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東北農政局 農産物・食品等輸出関連情報メ-ルマガジン
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平成18年2月16日<第19号>
編集・発行農林水産省東北農政局
  生産経営流通部農産課
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1.各種情報コ-ナ-
【「米の輸出促進シンポジウムin東北」が開催されました】
◆1月30日(月曜日)、東北地域農林水産物等輸出促進協議会及び、東北農政
局の主催で、仙台市(エルパ-ク仙台)において開催されました。
今後が期待される輸出品目である「米」と「日本酒」について、実際に
取組まれている新潟米輸出協議会の竹田香苗会長、(株)一ノ蔵の櫻井武
寛社長、(株)エムアンドエムの佐々木正光社長のお三方に、輸出の現状
や今後の課題などについて講演いただきました。
また、(有)いずみ農産社長 斎藤一志氏、いわて純情米需要拡大推進協
議会事務局の岩手県農林水産部流通改善担当課長 高橋誠氏のお二人に
は、東アジア(台湾)における米の展示販売会等での現地の反応などに
ついて事例報告していただきました。
◇講演の概要◇
○講演1『新潟米輸出の取り組みについて』
<新潟米輸出協議会竹田香苗会長>
米の輸出は、平成16年12月に、新潟県農林水産物輸出研究会の米分
科会として参加したのが初めての取組で、新潟米輸出協議会を平成17
年2月に設立した後、現在まで、通常輸出として計8トン、消費純増策
分として計15.3トン、合計23.3トンを台湾へ輸出している。県内
輸出業者渡価格を、860円/2kgとしたが、輸出経費、販売促進費
等の経費を引くと赤字になっている。あえて輸出するより、JAに出し
た方がよいが、輸出は「元気の出る施策の一つ」と位置づけて行ってい
る。新潟物産展の際には、「おにぎり」の実演・試食販売会を実施し、
大変好評であった。「美味しいものは、どこでも美味しいと認めてくれ
る」と強く感じた。また、輸出の取組は、農業者だけでは出来ず、全農
と一緒になって取組んだ結果、出来たことである。また、輸出には信頼
できる国内業者と輸出相手国業者が重要であるが、県等の行政機関にお
けるバックアップも欠かせない存在となっている。消費純増策が無くな
っても、新潟県が一体となって取組むべきと考えている。
○講演2『地場産米を使った日本酒の輸出について』
<(株)一ノ蔵櫻井武寛社長>
当社の日本酒に使われる米は、全て宮城県産米であり、かつ、環境保全
米を中心に契約栽培している。日本酒は米の品種も大事だが、作り方も
重要で、海外においても注目されている。アメリカへの輸出は「純米酒」
しか認められていない。当社は、単独ではなく「日本名門酒会」として、
同業者がまとまって輸出に取組んでいる。輸出については、流通と消費
者へのアプロ-チが大切。また、商品のコンセプトと会社の考え方をき
ちんと伝えることも大切で、製法、原料について説明出来るように、機
会を通じて取組んでいる。
日本酒の輸出の状況は、全国で9000klで、一升瓶にして500万
本。一番がアメリカで、2番が台湾、3番が香港となっており、当社で
は、アメリカ向けが一番多いが、続いて東南アジア(中国、香港、シン
ガポ-ル)。伸びが目立つのは台湾、アメリカ等。
○講演3『付加価値を付けた米と日本酒の輸出について』
<(株)エムアンドエム佐々木正光社長>
異業種交流グル-プの「テクノあきた88」の会員有志の出資により設
立した。当社を核とした研究開発から生み出されたものとしては、発芽
玄米粉(秋田県地域活性化補助事業等を活用)と輸出出来る鮮度保持処
理をした生酒(おさげっこ、中小企業活動促進法適用事業を活用)があ
り、これらは特許も取得している。しかし、商品開発までの産・学・官
及び関係者との連携については、多くの時間を費やす事になり挫折の時
期もあったが、どうしても成功させるという決意と熱意で今日に至って
いる。開発した商品を、初めに海外で販売した理由は、日本人が、身の
回りにある「良い物」をすぐ評価せず、海外で評価されたものを見直す
という性質をもっているため、まず、海外で確実な市場を作ることに取
組んだ。いわゆる「ブ-メラン効果」を狙ったものであった。
しかし、海外市場の開拓は非常に難しく、初めはジェトロ等の主催の見
本市や展示会等を活用して行い、実際に輸出する際は、ジェトロや日本
