だいずとなかよくなろう」
  • 3年「さつまいものひみつをさぐろう」
  • 4年「ツルレイシ(にがうり)を上手に調理しよう」
  • 5年「育てたにんじんを上手に調理しよう」
  • 6年「いもパワーを知ろう」

全体会では、養護教諭の板垣先生から1年間の食育活動の研究報告が行なわれ、その後、各学年の取組が担任から報告されました。

静原小学校の食育指導は、「地域や保護者と一緒に農業に取り組み、そこでできた作物をみんなで調理し、みんなで一緒においしくいただく」です。このコンセプトどおり、どの学年の取り組みも「食」と「農」をつなぎ、地域の方の協力を得ながら楽しく充実した学習ができたということが表れていました。

自主研究発表会の写真です。

自主研究発表会の写真です。

ホームページで紹介できなかった取組(抜粋)

そば打ち体験の写真です。

おやじの会のお父さんも参加してのそば打ち体験

5月14日さつまいものうね作り

5月21日給食試食会

5月22日さつまいものマルチ(黒のビニールシート)張り

6月28日食育研究授業

8月12日かかし立て

11月18日そば打ち体験

12月18日わら細工(正月飾り作り)

12月26日茶道教室

12月27日赤飯作り

1月8日おもちつき

1月21日わらつと作り

1月29日納豆作り

納豆のわらつとの写真です。

納豆のわらつと

食育ノートの紹介

食育ノートの写真です。

 

「食育ノート」の詳しい内容はこちらから(PDF : 4,091KB)

毎月19日の食育の日の食指導に欠かせないのが学校独自で作成した「食育ノート」です。

その月の食目標に沿って作成された内容で、給食時間の前に教職員が月替わりで食指導を行い、その指導を受けて5時間目の学級活動で各担任が「食育ノート」を活用して指導をしています。

食育ノートのポイント

  • 生きた教材である給食に関心が深まるように、心に残った献立名を書く。
  • 食農の連携を深められるように、育てている作物の生育過程をイラストで書く。
  • 自分で意欲的に調理したり、料理に関心が深められるように自分で作った料理紹介を書く。
  • 家庭と連携を深められるように家庭からの一言コーナーを設けた。
  • 食と生活習慣との関連の意識化を図るために保健室からの一言コーナーを設けた。

児童健康委員会の活動

健康委員会の児童が、毎日給食を食べる前に「今日の献立の紹介」と「献立に含まれる食品の栄養三色分け」を食品カードを使って全校児童に知らせています。

この毎日の積み重ねによって、体をつくる赤の食品・力や熱のもとになる黄色の食品・体の調子を調える緑の食品を意識して給食を味わえるようになってきています。

児童健康委員会の様子の写真です。

静原小学校で食育に取り組んで

椹木校長先生の写真です。

椹木校長先生

本校は、学校運営協議会の取組で「地域ぐるみの学校づくり」を行っています。その中の1つの取組が「地域ぐるみの体験活動」です。保護者・地域の皆様のご協力 により、田や畑でいろいろな作物を育て、収穫物をみんなでおいしくいただくというすばらしい体験をすることができています。この食農教育の取組により、「児童の生きる力」を育てることができていることや豊かな自然が残っている「自分たちのふるさと静原」のすばらしさも体験を通してきづいてくれていることを大変うれしく思っています。

板垣先生の写真です。

養護教諭の板垣先生

食べることは、体の成長や病気の予防につながります。 しかし、ただ栄養をとるという食べ方ではなく、栽培にこめられた願いや調理時に相手を思いやる気持ち等を想像し、感性をフルにきかせて食べることができるようになり良かったなと感じています。この点からも食育は、人間形成に関わる教育だと実感しました。

児童の感想

  • 食育の日の勉強で、いろいろな国の食べ物や京都の伝統食についてよくわかった。

  • 家族でそばうちをしたのがおもしろくて、おいしかった。

  • 納豆づくりはにおいがしたけれど、おみやげに家族にもって帰って喜んでもらえた。

  • 赤・黄・緑の栄養について考えてバランスのよいものをしっかり食べたい。

  • おじいちゃんや、おばあちゃんに学校で米作りを教えてもらってうれしかったし、よくわかった。

  • 大豆から豆腐を作ったり、納豆を作ったりできたのでびっくりした。手作りは時間がかかるけれど、添加物などがはいっていないので安心して食べられる。

食育の活動に協力された地域の方々の写真です。

ご協力いただいた地域の方の紹介

(校内に、写真と子どもたちが書いた

紹介文が展示されています。)

保護者の皆さんの感想

  • 米づくりや納豆づくりが楽しかったようです。今まで、気にもならなかった「食べること」に関心をもつ良い機会になったと思います。
  • 納豆づくりのあと、家に帰ってから広告をこまかく切り、わらに見立てて作り方を教えてくれました。昔ながらの納豆をあじわうことができて良い取組だと思います。
  • 食べることだけではなく、工夫して料理したり、食材に興味をもったりするようになりました。作る楽しさや、もてなす喜びを知り、食に対して高い意識をもつようになったと思います。
  • 栄養のバランスに気をつけて献立を考えられるようになり、家での食事メニューにも注文をつけるようになってきました。
  • 家庭の味や伝統食に興味をもったようです。それらをこれから伝えていってほしいです。
  • 食べ物に感謝して食べる気持ちがつよくなったように思います。「粗末にしないように」と口で言うよりも、自分で作ったものを大切にする気持ちが育ったと思います。
  • 子どもの食育のおかげで、親のほうもあらためて食の大切さに気づかせてもらえました。
  • 豊かな自然の中で地域の方と交流し静原の地が育んだ命を、仲間と家族といただく静原の子どもたち。この経験は一生のかけがえのないものとなるにちがいありません。
  • 家族のために、心をこめて食事を作る姿を、親として見せなければいけないと思うようになりました。

 

 

地域の方、保護者の方のご協力を得て、この1年間の静原小学校の食育は、大変充実したものになりました。児童が自然の中で多くの方に支えられ、体験をし学んだことは、「生きる力」となって、また次の世代に受け継がれることでしょう。”食べることは生きること”です。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当者:食育班
代表:075-451-9161(内線2284)
ダイヤルイン:075-414-9771
FAX:075-417-2149

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