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現代に生きる水利施設・土木技術
 
川上頭首工
 
川上頭首工
川上頭首工
 農業用水が不足していた佐賀平野へ水を送るため、嘉瀬川に昭和35年に築造されたのが川上頭首工です。 頭首工とは、川に流れる水を農業用水として水路に引き込むために設けるや取り入れ口をまとめたものをいいます。ダムのようにたくさんの水を貯めておくことが目的ではありません。
 頭首工という名前は、水の流れを人間の体に例えた場合、水路は体の末端である手足、大元である頭首工は頭や首というところからきています。
 川上頭首工から引き入れる水の量は最大で1秒間に約19m3で、25mプールを約25秒でいっぱいにできるほどの量です。 川上頭首工の完成によって、昭和40年代の佐賀農業は「新佐賀段階」と呼ばれる飛躍的な躍進をしました。その後、約50年を経て、水を取り入れる役割を維持するため、また、より大きな洪水が来ても安全に水を流すため、国営総合農地防災事業により改築を行いました。
 川上頭首工で左岸側に引き込まれた水は、右岸用と左岸用に分けられた後、右岸側には嘉瀬川の下に設けた逆サイフォンで送られています。また、洪水時に河川の水が川底を削るのを防ぐために、多くのコンクリートブロックで保護しています。
 川上頭首工の管理は、佐賀土地改良区によって行われていますが、その管理は大変です。普段は、各地域から「水が欲しい」という声を受け、地域ごとに送る水の量を、天気や米づくりの時期などから長年培った経験により判断し、ゲートを調整します。頭首工から水を取り入れすぎると嘉瀬川多布施川を流れる水が少なくなり、川に住む生物や住民の生活に影響を与えてしまうので、気を抜くことはできません。洪水時には、嘉瀬川を堰き止めている川のゲートを開き、水を安全に下流に流さなくてはなりません。川の水量は急激に変化しますので、川の水位や水量を確認しながら適切にゲートを操作しています。

 

川上頭首工の仕組みと管理

通常時ボタン 洪水時ボタン  
  頭首工通常時のイラスト  
 通常時は頭首工ゲートの大部分を閉じて、水を取水口に引き込みます。右岸と左岸に送る水量の調節は制水ゲートで行います。魚道は常に一定の水が流れています。
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