このページの本文へ移動

動物医薬品検査所

文字サイズ
標準
大きく
メニュー

平成5年度再評価スクリーニング対象成分

記1 [生物学的製剤以外の成分]

ピペロニルブトキサイド
ジフルベンズロン
プロゲステロン抗体
エスビオール(d,d-T-アレスリン)
トロクロセンカリウム(ジクロルイソシアヌール酸カリウム)
次亜塩素酸ナトリウム
ノノキシノール・ヨード
[モノ,ビス(塩化トリメチルアンモニウムメチレン)]アルキル(C9-15)トルエン
アルキルジアミノエチルグリシン
アルキルジアミノエチルグリシンナトリルム
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩
ポリオクチルポリアミノエチルグリシン
ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩
長鎖アルキル・ジ・アミノエチルグリシン
グルコン酸クロルヘキシジン
クマホス
ナレド
メトクロプラミド
塩酸メトクロプラミド
ピロミド酸
ヒアルロン酸ナトリウム
塩酸ベンゼチミド
フェノトリン(スミスリン)
塩化ベンザルコニウム
グルタルアルデヒド
臭化アルキルイソキノリウム
塩酸ドキシサイクリン
塩酸スペクチノマイイシン
酢酸フェルチレリン
ビコザマイシン
チアムリン
フマル酸チアムリン
トリメトプリム
スルファジメトキシン
スルファジメトキシンナトリウム
オルメトプリム
スルファモノメトキシン
スルファモノメトキシンナトリウム
アンピシリン
クロキサシリンナトリウム
クロキサシリンベンザチン
ベンジルペニシリンカリウム
ベンジルペニシリンプロカイン
アンプロリウム
デコキネート
ナイカルバジン
塩酸ベクロチアミン
ナフタリン-1,5-ジスルホン酸ベクロチアミン
ブロムフェノホス
パモ酸ピランテル
テトラクロルビンフォス
2-セカンダリーブチルフェニル-N-メチルカーバメート
モネンシンナトリウム
ニフルスチレン酸ナトリウム
オキソリン酸
ジノプロスト
トロメタミンジノプロスト
塩酸リンコマイシン
メンブトン
複合ヨードホール
フロセミド
ナリジクス酸
メトプレン
サリノマイシンナトリウム
酒石酸モランテル
レバミゾール
塩酸レバミゾール
キシラジン塩酸塩 

記2 [生物学的製剤の成分]

炭疽血清
破傷風抗毒素
馬パラチフス血清
犬伝染性肝炎血清
犬免疫グロブリン
乾燥犬プラズマ
ジステンパー血清
アカバネ病診断用赤血球凝集抗原
イバラキ病診断用赤血球凝集抗原
牛アデノウイルス(7型)感染症診断用赤血球凝集抗原
牛伝染性鼻気管炎診断用蛍光抗体
牛白血病診断用沈降反応抗原
牛パラインフルエンザウイルス(3型)感染症診断用赤血球凝集抗原
カンピロバクター病(牛ビブリオ病)診断用菌液
カンピロバクター病(牛ビブリオ病)診断用蛍光抗体
牛肺疫診断用補体結合反応抗原
炭疽診断用沈降反応血清
ツベルクリン
ブルセラ病急速診断用菌液
ブルセラ病診断用菌液
ブルセラ病診断用補体結合反応抗原
ヨーニン
ヨーネ病診断用補体結合反応抗原
牛肝てつ症診断用皮内反応抗原
馬インフルエンザ診断用赤血球凝集抗原
馬伝染性貧血診断用沈降反応抗原
馬パラチフス診断用菌液
オーエスキー病診断用酵素抗体反応抗原
ゲタウイルス感染症診断用赤血球凝集抗原
豚コレラ診断用蛍光抗体
日本脳炎診断用赤血球凝集抗原
豚伝染性胃腸炎診断用蛍光抗体
豚パルボウイルス感染症診断用赤血球凝集抗原
豚ヘモフィルス(2型)感染症診断用ラテックス凝集反応抗原
豚ボルデテラ感染症診断用菌液
トキソプラズマ病診断用抗原
トキソプラズマ病診断用蛍光抗体
ニューカッスル病診断用赤血球凝集抗原
鶏伝染性コリーザ(A型)診断用赤血球凝集抗原
ひな白痢急速診断用菌液
マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症急速診断用菌液
マイコプラズマ・シノビエ感染症急速診断用菌液
マイコプラズマ・ハイオニューモニエ感染症診断用補体結合反応抗原
ロイコチトゾーン症診断用沈降反応抗原
犬ジステンパー診断用蛍光抗体
犬ブルセラ病診断用菌液 

