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植物防疫所

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 欧州連合 European Union(EU)

最終更新日:平成31年4月12日

加盟国28か国:
アイルランド、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ルーマニア

欧州委員会 保健・消費者保護総局

European Commission
Health and Consumer Protection Directorate-General

ホームページアドレス: http://ec.europa.eu/food/plant/index_en.htm[外部リンク]

最新の検疫情報

  • EUの植物検疫規則付属書の改正(根菜類等への植物検疫証明書添付の義務化、一部植物の輸入要件の変更)について(2019年9月1日施行予定)New

EUは、植物検疫に関する理事会指令(Directive 2000/29/EC)の付属書を改正し、2019年9月1日以降にEU加盟国へ到着する植物に適用することとしています。
EU委員会ホームページ
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=celex:32019L0523[外部リンク]
これにより、次の変更が見込まれています。


1.植物検疫証明書の添付が必要な植物の追加

(1)ナガイモなどの根菜類について
植物検疫証明書の添付が必要となります。植物検疫証明書は、最寄りの植物防疫所で輸出検査を受けていただき、輸出先国の検疫条件に適合していると判断された場合に交付されます。また、土壌及び培養資材の付着は、輸出する根菜の重量比1%を超えないことが求められます。

(2)ブドウ属、オランダイチゴ属、キウイフルーツなどのマタタビ属及びナス科の生果実について
ブドウ属、オランダイチゴ属、マタタビ属及びナス科に含まれる全ての生果実に植物検疫証明書の添付が必要となります。植物検疫証明書は、最寄りの植物防疫所で輸出検査を受けていただき、輸出先国の検疫条件に適合していると判断された場合に交付されます。なお、従来よりナス科のトマト、トウガラシ、ピーマンの生果実については、植物検疫証明書の添付が求められています。

(注)上記(1)、(2)とは別に、2019年12月14日からは、パイナップル生果実等を除くすべての植物は、植物検疫証明書の添付が必要となります。


2.一部植物の輸入要件の変更

(1)サクラ属、ナシ属及びリンゴ属の生果実について
生育期間中に生産園地において、特定の病害虫を対象とした管理・検査等が必要になりますので、輸出を希望される方は植物防疫所にご連絡をお願いします。

(2)栽培用植物に付随する培養資材について
栽培用植物を輸出する場合、植付け時に使用が認められている培養資材は、
 (ア)有機物を含まない未使用のもの、
 (イ)ピート又はココヤシ繊維を材料とした未使用のもの、
 (ウ)有害生物に対する適切な消毒を行ったもの、
のいずれかに限られます。また、植付け後は、
   (エ)棚上げ栽培等による地面からの物理的な隔離、衛生的な栽培管理及び清浄な水の使用、
 (オ)輸出前に培養資材の完全除去及び必要に応じて(ア)~(ウ)の培養資材への植替え、
のいずれかの検疫措置が必要となります。

詳細は、お近くの植物防疫所までお問合せください。


  • 英国のEU離脱に係る植物検疫の動向についてNew

詳細は、英国のページをご参照ください。


  • EUの植物検疫規則の改正(植物検疫証明書添付の義務化及び一部植物の輸入禁止)について(2019年12月14日施行予定)New

EUは、植物検疫に関する理事会指令(Directive 2000/29/EC)を廃止し、2019年12月14日以降にEUへ到着する植物について、新たな理事会規則((EU)2016/2031)を適用することとしています。それまでの間は、現行の理事会指令(Directive 2000/29/EC)が適用されます。
EU委員会ホームページ
https://ec.europa.eu/food/plant/plant_health_biosecurity/legislation/new_eu_rules_en[外部リンク]
これにより、次の変更が見込まれています。

