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動物医薬品検査所

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検定検査品質保証科

主要業務:動物医薬品検査所における検査の信頼性確保

  当所で行う検査の結果は、動物衛生の現場に多大な影響を与えることから、動物の命と食の安全を守るため、その検査の信頼性を確保することが重要です。
  当科では、検査の品質保証のためのマネジメントシステムを運営し、PDCAサイクルを用いて改善していくことによって、品質保証体制の向上を図り、検査の信頼性を高めることを目指しています。
具体的には、主に、以下のような取り組みを行っています。

    1. 品質方針及び品質マニュアル等の策定
        所長の指示の下、信頼性確保のための方針、品質マニュアル等を整備し、具体策の実行を推進しています。
    2. 定められた手順遵守の推進
        検査部における検査手順等を文書化した標準作業手順書(SOP)の整備、定められた手順の遵守や検査記録の確実な作成・保管等を推進しています。
    3. 教育訓練の実施
        職員に対し、検査に必要な知識・技能、信頼性確保に必要な知識の習得のための研修を実施しています。
    4. 内部監査の実施
        検査が定められた手順通りに実施されているか等、定期的に内部監査を実施しています。
    5. 是正及び予防処置の実施
        問題が発生した場合(又は、放置すれば問題に繋がるだろうと気づいた場合)、手順に従い、原因を究明して解決策を実施します。
    6. マネジメントレビューの実施
        所長を交え、定期的にマネジメントシステムの見直しを実施しています。

   また、検査所として正確な検査結果を提供する能力があるのか第三者の評価を受け、平成29年3月に試験所認定制度の国際規格であるISO/IEC17025:2005の認定を動物用生物学的製剤に対する無菌試験(細菌及び真菌の否定)において、平成31年2月に「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法について」に基づく乳中の残留セファゾリン分析試験において取得しました。
 また、ISO/IEC17025が2017年に改訂されたことから、移行審査を経て令和2年2月にISO/IEC17025:2017の認定を取得しました。
 さらに、令和4年度の更新審査の結果、乳中の残留セファゾリン分析試験における認定が継続されました。

 

問い合わせ先:042-321-1939