研究成果報告会「EUの新共通農業政策（CAP）改革の概要と実施状況」

日時

平成28年5月26日（木曜日）14時00分～16時00分（13時30分受付開始）

場所

農林水産政策研究所 セミナー室

東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎4号館9階

報告者

勝又 健太郎（農林水産政策研究所 国際領域 主任研究官）
原口 和夫（農林水産政策研究所兼大臣官房秘書課行政専門員）
浅井 真康（農林水産政策研究所 国際領域 研究員）

報告内容

  新CAP改革（2014-2020年）は、第一の柱（直接支払い等）と第二の柱（農村振興政策）という従来の二柱立てとそれに基づく国別予算枠の配分という仕組みを維持した上で、（1）加盟国間・農業者間の公平化、（2）EU全体の優先政策である環境保全のための財源確保を図るとともに、（3）加盟国毎の事情に対応するために加盟国の裁量の幅を大きくした弾力的な仕組みを導入するという観点から行われます。
  本報告では、CAPの歴史的経緯を踏まえながら、今回の改革の概要について直接支払いを中心に整理するとともに、主要な農業生産国であるフランス、主要な農産物輸出国であるデンマーク、条件不利地域国であるフィンランドにおける実施状況について現地調査に基づき説明します。

お申し込み

参加を希望される方は、5月24日（火曜日）までにFAXまたはお申し込みフォームにて、お名前（ふりがな）、所属、連絡先（電話番号またはメールアドレス）をご連絡ください。

注） 定員（100名）に達した場合には締め切らせていただくことがございます。 お申し込みを受け付けた場合、特にご連絡はいたしません。お断りする時のみご連絡いたしますので、あらかじめご承知おきください。

その他

中央合同庁舎4号館を訪問される際は、正面玄関にて受付手続が必要なため、身分証明書（免許証、社員証など）をお持ちください。

参加に当たっての注意事項

参加に当たっては次の留意事項を厳守してください。お守りいただけない場合は参加をお断りすることがあります。

• 会場以外の場所に立ち入らないこと。
• 携帯電話等の電源は必ず切ること。
• 静粛を旨とし、担当職員の指示に従うこと。