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東北農政局

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平成28年度「農林水産物・食品輸出促進セミナー」

概要

   平成29年3月24日(金曜日)仙台合同庁舎において、「農林水産物・食品輸出促進セミナー」を開催しました。

   会場には、農業関係団体、食品事業者、地方公共団体など約80名の方にご参加いただき、セミナーでは、初めに農林水産省食料産業局輸出促進課課長補佐から、「戦略的輸出体制整備(農業競争力強化プログラム)及び米国等の食品安全管理制度について」説明があり、食文化が異なる海外市場で地域産品をPRするための対策として、グローバルGAP、地理的表示(G I)制度などが有効との説明がありました。
   日本通運株式会社仙台航空支店の犬飼氏、小林氏からは、「食品輸送における課題と鮮度保持技術による物流ソリューション」と題して、日本食の人気が高まっている東南アジアに、船便で農産物の鮮度を維持して輸送できる海上輸送サービスを3月から始めたと説明がありました。
   有限会社シティ・スーパー・ジャパン執行役員福岡支社長の田屋氏からは、「海外の販売の場からみる現場のニーズ」と題して、産地間連携による共同輸送でコスト削減につなげた事例や香港でのプロモーション活動、消費者が求める日本産農産物のニーズについて講演をいただきました。

   参加者からは、海外に農産物を輸出する際、日本の残留農薬基準では認められている農薬であっても輸出先国では基準がない農薬の成分が検出された場合は輸出できないので、その対処方法や解釈の仕方について柔軟に対応するなど検討してほしいとの意見がありました。


<講演資料>
  ・「食品輸送における課題と鮮度保持技術による物流ソリューション」(PDF : 4,065KB)
  ・「City’Super」(PDF : 4,469KB)

       
 

本省輸出促進課の松浦補佐

 

日通(株)の犬飼氏と小林氏

 

シティ・スーパー・ジャパンの田屋氏

お問合せ先

経営・事業支援部 輸出促進課

担当者:海外展開支援係
代表:022-263-1111(内線4377,4442)