橋爪道夫さん
耕作放棄地のアボカド
ベーコン種
ハス種
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南国フルーツで耕作放棄地再生 (海南市下津町 橋爪 道夫さん)
農業経営の概要
アボカド10aとホワイトサポテ10aを30年前から露地で栽培しており、昨年から耕作放棄地60aに新しくアボカドとホワイトサポテの作付けを始めました。アボカドの品種は「ベーコン種」と「ハス種」を栽培しています。 他にキウイフルーツ、みかん、施設でキュウリを栽培中です。
課題
アボカドは比較的病虫害には強いのですが、適用される農薬が殆どありません。幼果期にカメムシの被害に遭うと果肉がコルク化されます。特に「ハス種」は外観から判別が難しいので、時々お客さんからクレームが入ることがあります。 また、一昨年、耕作放棄地を再生しましたが、10年以上放置された山間部であったため、重機が入らず、人力での作業となり時間を要しました。
将来に向けて
海南市下津町の主要作物は「温州みかん」ですが、作付地は山を開拓した段々畑が多く、後継者も少ないため耕作放棄地が年々増えています。 今後も耕作放棄地を減らすため、南国フルーツを普及させたいと思っています。
和歌山県拠点から一言
「ベーコン種」は果皮が薄くキズつきやすいため、輸入品はないそうですが、食味が良く11月末までに収穫は終えるとのことでした。詳しくは橋爪農園のHPをご覧下さい。
橋爪農園のホームページアドレス http://avocado-hashidumenouen.com/
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お問合せ先
和歌山県拠点
電話:073-436-3831
FAX:073-436-0914