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近畿農政局

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地域の歴史・文化を受け継ぐ大和野菜「大和三尺(やまとさんじゃく)きゅうり」


「大和三尺きゅうり」は、奈良県が認定する「大和野菜」(大和の伝統野菜)の一つで、平成18年に認定されました。


「大和三尺きゅうり」は明治後期に奈良県内で選抜された品種で、大和高原地域を中心に栽培されていましたが、昭和30年代に多収で扱いやすい丈の短い品種が開発され、次第に短いキュウリに移行し、栽培が縮小していきました。
当時は、漬け物、煮炊き物、酢の物で食されていましたが、現在は、主に奈良漬の原料として流通しています。

天理市福住町で「大和三尺きゅうり」を栽培するNPO法人日本無形文化継承機構(理事長:前嶋文典氏)は、かつての地域の特産品を知ってもらおうと、3年前から天理市福住小学校の子どもたちと大和三尺きゅうりの栽培と奈良漬・福神漬の加工体験を続けています。

今年から、京都光華女子大学健康科学部の稲熊研究室と、野菜摂取と健康をテーマに共同研究にも取り組んでいます。

前嶋氏は、「地域の歴史・文化を受け継ぐ伝統野菜ならではの、新たな用途、地域研究素材、農村体験プログラム利用などの可能性を見つけ、大和の伝統野菜を継承したい」と抱負を語られました。

(取材・撮影:平成30年8月)


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   「大和三尺きゅうり」の収穫期は8月~9月

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   三尺の名のとおり

   長いもので三尺(90cm)にもなるそうです

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   生産者の前嶋氏(写真左)とインターン生の奈良女子大学の皆さん

   (天理市福住町のほ場)

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   歯切れの良い食感が特徴です

   写真はいずれも「大和三尺きゅうり」で

   長さは40cm~50cm

(注)
「大和野菜」
    奈良県では、本県の特産品として特徴をアピールできる「大和の伝統野菜」「大和のこだわり野菜」を認定しています。
  「大和三尺きゅうり」は「大和の伝統野菜」として平成18年に認定されました。

「大和の伝統野菜」
    戦前から奈良県内で生産が確認されている品目で、地域の歴史・文化を受け継いだ独特の栽培法等により、
  「味・香り・形態・来歴」などに特徴を持つものを奈良県が「大和の伝統野菜」として認定しています。

  奈良県ホームページ「大和野菜」

     http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=2767

  天理市福住小学校ホームページ
     http://ed.city.tenri.nara.jp/fukusumi-el/index.cfm/44,1699,html

  Facebook「大和野菜」
     http://www.facebook.com/yyasai/?ref=bookmarks


お問合せ先

奈良県拠点
       電話:0742-32-1870
       fax:0742-36-2985