平成5年度定期再評価スクリーニング作業選択文献

以下の文献は、動物用医薬品の定期的再評価(既承認医薬品について定期的に見直す制度)の対象となる成分をスクリーニングする作業のなかで選択された文献です。なお、当所で選択した文献のうち、中央薬事審議会で「特に問題のない情報」とされた文献については、本表から削除しております。

平成5年度第 期定期的再評価資料 [成分名:トリメトプリム]

文献
番号
情報の出所
(雑誌名等)
情報区分 情報の内容
試験項目試験結果(試験系、試験方法等)
33-1 著者:T.Taksdal
雑誌名:Norsk
Veterinartidsskrift
99巻 10号
725-727頁
1987年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
トリメトプリムースルファジアジン(Tribrissen vet.tablets)を1週間以上投与された2頭の犬(German Whitehaired PointerとGorclon Setter)で多発関節炎と発熱がみられた。
投薬中止1~3日で2頭とも回復した。
Pointer犬では同じ薬の再投与により1日以内に多発関節炎と発熱が再発し、投薬中止により臨床症状が回復した。(ノルウェー?,犬,副作用報告)
同様の2例が Norwegian 大学で報告されている。
(ノルウェー,犬,副作用報告)
33-2 著者:D.J.
Weiss等
雑誌名:J.Am.Vet.
Med.Assn.
196巻 3号
472-475頁
1990年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
肺の Paragonimus Kellicotti 感染及び二次性肺炎の可能性のある犬1頭にトリメトプリムースルファジアジン(14mg/kg,12時間間隔,14日間投与)及びフェンベンダゾール(50mg/kg,1日1回,14日間投与)の投与完了5日後に元気消失,食欲不振,中程度の貧血(PCV=36%), 白血球減少症(800cells/μl),血小板減少症(20000platelets/μl),骨髄形成不全がみられた。
治療(抗生物質等のSC)により4日後に回復
(USA?,犬,副作用報告,1例)
33-3 著者:G.W.Thomson
雑誌名:Canadian
Vet.J.
31巻 7号
530頁
1990年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
トリメトプリムースルファメトキサゾール(80mg+400mg,12時間ごと,10日間)投与した子宮内膜炎の疑いの犬(♀,3才,23kg)で、食欲不振,嘔吐,黄疸,上腹部痛がみられ,最後には皮下と口から出血し、投薬終了2日後に死亡した。
肝の酵素が顕著に上昇していた。:アルカリホスファターゼ1231u/l(正常:10-80u/l),アラニンアミノトランスフェラーゼ26480u/l(正常8-74u/l),総ビリルビン124uM/l(正常0-8μM/l),総合ビリルビン50μM/l(正常0-4μM/l)
組織学検査では重大な肝の壊死があり、トリメトプリムースルファメトキサゾールに対する特異体質反応による壊死と結論づけられた。
他にもこの薬による同様な特異体質反応が4例(犬)報告されている。
(カナダ,犬,副作用報告)
33-4 著者:L.Medleau等
雑誌名:J.Am.Anim.
Hospital Assn.
26巻 3号
305-311頁
1990年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
トリメトプリムーサルファ剤により、犬で6例発疹が生じた。
皮膚の発疹は投薬3~12日後に発生したが、臨床及び組織学的に症状が異なっていた。3頭は広範囲の膿庖性皮膚炎,1頭は多発性紅疹,1頭は穿孔性毛嚢炎(濾胞炎),1頭は穿孔性毛嚢炎と多発性紅疹,さらに4頭は発熱し、1頭は関節腫脹。
トリメトプリムーサルファ剤の投薬を中止すると、3週間以内に全例で皮膚の発疹は消失。
1頭の犬は、不注意によりトリメトプリムースルファジアジンを再搬したところ再発した。
(USA?,犬,副作用報告)
33-5 著者:C.J.L.Little等
雑誌名:Vet.Record
127巻 18号
459-460頁
1990年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
