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プレスリリース

有限会社カルキフーズが販売した牛肉への個体識別番号の不適正表示に対する措置について

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平成29年2月17日
九州農政局
農林水産省九州農政局は、有限会社カルキフーズ(法人番号4330002022807)が商品名に「赤牛」との用語を用い種別を褐毛和種とする特定牛肉を販売する際に、当該特定牛肉とは異なる牛の個体識別番号を表示し、若しくは当該特定牛肉の個体識別番号を表示していなかったことを確認しました。
このため、本日、有限会社カルキフーズに対して、牛トレーサビリティ法に基づき、表示の是正について勧告を行いました。

1.経過

1.農林水産省九州農政局が、平成28年12月5日から平成29年2月2日までの間、有限会社カルキフーズ(熊本県阿蘇市黒川1095番地。以下「カルキフーズ」という。)に対し、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(平成15年法律第72号。以下「牛トレーサビリティ法」という。)第19条第3項の規定(別紙参照)に基づく立入検査を行いました。

2.この結果、カルキフーズが少なくとも平成26年7月1日から平成28年9月17日までの間、種別を褐毛和種とする特定牛肉を14,821kgしか仕入れていないにもかかわらず、商品名に「赤牛」との用語を用い種別を褐毛和種とする特定牛肉25,666kgを販売するとともに、その際に、以下の行為を行っていたことを確認しました。
(1)少なくとも10,588kgの特定牛肉について、交雑種、黒毛和種、肉専用種等の褐毛和種とは異なる種別の牛肉を使用していたにもかかわらず、過去に仕入実績のあった褐毛和種の牛の個体識別番号を表示し、若しくは当該特定牛肉に係る牛の個体識別番号を表示していなかったこと。
(2)257kgの特定牛肉について、存在しない牛の個体識別番号を表示し、若しくは牛の個体識別番号としての識別が不能な9桁の数字を表示していたこと。


2.措置

カルキフーズが行った上記2の行為は、牛トレーサビリティ法第15条第1項に違反するものです。
このため、農林水産省は、カルキフーズに対し、牛トレーサビリティ法第18条第2項の規定(別紙参照)に基づく勧告を行いました。
また、牛トレーサビリティ法第17条(別紙参照)で記録・保存が義務づけられている帳簿のうち販売に係る記録の一部に、事実と異なる牛の個体識別番号が記載され、若しくはその牛の個体識別番号等が記載されていなかったことを確認したことから、九州農政局消費・安全部長名の文書による指導を行いました。


(勧告の内容)
1. 現在保持している特定牛肉について、直ちに個体識別番号の表示の点検を行い、適正に表示していない特定牛肉が発見された場合には、速やかに牛トレーサビリティ法に従って適正な表示に是正した上で販売すること。

2.販売した特定牛肉について、個体識別番号の表示が適正に行われていなかった主な原因として、消費者に対して正しい情報を提供するという意識、牛トレーサビリティ制度に対する認識及び法令遵守に対する意識の欠如が考えられるとともに、不適正表示を防止するための管理体制及び商品管理システムの不備も考えられることから、これらの事項を点検し、原因の究明・分析を行うこと。

3.2の結果を踏まえ、個体識別番号の表示に関する責任の所在を明確にするとともに、特定牛肉への適正な個体識別番号の表示について確実にチェックできる管理体制及び商品管理システムを整備するなどの再発防止のための対策を実施すること。

4.全役員及び全従業員に対して、牛トレーサビリティ制度について周知するとともに、その遵守を徹底すること。

5.1から4までに基づき講じた措置について、平成29年3月17日までに農林水産大臣宛て提出すること。



牛トレーサビリティ法違反の事実に関しては、食品表示連絡会議を構成する各行政機関(消費者庁、警察庁、農林水産省)で連携しつつ、厳正な対応に努めて参ります。



添付資料

別紙 牛トレーサビリティ法参照条文(抜粋)(PDF : 57KB)
参考1 有限会社カルキフーズの概要(PDF : 30KB)
参考2 褐毛和種の概要(PDF : 124KB)
 

 

 

お問合せ先

九州農政局消費・安全部表示・規格課

担当者:我澤、納戸、池田
代表:096-211-9111(内線4232)
ダイヤルイン:096-300-6136
FAX番号:096-211-9700

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