(1)EUがリスクが高いとする次の植物の輸入が禁止されます。

 (a) 栽培用植物(種子、盆栽及び組織培養体を除く) 
アカシア属
(Acacia sp.)
イチイ属
(Taxus sp.)
イチジク
(Ficus carica)
イボタノキ属
(Ligustrum sp.)
カエデ属
(Acer sp.)
カキ属
(Diospyros sp.)
カバノキ属
(Betula sp.)
キョウチクトウ属
(Nerium sp.)
クリ属
(Castanea sp.)
クルミ属
(Juglans sp.)
コナラ属
(Quercus sp.)
サクラ属
(Prunus sp.)
サンザシ属
(Crataegus sp.)
シナノキ属
(Tilia sp.)
ジャケツイバラ属
(Caesalpinia sp.)
スイカズラ属
(Lonicera sp.)
ソケイ属
(Jasminum sp.)
トネリコ属
(Fraxinus sp.)
ナナカマド属
(Sorbus sp.)
ナンバンサイカチ属
(Cassia sp.)
ニレ属
(Ulmus sp.)
ネムノキ属
(Albizia sp.)
ハシバミ属
(Corylus sp.)
ハコヤナギ属
(Populus sp.)
ハマカズラ属
(Bauhinia sp.)
ハリエンジュ属
(Robinia sp.)
ハンノキ属
(Alnus sp.)
バンレイシ属
(Annona sp.)
ブナ属
(Fagus sp.)
マンサク属
(Hamamelis sp.)
ミズキ属
(Cornus sp.)
メギ属
(Berberis sp.)
ヤナギ属
(Salix sp.)
リンゴ属
(Malus sp.)
ワニナシ属
(Persea sp.)
 (b) 植物
  ウルーコ(Ullucus tuberosus)
 (c) 果実
  ニガウリなどのツルレイシ属(Momordica sp.)

 

(2)すべての植物(果物、野菜、種子、切り花等)等をEU加盟国に輸出する場合、輸出国植物防疫機関が発行する植物検疫証明書(Phytosanitary Certificate)の添付が必要になります(ただし、パインアップル、ココヤシ、ドリアン、バナナ及びナツメの果実を除く)。

詳細は、お近くの植物防疫所までお問合せください。

植物検疫要求の要約

  • 1 概要

    欧州連合(EU)の植物検疫要求は、「植物検疫に関する理事会指令(Directive 2000/29/EC)」により取りまとめられています。
    この理事会指令には、EU加盟国全体への輸入を規制する取り決めと、EU加盟国のうち特定の保護区域への輸入を規制する取り決めがあり、詳細は同指令の付属書(ANNEX)I~Vに記載されています。日本に対する要求は以下のパートに記載されています。

     付属書 I :輸入が禁止されている有害生物
     付属書 II:植物及び植物生産物に付着していた場合、輸入が禁止されている有害生物
     パートA:EU加盟国全域で輸入が禁止されている有害生物
     パートB:EU加盟国内の保護区域で輸入が禁止されている有害生物
    付属書III:輸入が禁止されている植物及び植物生産物等
     パートA:EU加盟国全域で輸入が禁止されている植物及び植物生産物等
     パートB:EU加盟国内の保護区域で輸入が禁止されている植物及び植物生産物等
     付属書IV:特別の条件(輸出国における栽培地検査や消毒等)により輸入が認められる植物及び植物生産物等
     パートA セクション1:EU加盟国全域に関するもの
     パートB:EU加盟国内の保護区域に関するもの
    付属書V:植物検疫証明書の添付を必要とする植物及び植物生産物等
     パートB:EU加盟国以外で生産された植物、植物生産物等
          1) EU加盟国全域に関するもの
          2) EU加盟国内の保護区域に関するもの
  • 2 個人消費用の少量の植物、植物生産物等について(理事会指令第13b第3項関係)

    本人又は受取人によって個人消費用に使用される「少量」の植物、植物生産物(食料、ペット用飼料を含む。)は、付属書IIIの禁止品に該当せず、付属書I、IIに記載された有害生物に汚染されていないことを条件に、植物検疫証明書の添付を必要としない(付属書IV及びVの規定は適用されない)とされています。