心臓機能不全及び頭皮のひだに表皮性膿皮症のある犬(10才,♂,Pekingese)に、ジゴキシン(1日2回0.063mg),フロセミド(1日20mg),トリメトプリムースルファジアジン(Geatrim120を1日2回1錠ずつp.o.)投与した。トリメトプリムースルファジアジン投与9日後に元気消失,食欲不振が2日間持続した。
臨床検査により、発熱(39.5゜C)及び多数カ所の関節痛であった。
滑液検査等により、非敗血症性の多発関節炎と診断された。
トリメトプリムースルファジアジンの投薬中止により、他の治療はせずにすぐに回復した。
このような特異体質的反応は、大型犬でなくともいろいろな品種で起きる。
(イギリス,犬,副作用報告,1例)
33-6 著者:N.A.McEwan
雑誌名:J.Small Anima
Practice
33巻 1号
27-29頁
1992年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
毛嚢虫による毛根または皮脂腺の疾患により、深在性膿皮症の犬(2才,Scottlsh terrier)にトリメトプリムースルファメトキサゾールを投与し、amitraz洗浄剤で洗浄した。
治療開始6週目で、血尿が出た。
検査により血小板減少症と、貧血症と判明した。
投薬の中止により、3週間の間に血小板数は正常値となった。
診断はトリメトプリムースルファメトキサゾールと関連する血小板減少症である。
(イギリス?,犬,副作用報告,1例)
33-7 著者:D.A.Delmagc等
雑誌名:J.Small Anima
Practice
32巻 12号
635-639頁
1991年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
化膿した外耳炎と唇のひだに膿皮症のある犬(6才,去勢♂,Dobermann pinscher)から、Staphylococcus aureusが分調され、トリメトプリムースルファメトキサゾールを投与した。
投与開始11日後、潰瘍化し、痂皮(かさぶた)に覆われた病巣が耳翼,唇,鼻に出現した。腔中には広く紅疹ができた(歯茎,ほほ,硬口茎,軟口茎,咽頭)肉跡には紅疹ができ、腫脹し、角化症となった。
トリメトプリムースルファメトキサゾールを中止し、エリスロマイシンの投与により、トリトプリム中止5日後に回復し、エリスロマイシンを投薬中止しても回復したままであった。
(イギリス,犬,副作用報告1例)
33-8 著者:P.H.Rowland等
雑誌名:J.Am.Vet.Med.
Assn.
200巻 号
348-350頁
1992年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
膿皮症の犬(8.2kg,7カ月齢の♂,Schnauzer)に、トリメトプリムースルファジアジン(Di Trimを30mg/kg 12時間毎に,2週間)を投与した。
投与2週間目に嘔吐した。
投与開始14日後に麻酔(thiamylal,halothane,acepromazine)し、去勢手術をした。
手術後、嘔吐,食欲不振,元気消失が持続した。
手術6日後に検査により黄疸と脱水症,アスパラギン酸トランスアミナーゼ,アルカリホスファターゼ,γ-グルタミルトランスファラーゼ,総ビリルビン濃度,アラニントランスアミナーゼの高い値が示された。
トリメトプリムースルファジアジンの投与中止とアンピシリン,メトロニダゾール,ラクチュロースの投与により臨床症状と異常な生化学値は改善された。
肝のバイオプシーによる試料の組織学検査により、胆汁分泌停止を伴う、大部分の門脈の肝炎と判明した。
この例は、トリメトプリムースルファジアジンと関連した肝の中毒症であると推定される。
(USA?,犬,副作用報告,1例)
33-9 著者:A.Trimborm等
雑誌名:Praktische
Tierarzt
73巻 1号
26-27頁
1991年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用報告
(犬)
トリメトプリムーサルファ剤の長期投与の副作用として、複数の犬に白血球減少症,血小板減少症,貧血が発生した。
長期の投与の場合には血液検査をした方が良い。
(ドイツ,犬,副作用報告)

 

平成5年度第4期定期的再評価資料 [成分名:ブロムフェノホス ]

