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「高取町教育ファーム推進協議会」の取組事例

高取町では、「高取町教育ファーム推進協議会」が実施主体となって、町内小学生等を対象に、植え付けから収穫までの農業体験や収穫した作物を食すことを通じて、食に対する関心・興味を醸成し、食の大切さと食を支える農の役割の理解を深める取組をすすめています。また体験学習を通じて生産者や地域の人々との交流も図っています。

高取町教育ファーム推進協議会の取り組みの紹介

以前は、小学校の農業体験に各団体が個別に対応していましたが、一連の農作業等の体験の機会を通じて、子どもたちが自然の恩恵や食に関する人々の様々な活動への理解を深めるためには、町内の関係機関や団体が互いに連携をはかることが大切であるということ
から、2008 年度に「高取町教育ファーム推進協議会」が立ち上がりました。
協議会を構成する各団体等が連携をとり、町内の遊休農地を活用して、今年度は町立たかむち小学校の全校児童を対象に取り組んでいます。

 

*** 22年度の紹介 ***  各学年の体験作物等

1・2年生: サツマイモ
3年生: ニンジン、大根
4年生: すいか、かぼちゃ
5年生: もち米、大豆、みそ作り
6年生: ごんだ汁調理体験・地域住民との交流

 

主な作業

5月上旬: もち米の育苗
       中旬: すいか・かぼちゃの種まき
6月上旬: サツマイモの苗の植え付け、田植え
       下旬: 大豆の植え付け
9月上旬: かぼちゃの収穫
10月上旬: サツマイモの収穫、大根・人参の植え付け
       中旬: 稲刈
11月上旬: 脱穀
12月中旬: しめ縄づくり
1月下旬: 大根の収穫
2月中・下旬: ごんだ汁の調理体験、こんぐり餅作りとみそ作り

 

主な体験の様子

もち米:籾まき  5月6日

 

5年生が籾まきをしました。「籾まき」は稲の種まきのことです。
まず、育苗箱に土を敷き詰めて、表面を平らにならします。

 

 もち米籾まき

 

籾は機械を使ってまきます。機械のハンドルをくるくると回すと、土が敷き詰められた育苗箱がレーンを進み、ホッパーから籾がパラパラと落ちて、育苗箱にまかれていきます。さらにレーンを進んでいくと、籾の上に土が落ちてきます。この機械のおかげで自動的に籾まきができます。

 

 もち米籾まき2

かぼちゃ・すいか:種まき  5月18日

4年生がかぼちゃの種まきをしました。
それぞれが育苗ポットに土を入れて種をまきます。

 かぼちゃすいか種まき

 

いろいろな種類のかぼちゃの種を植えました。収穫時にはどんなかぼちゃがとれるのか、今からとても楽しみです。

 

 かぼちゃすいか種まき2

さつまいも:苗植え  6月8日 

1年生と2年生がさつまいもの苗植えをしました。地域のおじさんたちからさつまいもの植え付けについて話を聞きました。

 さつまいもの苗うえ1

 

植え方を教えてもらいながら、畝に苗を植えていきます。

 

 さつまいもの苗植え2

もち米:苗 

学校には籾まきをした苗が元気に育っています。

 もち米の苗

もち米:田植え  6月15日

5年生がもち米の田植えをしました。しるしをつけた縄ひもを田んぼの真ん中に張ります。
田んぼの真ん中で向かい合わせ一列になって、縄ひものしるしがある場所に苗を植えていきます。植えた後は、後退しながら植えていきます。

 もち米の田植え1

保護者の方も参加して、たくさんの苗を植えることができました。

 もち米の田植え2

大豆:植え付け  6月25日 

5年生が大豆の植え付けを行いました。
芽が出やすいように、植え付けるときに豆の向きに気をつけて、丁寧に植え付けを行いました。

 大豆の植え付け

かぼちゃ:収穫  9月6日

かぼちゃの収穫です。こんな大きなジャンボかぼちゃが収穫できました。

 かぼちゃの収穫

いろいろな大きさ、おもしろい形、色とりどりのかぼちゃがこんなにたくさん収穫できました。大豊作でした。

 かぼちゃの収穫2

さつまいも:収穫  10月8日

さつまいもの収穫の日です。生産者の方に掘り方を教えてもらいながら傷をつけずに、途中でツルが切れてしまわないように丁寧に芋
を掘ります。 

 さつまいもの収穫1

ツルには大きな芋も小さな芋もついていました。
 

 さつまいもの収穫2

大根・人参:種まき  10月8日

3年生による大根と人参の種まきを行いました。まっすぐに根が伸びるように、よく耕されて高めに畝立てした畑に植えていきます。

 大根人参

種をまいた後は、手のひらでおさえるように土をかけます。冬には大きな大根がとれますように。

 大根人参種まき3

もち米:稲刈り  10月19日

鎌を使って稲刈りをします。ほとんどの児童は鎌を扱うのが初めてです。鎌でけがをしないように、生産者の方に教えてもらいなが
ら慎重に稲刈りをします。生産者のおじさんやおばさんが、サクサクとテンポよく、鎌で刈っているのを見て、すごいなーと思います。 

