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九州農政局

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 「令和2年度第1回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(熊本県熊本市)

九州農政局では、食品安全に係る施策や消費者の方々の関心の高いテーマについて、消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。今回は、熊本県内の消費者団体等の方々を対象に「食中毒を避けるためにわたしたちにできること」「国民に対する食料の安定的な供給について」をテーマに開催しました。(当日は、新型コロナ感染症防止対策のため、検温・手指消毒・マスク着用等ご協力頂きました。)

1 日時・場所

日時:令和2年10月23日(金曜日) 13時15分~15時30分
場所:熊本市西区春日2-10-1  熊本地方合同庁舎A棟 共用会議室

2 テーマ(話題提供)

「食中毒を避けるためにわたしたちにできること」
「国民に対する食料の安定的な供給について」

3 出席者

消費者団体等 (13団体18名:順不同)

  • 公益社団法人熊本県栄養士会
  • 特定非営利活動法人熊本消費者協会
  • NPO法人くまもと食農応援団
  • 熊本県地域婦人会連絡協議会
  • 熊本県生活協同組合連合会
  • グリーンコープ生活協同組合くまもと
  • 熊本市食生活改善推進員連絡協議会
  • 生活協同組合くまもと
  • 熊本県学校栄養士協議会
  • 熊本市地域婦人会連絡協議会
  • JA熊本県女性組織協議会
  • 生活協同組合熊本いのちと土を考える会
  • 熊本県PTA連合会

4 開催内容

消費者団体からの要望等を踏まえ、2つのテーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。

  1. 食中毒を避けるためにわたしたちにできること」
    九州農政局消費・安全部消費生活課 消費経済係長  志垣裕子
  2. 国民に対する食料の安定的な供給について
    九州農政局企画調整室室長補佐(基本計画推進) 大久保広作
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5 出席者からの質問・意見等

「食中毒を避けるためにわたしたちにできること」に関する質問・意見等

<質問>

  • 有害物質PAH(多環芳香族炭化水素)の説明があったが、同じように発がん性が指摘されている物質「アクリルアミド」との違いについて教えてほしい。
  • カレーの食中毒菌が繁殖しにくい冷まし方、保存方法のポイントについて教えてほしい。

<意見・要望>

  • 今年からHACCPが制度化され、詳細な内容は技術的になると思いますが、制度的に変化がありますので、HACCPやGAPなどの制度についても説明があった方が良かったと思います。

「国民に対する食料の安定的な供給について」に関する質問・意見等

<質問>

  • 現在イノシシなどの鳥獣被害対策に苦労している。自分たちだけでは、やれる範囲が限られている。国の鳥獣対策について伺いたい。
  • 米の需要の減退が進んでおり回復の兆候が見えません。以前から需要を掘り起こすために米粉や海外への輸出等需要を掘り起こすようにしている。少しでも多く食べてもらいたいと思いますし、減退を食い止めていきたい。

<意見・要望>

  • 国の農業を守るためには、根幹の種を守らないといけないと思います。これまでの自家採種などで種を守ってきた方がたくさんいますが、種採りも出来なくなるのではないかと皆さん不安になっていますので、考えていただきたい。
  • 新規就農者から、作っても出すところがない等の声を聴きますので、そのような方が夢を持って続けられるような支援をしていただければと思います。
  • 単独で政策を考えるよりも、複数品目(米と大麦、米と大豆、米と畜産)等の地域の実情に合わせた農業生産をどうしていくか政策作りの方法論を変えていくことが重要と思います。輸入飼料が多いため、どのようにして国産で賄っていくか考える必要があると思いますし、施策の発想の転換が必要ではないかと思います。

お受けしました質問意見につきましては、しっかりと受け止め、今後の施策に活かして参りたいと思います。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当者:消費者行政専門官
代表:096-211-9111(内線4215)
ダイヤルイン:096-300-6119

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