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クローズアップ研究者

樋口 倫生

     農林水産政策研究所 主任研究官(国際領域)

     専門: 韓国の経済・農業に関わる分析

 

目下取り組んでいる主な研究テーマは?

現在韓国では、FTAを積極的に利用して経済成長を実現させようとしています。

かような状況で、農業部門に対し、どのような対策を行っており、その効果がどの程度あるのか、を定量的に分析しています。

 

韓国の経済・農業に関わる分析について研究しています。

具体的にはどのような研究ですか?

韓国は、貿易自由化による市場の価格圧力を活用して、構造の改善をはかり、農業の効率性、生産性を向上させる道を選択しました。そこには、農業も1つの産業として自由化の中で切磋琢磨して競争力を養えば、高付加価値農産物の輸出産業になり得るという期待があります。

国内対策をみても、市場による資源配分を通じて生産の機会費用が相対的に小さい部門に生産要素を集中させ、農業部門の効率性を改善させようとする意図が確認できます。

このように市場の力による再生を選んだ韓国農業で、どのように生産性が推移してきたのかを数量的に把握しています。

 

今後の抱負を教えてください。

農業に限らずあらゆる経済活動において生産性を向上させるためには、効率性の改善や技術進歩が必要です。韓国で技術進歩や効率性の改善がなぜ可能であったのか、あるいはなぜできなかったのか、このような疑問に今後は取り組んでいきたいと思っています。当然そこでは、経済成長を促す政策をなぜ実施できたのか、成長を阻害する制度がなぜ存在するのかといった疑問に答えることが重要なテーマとなります。

 

略歴       研究者紹介のページを見る

大阪市出身。韓国ソウル大学経済学部博士課程修了(経済学博士)。ソウル大学経済研究所リサーチ・アシスタントなどを経て、2004年より当研究所に勤務。

2012年3月

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