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九州農政局

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株式会社 オオヤブデイリーファーム(熊本県合志市)

~酪農家が作る自家産生乳100%の2層熟成式ヨーグルト~

株式会社オオヤブデイリーファームの大薮代表は、就農して間もなく生乳の生産調整を経験。牧場の存在意義や存在価値について探求するなかで、自社ミルクを磨き上げ、消費者に「選ばれる牧場」、「必要とされる生産者」を目標に乳製品の加工を開始しました。
乳製品は、国際連携プロジェクトによる飼料にこだわって生産した生乳を原料にヨーグルト等を製造。成分や味わいを追求した商品開発で差別化を図り、売上を伸ばしています。
また、平成13年に「酪農教育ファーム認定牧場」の認定を受け、牧場に地域の学生らを受け入れ搾乳体験等の酪農教育を実施。命や食の大切さを伝えています。
MILK‘ORO(ミルコロ) 酪農教室の様子 搾乳体験の様子
MILK‘ORO(ミルコロ) 酪農教室の様子 搾乳体験の様子

「ミルクの違いを表現する」ヨーグルトの製造

同ファーム代表は、加工技術を習得するため熊本県産業技術センターに研修生として2年間学び、その後、イタリアのジェラート大学でも研修を受講。
乳製品を追求していくなか、平成24年に九州バイオクラスター協議会による「フランス オメガ3プロジェクト」に出会い、フランスBBC*の工場や研究機関、BBC会員牧場などを視察。
その際の酪農家としての使命感や思いに共感し、当牧場においてBBCの技術を活かした酪農を開始しました。飼養している牛に、オメガ3*を多く含む天然の飼料を給与することで、牛が更に健康になり、乳量も増え、搾りたてのミルクから天然のオメガ3脂肪酸が多く検出されるようになりました。こうして自家生産したジャージー牛の生乳をそのまま活かした、ノンホモジナイズ製法*による2層式ヨーグルトが誕生しました。
*BBC:ブルー・ブラン・クールは、食品の栄養と環境の質の向上を目的として、責任ある農業を促進するために、2000年に設立された協会。世界中の生産者、民間企業、機関、医師など約8200人が加盟する。
*オメガ3:魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称。
*ノンホモジナイズ製法:ホモジナイズとは、均質化という意味。同ファームでは、ミルクの特徴を分かりやすく乳製品に表現するため、牛乳を「そのまま」ヨーグルトに加工。乳成分の多さがクリーム層の厚さとして形成され牛乳本来の味わいをそのままお届けすることが可能になった。
当牧場の搾乳牛 当牧場の飼料畑
当牧場の搾乳牛
 当牧場の飼料畑

加工品の販路拡大に向けて

同ファームでは、知名度向上と人脈形成のため、積極的に商談会へ出展するなど地道な営業活動を積み重ね、現在では、百貨店や高級スーパーとの取引やネット販売を実施し販路拡大に取り組んでいます。
平成31年1月には新しい加工場での製造がスタート。
今後はヨーグルトなどの新商品開発を行い、増産とともにOEM*の受注に向けた製造環境を整備していきたいとしています。
*OEM:製造を発注した相手先のブランドで販売される製品を製造すること。製造を請け負う企業を「OEMメーカー」という。

スーパーマーケット・トレードショーでの出店(会場:幕張メッセ)

スーパーマーケット・トレードショーでの出店(会場:幕張メッセ)

スーパーマーケット・トレードショーでの出店(会場:幕張メッセ)

平成30年度6次産業化優良事例表彰において農林水産大臣賞を受賞

これらの取組みが評価され、平成30年度6次産業化優良事例表彰において農林水産大臣賞を受賞されました。

イベント情報

 ◎「6次産業化アワード優良事例表彰式」
日時:平成31年3月5日(火曜日)13時00分~16時00分(予定)
会場:ベイサイドホテル アジュール竹芝(東京都港区海岸1-11-2)
 ◎「酪農体験」
 ※要事前予約
株式会社 オオヤブデイリーファーム  電話:090-8623-6557

問い合わせ先

名称:株式会社 オオヤブデイリーファーム代表取締役 大薮 裕介
住所:熊本県合志市須屋2541
電話:096-242-7913

お問合せ先

企画調整室
担当者:松田、木場
代表:096-211-9111(内線4117、4124)
ダイヤルイン:096-300-6012
FAX:096-211-8707

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