文献
番号
情報の出所
(雑誌名等)
情報区分 情報の内容
試験項目試験結果(試験系、試験方法等)
50- 1 著者:Yoshimura, H.
雑誌名:Teratology
36 巻 3 号
464 頁
1987 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
催奇形性 妊娠9日から13日の期間にブロムフェノホスを投与した場合に、有為な胎仔致死作用があり、妊娠10日に投与した場合の胎仔致死率は72%であった。
妊娠8日以降のブロムフェノホスの投与により胎仔重量は有意に減少し、妊娠10日に投与した場合の平均胎仔重量は対照群の44%であった。
外形の奇形、骨格の奇形、内臓の奇形はそれぞれ妊娠8-10日、8-11日、8-9日にブロムフェノホスを投与した場合にその出現率が有意に上昇した。
(ラット、妊娠6-14日の間に 50mg/kg のブロムフェノホスを1回経口投与、21日
に胎仔を観察)
1回経口投与での胎児致死無作用量は 40mg/kg、催奇形無作用量は 30mg/kg であった。
(ラット、妊娠8または10日に10-40mg/kg のブロムフェノホスを1回経口投与)

 

平成5年度第4期定期的再評価資料 [成分名:フロセミド ]

文献
番号
情報の出所
(雑誌名等)
情報区分 情報の内容
試験項目試験結果(試験系、試験方法等)
62- 1 著者:Sato, Y.
雑誌名:Kawasaki Med.
J.
13 巻 2 号
79-86 頁
1987 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
一般毒性 フロセミドは用量依存性に蝸牛管の内リンパとその周辺組織間の直流電位(通常 +80mV )を0mV ~負の電位に減少させ、蝸牛管の拡声効果の程度を減少させた。これらの変化は投薬後数分以内に始まり、数分間持続し、約1時間で完全に最初のレベルに回復した。拡声効果の回復は、直流電位の回復より早かった。
電子顕微鏡により、蝸牛管の血管条の細胞の萎縮及び突起が認められた。
(モルモット、フロセミドを 20-80mg/kg 静脈内投与)
62- 2 著者:Yurdakok, K. 等
雑誌名:Hacettepe.
Med. J.
20 巻 3 号
137-140 頁
1987 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
発生毒性 出産時の仔の体重と腎重量はフロセミド投与群と無投与群で差は認められなかった。
出産時の仔の whole 及び median section における完全に発達した糸球体の数はフロセミド投与群が無投与群に比べて有意に (p<0.01) 低かった。
(考察)胎仔の腎の成熟にフロセミドが重大な影響を及ぼすことが示された。
(ウサギ、妊娠1日目から分娩までの期間、フロセミドを 1mg/kg/day 筋肉内投与)
62- 3 著者:Erwall, C. 等
雑誌名:ORL(Oto-Rhino
Laryngol)(Basel)
50 巻 1 号
42-53 頁
1988 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
一般毒性 フロセミド投与後直ちに endoplasmic reticulum の細胞質量の増加、light cells のゴルジ構造の顕著な変化等の組織学的変化が生じた。
(ネズミ、蝸牛管に組織学的変化を生じる量のフロセミドを一回静脈内投与、光学及び電子顕微鏡で調べた。)
フロセミドの投与開始10日後に内リンパ嚢の表面の細胞構造が変化し、dark cells により
light cells が覆われた。
(ネズミ、毒性量以下のフロセミドを一日一回腹腔内投与、光学及び電子顕微鏡で調べた。)
(考察)フロセミドの投与による内リンパ嚢の表面の変化は、一次的な毒性ではなく、内耳の液及びイオンのホメオスタシスの変化に起因する二次的なものであるかもしれない。
62- 4 著者:Sandstrom, P-E.

雑誌名:Eur. J.
Pharmacol.
147 巻 3 号
403-410 頁
1988 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
一般毒性 フロセミドを投与したマウスで投与後急性過血糖が生じ、投与2日後に絶食時過血糖とグルコース不耐性が生じた。
(ob/ob マウス、絶食後、フロセミドを 200mg/kg 一回腹腔内投与)
フロセミドを投与したマウス由来の膵臓の in vitro でのインシュリン放出はベースとしては(3 mmol/l D-glucose)上昇し、グルコース刺激時(20 mmol/l)には減少した。
フロセミド投与したマウスと無投与マウスの膵臓の島のインシュリン含量には差がなかった。
(ob/ob マウス、フロセミドを 200mg/kg 一回腹腔内投与2日後に膵臓の島を摘出)
(考察)フロセミドは ob/ob マウスにおいて急性及び長期に渡って炭水化物代謝に影響する。
62- 5 著者:Arutyunyan, A.
G. 等
雑誌名:Vestn. Oto-
rinolaringol.
0 巻 2 号
33-36 頁
1988 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用 (患者の)聴覚機能はフロセミド等の投与量及び投与期間と相関して変化していた。
(ヒトの副作用報告らしい)
62- 6 著者:Agapitova, I. V.

