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近畿農政局

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農福連携事業のフロンティア!

滋賀県栗東市|特定非営利活動法人縁活

~地域をつなぐこころみ~
滋賀県栗東市で障害のある人達が自立して生活するための支援を行っている特定非営利活動法人法人縁活(以下、「NPO法人縁活」という。)の事業所おもやを訪問し、代表者の杉田健一さんと農福連携事業の取組を中心に、現状と課題、今後の展望について意見交換を行いました。
NPO法人縁活は、平成21年に設立され、障害者が共同生活をするグループホームの運営や障害者等が就労する「事業所おもや」の運営を行っています。
おもやでは、農園事業として、地域の耕作放棄地を借り受け、障害者と一緒に水稲・野菜・いちじく・こんにゃく芋等1.8ヘクタール程度作付けしているほか、周辺農家からの作業委託も受けておられます。
また、飲食事業として農業カフェレストラン「オモヤキッチン」や野菜加工施設「セントラルキッチン」を運営し、地域コミュニティの場を提供するとともに自らが生産した野菜等を調理し提供しています。

意見交換の様子

意見交換の様子

杉田代表から、NPO法人縁活の農福連携事業の取組を中心に現状と課題・今後の展望についてお話いただきました。
NPO法人縁活では、現在26名の方が利用されており、就労部門として「おもや農園」、「オモヤキッチン」、「セントラルキッチン」を運営されています。

 

レストランカフェ

レストランカフェ

NPO法人縁活が運営する「オモヤキッチン」。

 

本日のメニュー

本日のメニュー

壁一面の黒板にカラフルなチョークで書かれたメニューは、あたたかみを感じさせてくれます。

また、使用されている主な野菜の生産や生産地も表示されていました。
どのメニューにも自ら育てられた野菜をふんだんに使用されています。

 

農家の昼ごはん

農家の昼ごはん

日替わりセットは、自然栽培の玄米ごはんも付いてボリューム満点。

野菜をたくさん摂れるメニューです。
お茶は、自家製イチジク茶とのことです。

 

              自家製野菜やケーキ販売コーナー

 

自家製野菜やケーキも販売!!

「おもや農園」で自然栽培で生産された野菜を販売する「おもやの野菜たち」のコーナーでは、計り売りも行われています。
美味しそうなケーキも手作りされています。
その他にも、自家栽培のイチジクを使ったお茶やこんにゃく芋づくりも軌道にのりはじめ、様々な加工品の製造にも取り組んでおられます。
小さな空間におもやの取組がぎゅっと凝縮されています。

今後のご活躍を期待しております。

 NPO法人縁活おもや
     https://enkatsu.or.jp/   

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261