 1.輸入を禁止しているもの(付属書III関係)

以下に主なものを記載。詳細は付属書III(原文)をご覧ください。

 1 次の植物の生植物及び生植物の部分
  樹木類:ひのき属、まつ属、もみ属など(果実及び種子を除く)
  果樹類:かんきつ属、葉付きのくり属など(果実及び種子を除く)、ぶどう属(果実を除く)など
 2 次の栽培用植物(輸入時植え付けられているもの、又は輸入後植え付けられるもの)
  (1) かりん属、さくら属、なし属、りんご属、及びこれらの交配種、並びにおらんだいちご属(種子を除く)。
  (2) かなめもち属、さんざし属、ばら属、ぼけ属(葉、花及び果実のない休眠状態のものを除く)。
  (3) いね科(種子を除く)。ただし、おかめざさ属、くさよし属、きび亜科、たけ亜科などの観賞用多年生草本を除く。
  (4) なす科(種子を除く)。
 3 ばれいしょの塊茎(食用、加工用を含む。)
 4 くり属の樹皮
 5 土壌及び培養資材(植物の生命を維持するために必要なものを除く。)
全部又は一部が土壌あるいは固形の有機質(植物片、ピート又は樹皮を含む腐植土)からなるもの(ピートのみの場合を除く)。

 2.植物検疫証明書の添付を必要とするもの(付属書V関係)

植物検疫証明書は、発給月日から14日以内に荷物を発送しなければなりません。
以下に主なものを記載。詳細は付属書VのパートB(原文)をご覧ください。

 1 栽培用植物(種子を除く)。
 2 栽培用種子:とうもろこし、トマト、ひまわり、いんげん属、とうがらし属など。
 3 切花:アスター属、ばら属、らん科など。
 4 果実(凍結保存されたものを除く):かき属、なし属、りんご属、とうがらし属、トマトなど。
 5 葉野菜(凍結保存されたものを除く):セロリー、めぼうき属、しそくさ属、エリンジューム属。
このほか、木材、樹皮、授粉用生花粉植物の生命を維持するために必要な土壌及び培養資材についても植物検疫証明書の添付が必要です。
ただし、これらの植物等は、次の項目を満たしていることが必要です。
付属書I及び付属書IIに記載されている有害生物に汚染されていないこと、及び付属書IVに記載されている特別の条件(輸出国における栽培地検査や消毒等)を満たしていること。

 3.輸出国において、特別の条件を満たす必要があるもの(付属書IV関係)

これらの植物は、対象となる病害虫について特別の条件(輸出国における栽培地検査や消毒等)を満たさない場合、輸入が禁止されています。
以下に主なものを記載。条件の詳細は付属書IV(原文)をご覧ください。

 1 栽培用植物(EU向け盆栽・植木類に係る検疫条件の変更について(PDF:62KB)
 2 種子:とうもろこし、トマト、ひまわり、いんげん属など。
 3 切花:きく属の一部(デンドラテマ属)、なでしこ属など。
 4 果実:かんきつ属(EU加盟国向け日本産カンキツ生果実の輸出検疫条件の概要(PDF:302KB)
 5 針葉樹の木材(表面に自然な丸みを保持しないものを含む)

規則原文

Council Directive 2000/29/EC of 8 May 2000 on protective measures against the introduction into the Community of organisms harmful to plants or plant products and against their spread within the Community

植物及び植物生産物に有害な生物の加盟国内への侵入及びまん延を防ぐための検疫措置に関する理事会指令2000/29/EC

上記アドレスにアクセスし、Consolidated versionsの項目にある最新の日付をクリックすると、原文(最新版)を入手することができます。

備考

注意事項

掲載している情報等は、可能な限り最新の情報に基づくよう留意しておりますが、変更されている場合があります。

なお、植物検疫の他に、種苗法による輸出制限、ワシントン条約やそれぞれの国の他の法令等により輸出入が制限される場合がありますので、ご留意下さい。

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