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九州農政局

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中津川区公民館(鹿児島県薩摩郡さつま町)

伝統芸能の復活を契機に地域が活性化!

中津川公民館(以下、区公民館)のある中津川地区は、さつま町の東部に位置する5集落で構成されている地区で、かつてこの地域を治めていた島津金吾歳久公を祀る「大石神社」の秋季大祭で奉納する踊りをとおして繋がりのある地域です。
本地区では、昭和60年以降、人口減少が顕著となり、地区の将来に不安を抱く住民が多くなっていたことから、区公民館が中心となった住民総参加の話し合いにより、伝統芸能である「大念仏踊り」の復活などを盛り込んだ「地域づくり活性化計画」を策定しました。
伝統芸能の復活等により、青年・女性等の実践活動や地域住民の交流が活性化したことで、住民に地域への誇りと愛着心を蘇らせ、若者の地域への定着やUターン者の増加、農業振興につながり、世代間の絆を強めています。

島津歳久公を祀る「大石神社」 大石神社秋季大祭時期の中津川
島津歳久公を祀る「大石神社」 大石神社秋季大祭時期の中津川

「大念仏踊り」の復活を通して地域が結束

大石神社に奉納される「大念仏踊り」は、県内の民族芸能の中でとりわけ規模が大きく、「南無阿弥陀仏」の高唱から始まる単調な行列と、各集落から選び抜かれた踊り手による舞とが掛け合わさり、昭和30年の奉納時には県内から約4千人の観客が詰めかけたと言われています。
「大念仏踊り」は、この奉納を最後に途絶え、消滅の危機に直面していましたが、各集落から集まった青壮年の有志11人が平成15年に「金吾様踊り活性化実行委員会」を結成。中津川の無形文化財を後世に引き継がなければという強い想いで当時の踊り手に何度も足を運び、平成22年、大石神社秋季大祭で55年ぶりに「大念仏踊り」の一つ「地割舞」が奉納され、復活が実現。
この間、神社の環境整備や社務所の建設など地域総ぐるみで取り組むとともに、大祭当日は地元の農産物や手作り加工品等の販売を行うなど、踊りを見に来る地域外の観客を意識した取組を行うようになりました。

消滅の危機に直面した「大念仏踊り」 55年ぶりに復活した「地割舞」 61年ぶりに復活した「稚児舞」
消滅の危機に直面した「大念仏踊り」 55年ぶりに復活した「地割舞」 61年ぶりに復活した「稚児舞」

「なかっこ日曜朝市」を拠点とした直売・交流活動

郷土芸能の復活がきっかけとなり、地域の子どもから高齢者まで一同に集まる機会を作り、地域内外の交流を図りたいと、産業経済部*をを中心に平成23年から月1回、野菜や加工品を直売する「なかっこ朝市」に取り組んでいます。
地域の間伐材などで手作りの常設施設を建設し、住民に対して出品呼びかけのチラシを配布し、参加を促しています。平日は無人販売所として開設され、高齢農家等の収入確保や生きがいづくりとともに、地域の高齢者が集うサロン的役割も果たしています。
*産業経済部:各集落から人選した5専門部会の一つ

「なかっこ朝市」の様子 住民ひとりひとりが役割発揮
「なかっこ朝市」の様子 住民ひとりひとりが役割発揮

平成30年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞

これらの取組みが評価され、平成30年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞するとともに、農林水産祭のむらづくり部門で日本農林漁業振興会会長賞を受賞されました。

イベント情報

 ◎「平成30年度豊かなむらづくり全国表彰事業九州ブロック表彰式」及び受賞団体の業績発表、講演会
日時:平成30年11月16日(金曜日)13時00分~15時30分
場所: 熊本地方合同庁舎A棟1階共用会議室(熊本市西区春日2丁目10番1号)
URL:http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/shinko/181018.html

 ◎「平成30年度(第57回)農林水産祭」表彰式
日時:平成30年11月23日(金曜日)11時40分~
場所: 明治神宮会館(東京都渋谷区代々木神園町1-1)
URL:http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/181018_7.html

問い合わせ先

名称:中津川区公民館
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町中津川2009(中津川交流館)
電話:0996-57-0884
名称:さつま町担い手育成支援室
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町虎居704-2
電話:0996-53-1111

〈添付資料〉中津川区公民館(PDF : 327KB)

お問合せ先

企画調整室
担当者:松田、木場
代表:096-211-9111(内線4117、4124)
ダイヤルイン:096-300-6012
FAX:096-211-8707

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