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九州農政局

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小野谷行政区(福岡県嘉麻市)

地域全体で取り組む むらづくりと組織づくり!

小野谷集落は、福岡県のほぼ中央、嘉麻市の南端に広がる標高100m前後の純農村地帯で、古くから水稲を中心とした営農が行われています。
小野谷行政区(74戸)では、農家だけでなく行政区全体で、今後の集落の維持発展について検討を重ね、耕作放棄地や獣害対策、自然災害等の課題毎に、住民の合意形成を行いながら組織をつくり、集落内の課題解決に向けた活動を展開しています。
それぞれ目的をもった組織を次々に設立することで、みんなでむらを守っていこうという“むらづくり”活動の機運が高まっています。

小野谷集落から望む馬見山 小野谷あじさいロード  
小野谷集落から望む馬見山 小野谷あじさいロード  

営農組合の設立

集落の全農家が参加する「小野谷農事区」*では、平成18年に集落営農に関する意識調査を実施しました。高齢化や後継者の不在、耕作放棄地の増加に対する不安が表面化し、このままでは農業生産力の減少だけでなく、地域全体の活力低下が懸念されました。
そこで、農事区では今後の地域農業の維持について話し合いを重ねた結果“小野谷の農地はみんなで守っていく”ことを理念に「小野谷営農組合」を平成19年2月に設立。この組織の設立と活動が、その後のむらづくり・組織づくりに大きく寄与しました。
営農組合は23年6月に「農事組合法人小野谷の郷」へと移行。世帯主のほか若手や女性等の意見も集約し、園芸品目の栽培や加工品の製造における女性や高齢者の活躍に貢献しています。
*「小野谷農事区」:行政区長の業務が多様化するなか、平成2年7月に行政区とは別に地域農業の全般に関する情報の連絡・調整のために設置された組織

組織化のための話し合いの様子 女性参画によるシンテッポウユリの定植
組織化のための話し合いの様子  女性参画によるシンテッポウユリの定植

集落一丸となった獣害対策

シカ、イノシシによる農作物への被害の増加に対しては、総延長16kmにも及ぶワイヤーメッシュ防護柵を2年間かけて、すべて自主施工しました。また、箱ワナによる捕獲のため、住民の狩猟免許取得の支援を行っています。
防護柵の補修作業や土砂除去、草刈りを年間通じて行っており、獣害の被害は年々減少しています。

ワイヤーメッツシュ防護柵の設置
ワイヤーメッツシュ防護柵の設置

集落で取り組む防災活動

「小野谷を災害から守る会」では、専門家による研修会を行い、避難経路や避難行動要支援者の対応などに取り組んでいます。また、豪雨災害対策として、定期的に小野谷川の流木や土砂の除去作業を行っています。
近年、1~2月にかけて大雪に見舞われ、外出のできない世帯も多く見られたため、守る会の役員は地元消防団とともに、集落内を巡視し住民の安否確認を行うとともに、トラクターにフロントローダーを付けて除雪作業を行うなど、住民が安心して安全に暮らせる“むらづくり”に取り組んでいます。

避難経路・危険箇所の確認作業
避難経路・危険箇所の確認作業

平成30年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞

これらの取組みが評価され、平成30年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞されました。

イベント情報

◎「平成30年度豊かなむらづくり全国表彰事業九州ブロック表彰式」及び受賞団体の業績発表、講演会
日時:平成30年11月16日(金曜日)13時00分~15時30分
場所: 熊本地方合同庁舎A棟1階共用会議室(熊本市西区春日2丁目10番1号)
URL:http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/shinko/181018.html

問い合わせ先

名称:福岡県飯塚農林事務所飯塚普及指導センター
住所:福岡県飯塚市小正319-1
電話:0948-23-4154

〈添付資料〉小野谷行政区(PDF : 294KB)

お問合せ先

企画調整室
担当者:松田、木場
代表:096-211-9111(内線4117、4124)
ダイヤルイン:096-300-6012
FAX:096-211-8707

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