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アグリ・インフォ九州第167号

アグリ・インフォ九州第167号(2015年3月6日発行:九州農政局)

今月の話題 

☆コラム・こらむ☆

 

「地域おこし」と「統計」

                九州農政局 統計部長  黒木 弘盛(くろき ひろもり) 

 1, とぴっくす

■九州

【1】農地集積のための総合的な対策について
【2】「六次産業化・地産地消法」に基づく事業計画の認定について
【3】「オール九州農水産物トレードフェアinシンガポール」の開催について
 

■全国

【1】稲作農業の体質強化緊急対策事業の最終募集を行います!
【2】家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針(骨子案)」に対する国民の皆様からの御意見の募集について
【3】全国農林水産業・地域の活力創造協議会を開催しました。

2,情報定期便

【1】数字でみる農林水産業

【2】食育イベント情報(平成27年3月以降)

【3】九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ! 

☆コラム・こらむ☆

「地域おこし」と「統計」 

                九州農政局   統計部長  黒木 弘盛(くろき ひろもり)

 

皆さんは、「宇都宮市と浜松市の餃子戦争」というのをご存じでしょうか。

「戦争」というと大げさかもしれませんが、餃子の消費量日本一を巡る両市の争いを誰かが「戦争」と表現したようです。

発端は、総務省の家計調査です。

1990年、宇都宮市は餃子の消費量日本一だったことを活用して「地域おこし」を計画しました。「餃子の街、宇都宮」をPRし、餃子を中心としたイベントを始めました。

一方、浜松市は元々餃子の消費量が多かったようですが、政令指定都市でなかったため、その消費量が公表されていませんでした。ところが、平成の大合併で政令指定都市になり、家計調査の公表対象都市になりました。

2011年、浜松市は宇都宮市を抜き、日本一の消費地になりました。

浜松市もまた餃子を利用して「地域おこし」を企画したため、両市の餃子を巡る争いが勃発し、現在も続いているようです。

しかしながら、両市とも「餃子消費量日本一」をうまく利用し、双方とも「地域おこし」に活用するとともに、餃子を利用した交流事業等を行い、ますます地域を活性化させています。

さて、九州各県には、多くの日本一の生産量を誇る農産物があります。例えば、福岡のたけのこ、佐賀のハウスミカン、長崎のびわ、熊本のトマト、大分のしいたけ、宮崎のキュウリ、鹿児島のかんしょ等があります。これらを利用した「地域おこし」を一工夫して企画してはどうでしょうか。

その場合、ライバルが必要です。その生産が拮抗する県などがあれば、相乗効果が発揮でき、二つの地域で「地域おこし」ができると思います。

ライバルがいないと人々に闘争心が起きないために企画が萎んでしまうことが想定されます。

最後に、消費量や生産量を使った「地域おこし」では、レフリーになる正確な統計が必要であると同時に、地域の人たちが一丸になって「2位じゃだめなんだ。1位じゃなきゃ。」と思う気持ちが絶対に必要でしょう。

 

 1,トピックス  

九州

【1】農地集積のための総合的な対策について

現在の我が国の農業構造を見ると、担い手への農地流動化は毎年着実に進展し、担い手の利用面積は農地全体の約5割となっているところですが、農業の生産性を高め、競争力を強化していくためには、担い手への農地集積・集約化を加速し、生産コストを削減していく必要があります。

このため、本事業により、農地の中間的受け皿となる農地中間管理機構の設立と当該機構による担い手への農地集積・集約化を支援します。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/kouzoukaizen/nouchikakuho_shien/nouchiriyoushuseki.html

 (担当)経営・事業支援部 農地政策推進課

 


 

【2】「六次産業化・地産地消法」に基づく事業計画の認定について

九州農政局は、「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(六次産業化・地産地消法)」(平成22年法律第67号)に基づき、申請された事業計画について、平成26年度第3回目(本法施行後12回目)の認定を行いました。

今回の認定件数は23件で、認定累計件数は362件となりました。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/keiei/zigyo/150227.html

  (担当)消費・安全部 安全管理課


【3】「オール九州農水産物トレードフェアinシンガポール」の開催について

九州農業成長産業化連携協議会・日本貿易振興機構(ジェトロ)は、シンガポールにおいて、九州産農水産物・食品の輸出商談会を現地バイヤーを招いて開催します。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。
 【日本貿易振興機構(ジェトロ)ホームページ】
 ⇒ http://www.jetro.go.jp/events/item/20140929972/

