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農林水産政策研究所

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クローズアップ研究者 八木 浩平

八木 浩平


農林水産政策研究所 研究員(食料・環境領域)

専門: フードシステム論、食料経済学

これまでどのような研究に取り組んできたのですか?

  世界の穀物市場を席巻する少数の多国籍穀物商社(輸出業者)から、日本の総合商社・全農(輸入業者)、植物油製造業、配合飼料製造業へ至るまでの輸入大豆の流れが、近年の新興国の経済発展や国際穀物価格の高騰、自由貿易化の進展等によってどのように変化していくのか、「フードシステムの構造論的分析枠組み」を用いて定性的に検証してきました。

現在の研究はどのようなものですか?

  1つ目は、果実の流通に関する研究です。果実流通においては現在、個食や簡便化といった消費者の新しいニーズに沿った産地の対応が求められています。そうした新たなニーズの一つとして若者の消費拡大が見込まれる、カットフルーツのサプライチェーンについて検証し、果実の需要拡大のチャンスはあるのか、産地の収益拡大に資するのか、川上から川下までの全体像の現状と課題を整理しています。

  2つ目は、産業連関表を用いた我が国の食料消費全体のマクロ分析です。具体的には、生産誘発と輸入誘発を利用した農水産物の最終購入形態の推計等を行っています。

  この他に、集落営農の法人化の際の、望ましい経営形態の選択のあり方について、取り組んでいます。

今後の抱負は?

  定性的な研究と共に、産業連関分析や計量経済学といった幅広いツールを用いた研究を行うことで、マクロ的な視点と現場に沿った視点の両方を養っていきたいと考えています。

略歴      研究員紹介のページを見る

岡山県出身。2010年3月東北大学修士(農学)、2014年3月東北大学博士(農学)。2014年4月より現職。

お問合せ先

企画広報室広報資料課

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FAX番号:03-6737-9600