杉浦組合長
高設栽培の「まりひめ」
奥様と
土耕栽培の収穫作業
3月頃の二番果は大粒な物も
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地域農業を牽引する苺生産組合長 (那智勝浦町苺生産組合 組合長 杉浦 仁さん)
農業経営の概要
イチゴ「まりひめ」25a(すべてハウス栽培)とナス10aを夫婦で栽培しています。イチゴの出荷時期にはパート従業員を2~3名雇用し、イチゴは主にJAへの出荷です。 また、食育活動の一環として、小学生の収穫体験にナス畑の一部を提供しているほか、Aコープ等で年5回程度実施するイベントに参加し、生果のほかにイチゴのスムージーやケーキ店とコラボした苺大福等の販売も好評を得ています。
課題
生産規模拡大には自己資金では限界があるため、資金借入の必要性を感じています。 また、高齢化により10年後の地域農業が心配。荒廃農地の増加及びそれに伴う鳥獣被害の拡大が懸念され、対策が必要です。
将来に向けて
生産組合では、全員が生産品種を「まりひめ」に統一し、品質向上に取り組んでいます。 また、個人的には観光農園を視野に、量より質にこだわったイチゴの生産規模拡大を考えています。
県拠点からひとこと
杉浦組合長は、東牟婁地方農業士会会長、JAみくまの理事でもあり、地域を牽引する農業者として活躍されています。
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お問合せ先
和歌山県拠点
電話:073-436-3831