 

もち米の収穫1

「バインダー」という機械を使って稲刈りもしました。バインダーは、稲を刈るだけでなく、刈り取った稲を自動的に束ねてくれます。

もち米の収穫2 

鎌で刈った稲はワラで束にしていきます。上手に束ねることができたかな? 

 もち米の収穫3

収穫した稲穂はまだ水分が高いので、稲を束ねて「はざかけ」という方法で天日干しで乾燥させます。たくさんの稲を収穫できました。 

もち米の収穫4 

昔から町に伝わる素朴なおやつ「こんぐり」というおもちを地域の方が焼いています。「こんぐり」とは、きなこなどを入れてついたおもちのことで、思い思いの願いをこめてギュッと握って、おもちに指の跡をつけてから焼きます。
 

 もち米の収穫5

高取町のおじいさんやおばあさんが子どもの時におやつに食べた「こんぐり」。稲刈りした後に子どもたちがおやつとしていただきました。ほんのりと甘く優しい味のおもちです。 

 もち米の収穫6

もち米:脱穀  11月9日 

今日は「脱穀」という作業をします。10月19日に稲刈りをして、はざかけで天日乾燥させていた稲穂はよく乾きました。「脱穀」とは稲穂を「わら」と「もみ」にわける作業です。

 もち米の脱穀1

脱穀は「コンバイン」という大きな機械を使って行いました。乾燥した稲穂をコンバインに通すとあっという間に脱穀ができます。

 もち米の脱穀2

地域の方々が大きなお鍋で「ごんだ汁」を作って下さいました。「ごんだ汁」はこのあたりに伝わる郷土食で、根菜などの野菜がたっぷりと入ったものです。この日は寒い日でしたが、「ごんだ汁」を食べたら、体がホッカホカに温まりました。

 もち米の脱穀3

もち米:しめ縄作り  12月10日

5年生によるしめ縄づくりを行いました。「縄をなうのが初めて」という子どもたちがほとんどですが、地域の方に教えてもらいながらしめ縄を作っていきます。

もち米のしめ縄作り1 

最初はたどたどしい手つきだったけれど、最後はみんな上手にできるようになりました。

 もち米のしめ縄作り2

仕上げに裏白とダイダイをつけて、みんなのしめ縄が完成しました。

 もち米のしめ縄作り3

大根:収穫  1月26日

3年生による大根の収穫日です。葉っぱを持って引っ張ると、白い大きな大根が出てきました。途中で大根をおらないように気をつけて引
きます。

大根の収穫1 

色がとてもきれいな赤かぶも収穫しました。

 大根の収穫2

ごんだ汁とおにぎりの調理体験  2月10日 

高取町の伝統料理のごんだ汁とおにぎりづくりの調理体験を6年生で行いました。

 ごんだ汁とおにぎり1

出来上がったごんだ汁とおにぎりは、保護者や生産者、地域の人たちと一緒に食べて交流を深めました。

 ごんだ汁とおにぎり2

こんぐり餅とみそづくり  2月22日、24日 

もち米の栽培に取り組んだ5年生はこんぐり餅とみそづくりを行いました。こんぐり餅は、願いを込めてお餅をギュッと握った跡をつけて完成です。

こんぐり餅とみそづくり1 

みそづくりの1 コマ。大豆は蒸してから、機械を使ってつぶします。おいしいみそができますように。

 こんぐり餅とみそづくり2

高取町の教育ファームは「地域を大切にし、農業を守っていきたい。」「みんなの手で子どもたちを育てていこう」という地域の人々の熱心な思いが伝わってくる活動です。子どもたちはあたたかく、きめ細やかなサポートを受けながら、年間を通じての農業体験や各体験から食に対する関心を高め、食と農業の大切さに理解を深めています。

お問い合わせ先

消費・安全部消費生活課 
担当者:食育情報専門官
代表:075-451-9161(内線2218)
ダイヤルイン:075-414-9771
FAX:075-417-2149

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