 【九州農政局ホームページ】
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/keiei/zigyo/150304.html

 (担当)経営・事業支援部 事業戦略課

 


 

 全国

【1】稲作農業の体質強化緊急対策事業の最終募集を行っています。

農林水産省では、米価変動にも対応できるよう稲作農業の体質を強化するため、稲作農業者が取り組む生産コスト低減の取組等を支援します。

稲作農業者が、生産コスト低減計画を策定し、この計画に基づき行う取組(肥料・農薬代などの資材費の低減や育苗作業などの労働時間の短縮を図る取組、直播栽培、農業機械の共同利用)を支援します。

支援を受けるためには、平成27年3月19日(木曜日)までに「稲作農業の体質強化対策申込書」をお近くの地域農業再生協議会へ提出する必要があります。

既に生産コスト低減に向けた取組を行っている方でも、更なる低減に向けた新たな工夫をしていただければ支援の対象になる等、取り組みやすい内容となっております。

 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
 ⇒ http://www.maff.go.jp/j/seisan/nosan/inasaku_kyouka.html

 


 

【2】「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針(骨子案)」に対する国民の皆様からの御意見の募集について

農林水産省は、「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」の変更に当たり、骨子案に対する国民の皆様からの御意見を募集します。

「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」(以下「基本方針」という。)は、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(平成11年法律第112号)第7条に基づき、農林水産大臣が定めるものです。

今般、平成19年3月に策定された現行の基本方針を見直し、畜産環境をめぐる情勢の変化等を踏まえて基本方針を変更することとしましたので、基本方針の骨子案について、広く国民の皆様からの御意見を募集いたします。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
 ⇒ http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_kikaku/150302.html

 


 

【3】全国農林水産業・地域の活力創造協議会が開催されました。

農林水産業・地域が将来にわたって国の活力の源となり、持続的に発展するため、関係者間の情報及び意見の交換、相互の連携等を図ることにより、関係者一体となった取組を推進することを目的として、「全国農林水産業・地域の活力創造協議会」を開催しています。

平成27年2月26日第8回の全国農林水産業・地域の活力創造協議会が開催されました。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
 ⇒ http://www.maff.go.jp/j/kanbo/saisei/zenkoku_kyogikai/dai6kai_zenkoku_kyogikai.html


 2,情報定期便 

【1】数字でみる農林水産業 

◆野菜の入荷量と価格の見通し(平成27年3月)  福岡市中央卸売市場

 平成27年3月の主要野菜(16品目)は、九州産を主体に北海道産の入荷となります。
 一部品目において2月上旬の低温等の影響があるものの、生育は概ね順調に推移すると見込まれることから、総じて前年並みと見込まれます。

 主要野菜の価格は、葉もの類を中心に産地・作型が切り替わり、春野菜が出始めること等から、総じて前月を上回ると見込まれる。


 詳しくは、こちらをご覧ください。
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/tokusan/150227.html

 (担当)生産部 園芸特産課

 


 

 統計新着情報ご案内(全国、都道府県及び九州)

〔2月 6日〕地球温暖化の農林水産分野への影響及び地球温暖化適応策に関する意識・意向調査

〔2月10日〕平成26年産かんしょの作付面積及び収穫量

〔2月10日〕平成26年産そばの作付面積及び収穫量

〔2月10日〕平成26年産てんさいの作付面積及び収穫量(北海道)

〔2月10日〕平成26年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量

〔2月10日〕平成26年産飼肥料作物の作付(栽培)面積

〔2月10日〕平成26年産春植えばれいしょの作付面積、収穫量及び出荷量

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年個別経営の営農類型別経営統計(経営収支) -水田作経営-

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年個別経営の営農類型別経営統計(経営収支) -畑作経営-

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年個別経営の営農類型別経営統計(経営収支) -野菜作・果樹作・花き作経営-

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年個別経営の営農類型別経営統計(経営収支) -酪農・肉用牛・養豚・採卵養鶏・ブロイラー養鶏経営-

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年個別経営の経営形態別経営統計(経営収支)(全国、九州)

〔2月13日〕農業経営統計調査 平成25年組織経営の営農類型別経営統計(経営収支)(併載:経営形態別経営統計)

〔2月17日〕平成26年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量

〔2月24日〕平成26年産大豆、小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の収穫量

〔2月24日〕平成26年産茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量

〔2月24日〕平成26年産こんにゃくいもの栽培・収穫面積及び収穫量(主産県)


