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近畿農政局

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オリーブの栽培で地域を活性化!由良オリーブを育てる会

今回は、宮津市由良地区の「由良オリーブを育てる会」会長 藤本徳雄さんをはじめ、役員のみなさまにお話を伺いました。みかん畑であった耕作放棄地を解消し、地域を活性化するため、オリーブの栽培を開始。苗木250本から始めた生産活動は、今では2,000本を栽培するまでに規模を拡大されています。毎年秋には、由良地区で「オリーブ祭」が開催され、新鮮なオリーブで作られた商品や地元農産物を求め、多くの人で賑わいます。


由良オリーブを育てる会のみなさん
由良オリーブを育てる会のみなさん

「由良オリーブを育てる会」のご紹介

平成25年10月、宮津市由良地区において、耕作放棄地を活用し、オリーブを宮津市の特産品にしようと、藤本徳雄代表を筆頭に6名のみかん栽培農家等が「由良オリーブを育てる会」を立ち上げました。今では、17名の会員により2.8haの農地に約2,000本のオリーブが栽培されています。

オリーブの栽培風景と搾油機
オリーブの栽培風景と搾油機

オリーブを使用した製品の生産について

収穫したオリーブを搾油機に通し、フレッシュで芳醇な香りの「オリーブオイル」が生産されます。また、オリーブの葉を使用した「オリーブ茶」や、実を塩水に漬けた「オリーブの新漬け」等に加工し販売されています。お菓子用に葉を粉(パウダー)にする加工や「オリーブ茶」の製造を地域の障害者施設に委託するなど農福連携にも積極的に取り組まれています。

市町村・地域自治功労者表彰授賞式会場にて
市町村・地域自治功労者表彰授賞式会場にて

「市町村・地域自治功労者表彰」受賞

「由良オリーブを育てる会」のこれらの取り組みは、地域の振興と発展に活力を与える活動として高く評価され、令和元年6月19日に京都府立府民ホールにて「市町村・地域自治功労者表彰」を受賞されました。藤本代表は、「これからも宮津の地をオリーブで盛り上げていきたい。」と力強く今後の抱負を述べられました。


◎由良オリーブを育てる会ホームページ
https://www.yura-olive.com/
※今年の「オリーブ祭」は、令和元年10月27日(日曜日)に開催予定ですが、詳細は今後、「由良オリーブを育てる会」ホームページに
掲載される情報をご確認ください。


◎「農」と福祉の連携
農林水産省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kourei.html

お問合せ先

京都府拠点
担当者:総括班
ダイヤルイン:075-414-9015