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近畿農政局

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イチジク革命で周年出荷~もうかる農業で産地に活力を~

羽曳野市  藤井  貫司(ふじい  かんじ)さん

イチジク畑に立つ藤井さん
藤井  貫司さん(令和元年8月)

農業の概要
  経営面積  75アール
  果樹栽培でいちじく
  その他に水稲、碓井えんどう、トマト
 
 
営農・経営の特徴
  大学を卒業後、サラリーマンを経て、農業には「ビジネスとして広がる可能性」があると考え、2012年に親元就農。
  藤井さんと父、母、妻及び従業員1名の家族経営。
  特徴的な栽培としては、本年から新しい取り組みとして「ポット養液栽培」に挑戦、併せて、ハウスの加温と剪定時期の調整で周年出荷体制確立するため取り組んでいます。
  これらは、自らが「イチジク革命」と名付けたもので、生産者の高齢化が進む中、自らが「もうかる実績」を作り、大阪のいちじくをブランド化したいとの思いからです。
  この「イチジク革命」については、平成31年2月に行われた第3回おおさかNo-1(のうわん)グランプリで発表し、グランプリを獲得しました。
  また、若手農業者が集う大阪府4Hクラブでは、約150名の代表として会長を務めています。
 
  
将来展望
  「イチジク革命」を成功させ、周年出荷でもうかることを実践し農業には魅力があることを伝え、若い仲間(生産者)を増やし、大阪農業を盛り上げて行きたい。
  
 
おおさかNo-1グランプリとは
  大阪府とJAグループ大阪が、若手農業者のチャレンジ意欲の喚起等に向け、経営強化プランのコンテストを開催し、優秀者を表彰するとともに、JAグループ大阪や協賛企業から資金・技術等を提供し、そのプラン実現を支援している。
 
 
4Hクラブとは
  農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したもので、大阪府4Hクラブには約150名の若手生産者が集っています。

赤く色づくいちじく
収穫を待つ露地のいちじく
(令和元年8月)

ポットに植えられたイチジクが並ぶ
ポット養液栽培の栽培風景
(令和元年8月)
葉が少し出始めている苗木
成長を待つポット養液栽培の苗木
(令和元年8月)

グランプリ受賞時のパネル
グランプリ受賞の証(令和元年8月)

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