このページの本文へ移動

農林水産政策研究所

メニュー

クローズアップ研究者 林 瑞穂

農林水産政策研究所 研究員(国際領域)

専門: 地域研究(ブラジル)、ブラジル政治経済、ブラジル農業

現在取り組んでいる主な研究テーマは?

  世界有数の食料供給国であるブラジルの食料需給動向に関する研究を行っています。

具体的にはどのような研究ですか?

  ブラジルは、古くから、ラテンアメリカ地域の伝統的な一次産品であるコーヒーや砂糖の一大供給国として知られておりますが、1990年代後半から次第に、旺盛な中国の需要等に呼応するように、大豆、とうもろこし、牛肉といった非伝統的な分野でもメジャープレーヤーに変貌してきました。
  今後のブラジルが世界に対して安定的に食料供給を行うことができるのか見定めるべく、この変容について理解することが肝要と考えております。そのために、中長期的な視座を持って、同国の農業政策や農業金融政策等の制度の変化を分析していきたいと考えています。
  また、最近のアルゼンチン経済復調やメキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に伴う米国依存脱却への姿勢から、南米南部共同市場(Mercosur)の枠組みが再注目されはじめました。さらに、1999年から断続的に行われていましたMercosurとEUの自由貿易協定(FTA)に関する交渉も、2017年には決着するという観測がでてきました。これらの動きが、同市場域内大国であるブラジルの農業にどのような影響を与えるのかについてもフォローしていきたいと思っています。

研究の特色は?

  地域研究者として、フィールドワークによって得られた情報をもとに、歴史的な文脈のなかで地域の固有性を理解することを心がけております。

今後の抱負は?

  これまで民間金融機関で13年間勤務し、そのうち約6年間は邦銀のブラジル現地法人で駐在をしておりました。これら実務を通じて体得した知識と現場感覚を継続的にブラッシュアップすることで、精度の高いブラジル農業セクター像を捉え、理解し、日本の農業政策に還元できるように努めて参りたいと考えています。

略歴      研究員紹介のページを見る

  群馬県出身。
  上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻修了。
  三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行を経て、平成29年4月より現職。
  平成23年6月から平成29年3月まで三井住友銀行ブラジル現地法人にて駐在。
 

お問合せ先

企画広報室広報資料課

ダイヤルイン:03-6737-9012
FAX番号:03-6737-9600