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近畿農政局

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山里に育つササユリをいつまでも残しておきたい
~深野ササユリ保存会~


宇陀市室生深野地域では、「深野ササユリ保存会」を組織し、ササユリの保存に取り組んでいます。

この地域は、31年前から、地域の過疎化、地域の活力低下を防ぐため、「都市との交流」を積極的に進めており、多くのハイカーなどが訪れるようになりました。
そこで、「ササユリ」がふる里の思い出として、都市に暮らす多くの人々の記憶にあることを知った代表の北森義卿氏は、減少するササユリを自分たちの手で守ろうと、12年前に保存会を立上げました。僅かに残ったササユリの生息地の草刈りや播種、一株ずつの生長を記録するなど、ササユリの保存に努めています。

このような努力が認められ、平成24年には、日本ユネスコ協会連盟の「未来遺産」活動として、【いやしの里深野を目指して。希少になったササユリ保護・増殖活動】が認定されていました。

毎年開催される「ササユリ鑑賞会」を心待ちにして、遠方からも多くの方々が訪れ地域との交流を深めているほか、金沢市の「日本ササユリの会」の皆さんも遠くからバスで訪れるなど、活動の輪も広げられています。

ササユリの開花時期は5月下旬から6月下旬です。来年の開花を楽しみに深野地区へ訪れてみてはいかがでしょうか。

(取材・撮影:平成29年6月)


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淡いピンク色が美しい「ササユリ」


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   保存地区に苗を植えて、栽培・管理をしています

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   種を蒔いてから開花するまで10年かかるそうです

   (写真は播種後4年)

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   「ササユリ鑑賞会」では、参加者に苗の植え付けをお願いしており、

   毎年ササユリの生長を楽しみに深野を訪れる方も多いようです

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   地域住民が一丸となって

   深野地区の美しい景観を守っています

お問合せ先

奈良県拠点
電話:0742-32-1870
fax:0742-36-2985