人会の紹介で行った。今では、ロンドンの世界最大の日本食レストラン
に「おさげっこ」を1升瓶で300本/月納品している。また、最近、
乾燥納豆の「ナットウナツネバ」も開発し、健康食品として海外で販売
促進を行っている。東北がやがて「世界の食糧基地になるのも夢でない」
と思い、輸出に取組んでいる。
○事例報告1『東アジアにおける米輸出の可能性について』
<(有)いずみ農産斎藤一志社長>
平成15年に「庄内米工房」を立上げ、米の集荷業を行っている。また、
平成15年に元気のある農家40人が集まって、日本ブランド農業事業
協同組合(JBAC)を作り、その米担当となっている。
平成15年12月に、ジェトロの海外調査の米担当として、東アジアの
「タイ」と「シンガポ-ル」へ行ったが、「タイ」については、日本食
が定着していたが、日本食の高級店で出てきた白米は不味かった。日本
の米を欲しがっていたが、関税が30%ぐらいで、価格が高くて買えな
い状況であった。「シンガポ-ル」にも、日本の米がある程度入ってい
たが、1,000円/kgぐらいで、高くて一般市民には売れていない
状況だった。しかし「シンガポ-ル」は、試食での反応も良く、チャン
スがあるとの印象であった。
米の輸出については価格がネックとなっており、国内米価が下がりれば
世界の日本食のファンの人々へ日本の米を提供できるようになると考え
ている。なお、最近、中国から日本米の輸入について打診があり、輸出
の可能性があるようなので、チャレンジしてみたいと考えている。
私には131名の仲間(庄内米工房)がいるので、新潟の取組の様に「
元気の出る」話し(米輸出の取組)を仲間にしたい思っている。
○事例報告2『岩手県産米の台湾輸出の取り組みについて』
<岩手県農林水産部高橋誠流通改善担当課長>
いわて純情米需要拡大推進協議会の初めての取組として、平成17年6
月にフ-ド台北2005へ「ひとめぼれ」を出展した。食味評価もおお
むね好評だったため、続いて12月に「岩手県食品フェアin台湾」に
出展し、「おにぎりの実演販売」も行い、精米の販売との相乗効果を狙
った。これらの取組により、日本からの台湾への販売ル-トを築くこと
ができたが、「ひとめぼれ」の現地における認知度の向上や台湾業者と
の連携等が今後の課題であるが、1トン/月の販売を目標に今後も取組
む予定。平成17年度の輸出量は、現在まで約2トン。
※なお、本シンポジウムの詳細については、後日、当局HPの輸出促進
の所に掲載する予定です。
【平成18年度農林水産物等海外販路創出・拡大委託事業の公募開始】
◆農林水産省は、平成18年度農林水産物等海外販路創出・拡大委託事業
について、実施予定者を公募するため、本日(2月16日)農林水産省
HP等にて公示しました。本事業の受託を希望される方は、下記の農林
水産省HPをご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/www/supply/cont/koubo2006021601.html
【中国・台湾ブランド保護対策セミナ-開催】
◆アジア諸国の経済発展に伴う所得の向上等により、高品質な国産農林水
産物・食品の輸出を拡大する好機が生じ、日本各地で意欲的な輸出の取
組が展開されています。この取組を長期・安定的に発展させるためには、
輸出先市場でのブランドの確立や知的財産保護対策が必須事項の1つと
して挙げられます。そこで、このセミナーでは、中国・台湾における日
本産農産物のブランド保護対策やブランド確立についてご講演を頂くこ
ととなっています。
講師は以下の方々です。
◇「中国・台湾における日本産ブランドの保護対策」
中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザーの太田光雄氏
◇「中国・台湾で勝負する農産物の日本ブランド確立に向けて」
経営コンサルタント邱永漢事務所代表取締役の邱永漢氏
*日時:平成18年3月6日(月曜日)13時30分~16時30分
*場所:虎ノ門パストラル新館4F「プリムローズ」
(東京都港区虎ノ門4丁目1番1号)
このセミナ-は、農林水産省委託事業となってますので、参加費は無料
です。詳しくは、下記の農林水産省HPをご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/hogo_kantou.pdf
【ジェトロ関連情報】
◆ジェトロセミナ-のご案内
<<一日でわかる貿易実務講座の開催>>
ジェトロ秋田と社団法人秋田県貿易促進協会の主催で、貿易にご関心の
ある企業や個人の方を対象にした「一日でわかる貿易実務講座」が開催
