研究成果報告会「東南アジア諸国の農業・農政動向:タイ、ベトナム、インドネシア ―コメの動向を中心に―」
日時
平成27年3月17日(火曜日)14時00分~15時30分(13時30分受付開始)
場所
農林水産政策研究所 セミナー室
報告者
井上 荘太朗(農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官)
岡江 恭史(農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官)
明石 光一郎(農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官)
報告内容
今回は、東南アジアにおいてコメの分野で重要な役割を担う3か国、すなわち世界有数のコメ輸出国であるタイ、ベトナム、コメの需要国として重要なインドネシアの農業・農政について、コメに焦点を当てて報告します。
同じコメ輸出国でも、タイとベトナムでは経済発展の段階が異なり、農業政策にも違いがあります。農業支持が政策課題となっているタイでは、担保融資制度の実施を巡ってコメの需給や輸出に混乱が生じました。ベトナムのコメ生産は拡大しており、輸出も増加していますが、タイのように本格的な農業保護政策を採る段階には至っておらず、輸出の増加もタイの混乱による敵失という色合いが濃いと思われます。インドネシアでは、巨大な人口に対するコメの供給確保が重要な課題であり、ベトナム等からコメを輸入することも多かったのですが、2000年代に生産支援が拡充されたこと等によりコメ生産が増加し、現在おおむね自給を達成しています。
本報告では、これら3か国のコメを巡る事情について、こうした違いや相互の関係等について御説明できればと考えております。
お申し込み
参加を希望される方は、2015年3月13日(金曜日)までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号またはメールアドレス)をご連絡ください。
注)定員(100名)に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。
その他
中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書(免許証、社員証など)をお持ちください。
参加に当たっての注意事項
参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。
- 会場以外の場所に立ち入らないこと。
- 携帯電話等の電源は必ず切ること。
- 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。
お問合せ先
企画広報室広報資料課
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FAX番号:03-6737-9600