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クローズアップ研究者

松久 勉

     農林水産政策研究所 上席主任研究官(農業・農村領域)

     専門: 農業労働力、地域人口

 松久勉

現在取り組んでいる主な研究テーマは?

地域の人口の動向や農業の労働力にかかわる研究に取り組んでいます。最近は、農業労働力のなかでも雇用労働力を中心的なテーマにしています。 

 

具体的には、どのような研究ですか?

農業は主に農家世帯員により営まれていますが、大規模な農家や農業法人(会社)では、他産業と同様に雇用者が中心となって農業生産を行っています。農業で雇用される者はまだ少ないのですが、農家が減少するなかで増加することが予想されています。農業雇用は主に園芸や畜産で雇われていますが、作物や地域により雇用者は多様な働き方をしています。現在、農業雇用者の多様性や地域性を踏まえ、雇用者の動向や就業条件などを整理、分析しています。

  

今後の抱負を教えてください

農業雇用者も雇用者ですので、農業法人の雇用者は雇用保険や労災保険の対象となります。今までは、農業生産の観点から農業雇用者を分析してきましたが、一般の雇用政策からの側面から分析し、農業にあった雇用対策を考えていきたいと思っております。

また、増加傾向にある外国人技能実習生(外国人研修生)の研究もしていきたいと考えております。外国人技能実習生は農業雇用者の1割以上に当たり、地域によっては必要不可欠となっています。外国人技能実習制度は制度改正が実施されましたので、それが受け入れにどのような影響を与えるかについて、調査、分析していきたいと考えています。

農業労働力は農家世帯員に加え、雇用者、外国人技能実習生など多様な者が増えてきていますので、総合的に農業労働力をどう確保していくかについて研究していきたいと考えています 。

 

略歴      研究者紹介のページを見る

栃木県出身。東京大学農学部を卒業後、1984年4月に当研究所入所。大臣官房調査課、東北農業試験場を経て、1999年10月より現職。

2011年2月

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