されます。 
国際ビジネスの第一線で活躍され貿易実務に精通した講師を招き、輸出
入商品の決定から取引交渉、貿易決済、貨物輸送といった貿易実務者と
して知っておくべき貿易の実践的な知識の習得を目指しており、講義で
学習した知識をもとに、実際に貿易書類を作成し、輸出入手続きの流れ
を実務体験することができるとのことです。
*日時:平成18年2月24日(金曜)9時~17時 
*場所:シャインプラザ平安閣秋田(秋田市山王2-4-15) 
詳しくは、下記のジェトロ秋田HPをご覧下さい。
http://www.jetro.go.jp/jetro/offices/japan/akita/events/20060125585-event
【海外情勢等】
◆国際施策情報について
国際交渉(WTO、FTA/EPA)、セ-フガ-ド、関税割当、国
際協力、輸出促進、海外の農業情報などについては、農林水産省HP
の下記のペ-ジをご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/kokusai.html
◆WTO農業交渉をめぐる動き
    21世紀の農産物貿易ル-ルを決める農業交渉に関しては、農林水産
省「WTO農業交渉コ-ナ-」をご覧下さい。
    http://www.maff.go.jp/wto/
2.会員からの情報提供コ-ナ-
  本コ-ナ-では、
  ○見本市に出展された皆さんからのレポ-トを募集しています。
  ○海外旅行などで見かけた意外な売れ筋商品などの情報も募集していま
す。
  ○その他、ご意見・ご提案などがありましたら、遠慮なく下記メ-ルア
ドレス宛にお送り下さい。
3.新聞情報
最近1ヶ月間、新聞各紙に掲載された輸出関連情報です。
  ・攻めの発想で米輸出/品質、食味高い評価/仙台市、東北で初の促進
シンポ(1月31日/日本農業新聞)
・農産物輸出拡大/成功事例に学ぶ/山形でセミナ-(2月11日/河
北新報)
  
4.東北地域農林水産物等輸出促進協議会からのお知らせ
◆1月30日(月曜日)に開催された「米の輸出促進シンポジウム」には、
生産者、農業団体、地方公共団体、米と日本酒の輸出関係企業等の
広範な方々の参集をいただき、誠にありがとうございました。
当日、実施しましたアンケ-ト調査結果におきましても、殆どの参
加者の方から「参考になった」との回答をいただきました。
今後の東北地域輸出促進協議会の予定としましては、2月中旬に協
議会構成員の皆さんのご意見・ご要望を把握する目的で、アンケ-
ト調査を実施します。また、東北地域輸出促進協議会幹事会及びワ
-クショップを、3月中旬に仙台市において開催する予定です。
今年度も終盤の取組となりますので、今回もご協力の程よろしくお
願いいたします。
 
5.メ-ルマガジン配信システム移行のお知らせ
いつも東北農政局農産物等輸出関連情報メールマガジンをご愛読い
ただきありがとうございます。
突然ですが、次号より配信システムを変更いたします。
配信システムの変更に伴って、次号配信後から、メールアドレスの
変更や配信解除につきましては、パスワードが必要になりますので、
メールマガジン登録画面のパスワード再発行からパスワードを入手
し、変更手続きを行うことになります。
 <次号は、3月上旬の発行の予定です>
○東北農政局農産物等輸出関連情報メ-ルマガジンへの意見・要望をお待
  ちしております。
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問い合わせ先:東北農政局生産経営流通部農産課(伊藤)
TEL:022-263-1111(内線4334)
FAX:022-217-4180
問い合わせ及びメ-ルマガジンの解除・配信先変更はこちら
e-mall:export@tohoku.maff.go.jp
東北農政局のホ-ムペ-ジ、輸出関連情報は以下をご覧下さい。
<東北農政局ホ-ムペ-ジ>
 http://www.tohoku.maff.go.jp
<農産物・食品等の輸出関連情報>
 http://www.tohoku.maff.go.jp/sesan/nousan/yushutu/index.htm

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経営・事業支援部事業戦略課 
ダイヤルイン:022-221-6107
FAX:022-217-2382

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