 詳しくは、こちらをご覧下さい。
 【全国】 http://www.maff.go.jp/j/tokei/index.html

 【九州】 http://www.maff.go.jp/kyusyu/toukei/ht_all_21.html

  (担当)統計部 統計企画課 


【2】食育イベント情報(平成27年3月以降)   

九州地域においては、多様な関係者により、食の安全や食育に関して様々な活動が行われています。これらのうち、九州農政局が把握しているイベント等について、「食育イベント情報」として取りまとめましたのでお知らせします。

現地で取材をされる場合は、事前に「問い合わせ先」へご確認頂きますようお願いいたします。

(3月以降の主な取組)

  • 福岡市で「西部ガス食文化スタジオ 講座&セミナー」を開催 (3月1日、12日、21日、4月7日)
  • 佐賀県諸富町で「MORODOMI農業女子会~農業体験女子~」参加者募集(3月14日)
  • 長崎県佐世保市で「無肥料有機野菜作り研修会」を開催(3月14日)
  • 熊本県水俣市で「棚田食育士養成講座」を開催(3月14日~15日)
  • 大分県別府市別府大学短期大学部で「育ドル娘と学ぼう県産豚肉講座」を開催(3月14日)
  • 宮崎市で「第14回 食・農・環境 宮崎県民フォーラム 学習会」を開催(3月17日)
  • 鹿児島市かごしま環境未来館で「環境学習講座」を開催(3月1日、11日、21日)

 

 詳しくは、こちらをご覧ください。
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/seikatsu/150226.html

  (担当)消費・安全部 消費生活課


【3】九州農政局「消費者の部屋」からのお知らせ! 

九州農政局「消費者の部屋」では、食料・農業・農村に関する各種施策の情報提供や普及啓発を行っています。

平成27年3月は、「食品のトレーサビリティ」をテーマに特別展示を実施します。

また、それに併せて、東日本大震災が発生した3月11日をはさんだ3月9日~20日の2週間、東北農政局が作成した被災地での「食と農」の取組を、パネルでご紹介します。

皆様のご来場をお待ちしています。

◯テーマ:「食品のトレーサビリティ」 

◆期  間

平成27年3月9日(月曜日)~3月31日(火曜日)
展示時間は8時30分~17時15分(土日、祭日を除く。)
 ただし展示初日は13時00分から、最終日は12時00分まで

 

◆展示場所

熊本地方合同庁舎A棟1階 消費者の部屋

 

◆内  容

食品のトレーサビリティとは、食品の生産や加工、流通などの食品の移動を把握する仕組みのことです。
米や牛のトレーサビリティ法及び食品トレーサビリティについて、パネル等で分かりやすくご紹介します。

◇パネル展示とパンフレット等の配布
  ・食品トレーサビリティとは?
  ・食品トレーサビリティに取り組みましょう!
  ・牛肉のトレーサビリティ
  ・牛トレーサビリティ法
  ・パソコンや携帯電話から個体識別情報が検索できます
  ・米トレーサビリティ法     など

 

また、フードパル熊本においても特別展示を行いますので、是非ご来場下さい。

◆期  間

平成27年3月6日(金曜日)~3月31日(火曜日)

 

◆展示場所

フードパル熊本「熊本市食品交流会館」 熊本市北区貢町581-2
※第1、第3月曜日(当日が祝日の場合は翌日)は休館日。

 

 詳しくは、こちらをご覧下さい。
 ⇒ http://www.maff.go.jp/kyusyu/syohianzen/syokunoanzenansin/syouhisya/syouhisya.html

  (担当)消費・安全部 消費生活課

 

◇◇ 編 集 後 記 ◇◇

朝夕の寒さもようやく和らぎ、日を追うごとに春の訪れを実感できる季節となってきました。

「弥生(やよい)、3月」と言いますが、語源・由来は「弥生(いやおい)」が変化したものとされています。「弥(いや)」には、「いよいよ」や「ますます」等の意味があり、「生(おい)」には、草木が芽吹くことを意味するとのことです。

野山はもちろん、街中にも梅や菜の花が咲き誇り、桜のつぼみも日増しにその膨らみが増してきているようです。

桜の開花はもう少し先になると思いますが、辺り一面を満開の桜で埋め尽される光景を思い浮かべると、心が華やかになります。

昔から、“桜咲く季節の花冷え”と言いますが、天候が周期的に変化する季節の変わり目でもあります。体調管理を万全に、季節の移ろいを楽しみたいものです。

 

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