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九州農政局

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 「令和元年度第2回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(宮崎県宮崎市)

九州農政局では、食品安全に係る施策や消費者の方々の関心の高いテーマについて、消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。今回は、宮崎県内の消費者団体等の方々を対象に「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」「五感体験型食育活動について」をテーマに開催しました。

1 日時・場所

日時:令和元年9月10日(火曜日) 13時30分~15時30分
場所:宮崎市老松2-3-17  九州農政局宮崎県拠点 会議室(1F)

2 テーマ(話題提供)

「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」
「五感体験型食育活動について」

3 出席者

消費者団体等 (6団体12名:順不同)

  • 宮崎県地域婦人連絡協議会
  • 公益社団法人宮崎県栄養士会
  • 宮崎県食生活改善推進協議会
  • 宮崎市食生活改善推進協議会
  • 生活協同組合コープみやざき
  • JA宮崎県女性組織協議会

4 開催内容

消費者団体からの要望等を踏まえ、2つのテーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。

  1. ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること
    九州農政局消費・安全部消費生活課 消費経済係長  永末 明徳
  2. 五感体験型食育活動について
    特定非営利活動法人 食生活応援団ベジフルバスケット 理事長 矢野 智香子 





5 出席者からの質問・意見等

話題提供に関する内容を掲載しております。

<質問>は、消費者団体等からの質問
<意見>は、消費者団体等からの意見
<回答>は、話題提供者からの回答

「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」に関する質問・意見等

<質問>
家庭でジャガイモを保管する場合、何℃くらいが適当か。
<回答>
望ましい保管温度は10℃くらい。特に夏場では10℃の環境は難しいと思うが、冷蔵庫での保管はおすすめできない。冷蔵庫で保管すると、温度が低すぎて、ジャガイモに含まれる糖分が増えてしまう。糖分が増えたジャガイモを炒めたり揚げたりして120℃以上になると、別な有害物質であるアクリルアミドができることがわかっている。もし、冷蔵庫で保管したジャガイモを食べる場合は、煮る、蒸すなど水を使った調理をすすめている。これらの調理法ではアクリルアミドができにくいことがわかっている。

<質問>
緑色に変色したジャガイモは、どのくらい皮をむけば良いのか。
<回答>
緑色に変色したジャガイモは、皮を厚くむいてほしい。また、厚くむいても食べる時に苦味、えぐみを感じた場合は、それ以上食べるのをやめ、もったいないが処分してほしい。

<質問>
 小学校や中学校にはジャガイモの食中毒予防の件について、お知らせする機会はあるのか。
<回答>
本日の配付資料にも含まれているが、農林水産省作成のリーフレット(ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること)の作成と同時期に、小学校や中学校などには文部科学省などから周知している。

<質問>
ジャガイモは他の食材と調理することが多いが毒素は他の食材には転移しないのか。
<回答>
ジャガイモに含まれる毒素は水に溶けやすいため、ゆで汁に毒素が溶け出すおそれはあるので、注意してほしい。ジャガイモのゆで汁は捨てるようにおすすめしている。

<質問>
皮をむかずに茹で、その後皮を取り除いているが大丈夫だろうか。
<回答>
最終的に皮は取り除いているので、心配には及ばない。

<質問>
ポテトフライを作る時に、食感が良いため皮をむかず揚げて、そのまま食べているが大丈夫だろうか。
<回答>
皮付きで食べる場合、一度に沢山食べないように注意してほしい。

<質問>
小さなジャガイモとはどの程度の大きさなのか。
<回答>
ジャガイモは品種によっても大きさが異なるため、「何センチ以下」といった明確な基準を示すことはできない。目安として、ピーラーで皮をむけないものは、食べないようにしてほしい。

<質問>
農産物直売所に出荷するような比較的小規模な生産者もジャガイモの毒素のことを知っているのか。
<回答>
小規模な生産者に、ジャガイモの毒素に対する知識がどれだけ浸透しているのかは承知していない。

<意見>
ポテトチップス用のジャガイモを生産出荷しているが収穫する時に目視で確認して、緑色に変色したものは確実に取り除き廃棄している。また、選別ラインで出荷規格以下の小さなものは取り除かれ出荷コンテナには入らない。

「五感体験型食育活動について」に関する質問・意見等

<質問>
当団体で、一人暮らし、定年退職した男性などを対象にした「男の料理教室」を開催している。食育の面から何かアドバイスがほしい。
<回答>
一般的な料理教室では、複数の料理を作る場合、グループで作業することが多いと思う。その場合、作る料理の担当が自然と決まってしまい、レシピを持ち帰って家庭で作ろうと思っても、他の人が担当した料理は作れないことが多い。そのため、当法人の料理教室では、必ず自分が食べるものは自分で作るようにメニューを工夫している。

<質問>
小学校三年生の孫が野菜、果物を全く食べようとしない。どうすれば食べるようになるのか教えてほしい。
<回答>
一般的に食材の数を沢山知っている子どもの方が、偏食が少ないと言われている。作られたものを購入するのではなく、食材を用意して調理し食べる食育や共食も大事と思う。また、子どもの方が味に敏感なため味付けを大人に合わせるのではなく、調味料を少なくして子どもに合わせること、食べられるものを増やしていく努力も大切です。

<意見>
当団体の活動を報告する。中学校に出向き、子どもたちを対象にして料理教室を開催している。そうすると、子どもたちは弁当を作る相手が父や母、退職する校長先生であったりすると、相手のことを思いやりメニューを真剣に考えている。おかげさまで、教えた学校の中から県大会で優勝して、九州大会に出場することになった。

<意見>
当団体の活動を報告する。高齢の方々の自立支援活動を宮崎県や宮崎市と協力し行っている。当団体では料理教室は行えないので、高齢の方々に料理のアドバイスをしている。また、持病を抱えた方も多いので病気別にアドバイスしている。

九州農政局は、今後も消費者団体等の皆様との意見交換会を開催していくこととしています。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当者:消費者行政専門官
代表:096-211-9111(内線4215)
ダイヤルイン:096-300-6119
FAX:096-211-9700

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