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米を主食とする私たち日本人にとってはお米の豊作は昔から一番
切実な願いでした。種まき、田植え、稲刈りと一年の作業を地域の人々が共同で行ってきました。現在の機械化された稲作と異なって この重労働を楽しく、効率的に行うために人々は作業がはかどるた
めの独特のリズムや踊りを取り入れました。
又、豊作を田の神に祈願するために年の初めの儀式を行い、稲の種まきから刈り取りまでを演じて神にささげました。田楽の歴史は古く、平安時代には貴族の娯楽として取り入れられ一層華やかな芸能となり現在でも古い寺院や神社などの祭礼などでも執り行われています。
<毛越寺 田楽> <田植神事>
<えんぶり>
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(田の神舞)
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「風流(ふうりゅう)」とはにぎやかな催し物で、きらびやかな出し物やお囃子、踊りなどが練り歩くなどの、見ても参加しても楽しくなるイベントです。
出し物は神がその町を巡行する祭礼行事から始まって次第に飾り立てた山車や町毎に競い合った造り物となっていきました。又、田楽舞、獅子舞、盆踊りなど辻々で行われた芸能なども
楽器が加わり通りを流してにぎやかなパレードに変わっていった所もあります。造り物の中には通り一杯に舞台を作って歌舞伎を演じ たり、巨大な人形の山車、祭礼が終わると川や海に流してしまうなど地域特有の習慣など興味深い行事です。
<越中おわら> <阿波おどり>
<弘前ねぶた>
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(エーサー)
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おまつりのほとんどが宗教それも神道から発生したものが多く見られます。人々に自然の恵みを与えてくれる神、災害をもたらす神に祈りをささげ、慰め、神とともに楽しむことからさまざまな芸能が生まれました。
神楽は神社に建てられた神楽殿で神話に基づいた神々の物語を演じ、神の姿や神が降りてくる木などを手にして神の舞を舞うなどのストーリーがあり、地域によってさまざまな形式が
あります。
行列の前に立って悪霊を払うす獅子舞はもともとは仏教とともに日本に入って来ましたが、次第に日本化してお正月の悪霊払 いとなって広まり、現在では全国各地でさまざまな形の獅子舞を見ることができます。
<王子神楽> <獅子舞>
<鹿踊>
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(高千穂神楽)
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おまつりには町や村の人々はお寺や神社の境内に集まります。昔はここが公民館や集会所としての機能がありました。特に江戸時代になると江戸や大阪などの役者などが地方巡業で訪れたり、都のはなやかな世界にあこがれた当時の人々は自分たちの村にも舞台を作
り、自分たちでも人形芝居や歌舞伎を上演するようになります。
生活の向上とともに娯楽に対する興味も増していきました。映画やテレビの普及などで次第にこのような舞台は消えて行きましたが、近年になって改めて見直され、先祖が残してくれた素晴らしい芸能を復活させたり、伝承している地域はまだまだ健在です。
<人形浄瑠璃> <檜枝岐歌舞伎>
<椎葉神楽>
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(黒森農村歌舞伎)
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