雑誌名:Antibiot.
Khimioter.
33 巻 12 号
917-921 頁
1988 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
相互作用 フロセミドはベンジルペニシリンのタンパク結合率を30%減少させた。
(ラット、フロセミドを投与し、ベンジルペニシリンの血清、無傷組織及び無菌的炎症病巣
における動態を調べた。)
62- 7 著者:Bordeianu, A. 等
雑誌名:Rev. Roum.
Morphol. Embryol.
Physiol. Physiol.
25 巻 4 号
201-206 頁
1988 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
一般毒性 実験的に肝に病変を誘発した犬にフロセミドを3週間継続して投与したところ、4週目の終わりになっても、肝(機能)のマーカーは回復しなかった。
(複数の犬、肝の病変の誘発には Dimethylene nitrosamine (DMN) を用いた。)
(フロセミドは3週間腹腔内に 0.02-0.04g を投与)
(考察)フロセミドは肝に病変のある場合には肝毒性を示すという仮説を支持する結果である。
62- 8 著者:Bucher, J. R. 等
雑誌名:J. Appl. Toxy-
col.
10 巻 5 号
369-378 頁
1990 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
一般毒性
(反復投与毒性)
癌原性
フロセミドを 46,000ppm 投与したラット及びマウスで死亡例が見られ、より低濃度を投与した場合には体重が減少した。
(雌雄の F344 ラット及び B6C3F1 マウス、フロセミド添加飼料で14日間飼育)
フロセミドを 10,000-20,000ppm 投与したラット及びマウスでは死亡例は見られなかったが、高用量群(20,000ppm 群?)では対照群と比較して増体量が減少した。
(雌雄の F344 ラット及び B6C3F1 マウス、フロセミド添加飼料で13週間飼育)
高用量の雌マウス群では対照群と比較して生存率が低かった。
雄ラットと雌雄マウスで腎臓病変が増加した。
雌マウスでフロセミド投与と関連した乳腺の悪性腫瘍が増加した。
投薬雄ラットで腎尿細管細胞腫と脳髄膜腫の発生率が僅かに上昇したが投薬との関連性は不明
(雌雄F344ラットは350-700ppm, 雌雄B6C3F1マウスは700-1400ppmのフロセミド添加飼料で2年間飼育)
62- 9 著者:Bremner, A. D.

雑誌名:Curr. Ther.
Res.
50 巻 Suppl. A 号
74-82 頁
1991 年
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用 フロセミド/amiloride は bumetanide/aniloride より聴力の損傷が有意に大きかった。
bumetanide/aniloride に投薬変更した患者の34人(59.6%)で聴力の回復が見られたが、フロ
セミド/amiloride を継続した患者では5人(16.1%)で回復したのみであり、2群では有為差が認められた。
(考察)フロセミドは bumetanide より聴力障害性が大きい。
(ヒトでの副作用報告:
フロセミド及び amiloride を8週間以上同時投与されていた88人の心不全患者で聴力測定を行い、そのうち57人は bumetanide/amiloride に投薬変更し、31人はフロセミド/amiloride 投与を継続した(bumetanide 1g がフロセミド40mg 相当として変更)。
投薬変更8週間後に再度聴力測定した。)
62-10 著者:Brown, D. R. 等
雑誌名:Dev. Med.
Child Neurol.
33 巻 9 号
1991 頁
○安全性
有効性
配合意義
理化学的性質
残留性
副作用 新生児での感覚神経性の聴覚損失(sensorineural hearing loss, SNHL)はフロセミドの投与と有為な相関性がある。
(ヒトでの副作用報告:脳幹の聴覚刺激による応答性により SNHL と診断された35人の新生児で、その原因とな
る因子を調べた。)

お問合せ先

動物医薬品検査所企画連絡室
担当者:技術指導課
代表:042-321-1841(内線370)
ダイヤルイン:042-321-1961