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福島地域からの便り(平成26年度)

福島の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

 「まめで達者な村づくり」 鮫川村農産物加工・直売所「手・まめ・館」-福島県・鮫川村- (2015年1月20日掲載)

福島県の県南に位置する鮫川村では、村の基幹産業である農業の振興と高齢者の健康づくり、生きがいづくりのため、「まめで達者な村づくり事業」を展開しています。この事業は、高齢者に大豆を栽培してもらい、収穫した大豆を全量村で買い取り、豆腐・納豆・味噌等に加工して販売する事業です。この「まめで達者な村づくり事業」の拠点施設となっているのが鮫川村農産物加工・直売所「手・まめ・館」で、平成17年11月にオープンし、今年は10年目を迎えています。

鮫川村では、高齢者が人口の3割を占め、介護保険や医療費の増大が課題となっていました。「それならば、お年寄りに元気になってもらおう」と始まったのが「大豆」を柱とするプロジェクト「まめで達者な村づくり事業」でした。昔から村内の家庭では、大豆を栽培して味噌などを作っていたため、栽培技術があり、健康食品として様々な加工品ができる可能性があったことから大豆がプロジェクトの柱になりました。

大豆生産者は約100人で、栽培面積は当初の5ヘクタールから10ヘクタールに増え、加工に供給する大豆は年間15トンに達しています。大豆加工品のうち、豆腐は「達者の豆腐」、味噌は「達者の味噌」として販売され、その美味しさは評判となっています。特に、「達者の味噌」は、その品質が高く評価され、福島県産ブランド認証産品にも選ばれています。

また、村内産の特別栽培米を炊飯し、学校給食に提供しており、さらに、給食用食材の生産者と子供たちが会食する『「食」と「農」の交流会』の開催等の取組により、食育の一端を担っています。

「手・まめ・館」は、大豆加工所のほか、村内の農産物・加工品を販売する直売所や食堂・カフェで構成されています。一日280人ほどが訪れており、地産地消の促進、都市との交流促進の場として重要な役割を担い、地域活性化に大きく貢献しています。

是非、「手・まめ・館」にお立ち寄りいただき、大豆加工品や農産物等をお買い求めください。
 

 

    (情報収集)いわき地域センター白河庁舎  電話:0248-22-1241
 

「まめで達者な村づくり」 鮫川村農産物加工・直売所「手・まめ・館」

「手・まめ・館」外観

「手・まめ・館」外観

(平成27年1月撮影)

「達者の豆腐」加工施設

「達者の豆腐」加工施設

(平成27年1月撮影)

人気の「達者の豆腐」

人気の「達者の豆腐」

(平成27年1月撮影)

「達者の味噌」及び農産物

「達者の味噌」及び農産物

(平成27年1月撮影)

 消費者と生産者の交流の場  農産物直売所みらい百彩館「んめーべ」  -福島県伊達市- (2014年11月5日掲載)

JA伊達みらいの農産物直売所、みらい百彩館「んめ~べ」は平成21年7月に福島県伊達市雪車町(そりまち)にオープンしました。「百彩館」の名前は、百姓の百、取りそろえる農産物が多種多彩でおよそ百種類、お客様と百のご縁があるように、などにちなんで付けられたとのことです。

生産者の登録会員は692名(平成26年8月末)で、うち常時出荷者数は概ね200名です。毎朝搬入される野菜やくだものについては、県や関係機関の放射性セシウムのモニタリング検査のほか、「んめ~べ」敷地内にも検査センターを設け、出荷者毎に全品目を対象に検査しています。あわせて、出荷者の栽培履歴から防除内容の確認を行うとともに、放射性物質の出荷前検査で安全性が確認できた食品に対してのみバーコードを発行し店頭に陳列しており、食品の安全・安心のPRを積み重ね、消費者の信頼を得ています。

また、地域とのつながりを大切にするため、「んめ~べ」内の加工室で総菜を手作りし、安否確認も兼ねて一人住まいの高齢者へ弁当宅配サービスも行っています。さらに、旬の農産物の販売促進のため、各種野菜・くだものまつりを開催し、消費者と生産者の交流の場づくりに取り組み、好評を得ています。

今後は、地域の特産品であるモモやあんぽ柿等を全国にPRすることで、地域の活性化に大きく貢献することが期待されます。
 

 

    (情報収集)福島地域センター 電話:024-534-4145
 

「消費者と生産者の交流の場  農産物直売所みらい百彩館「んめーべ」

みらい百彩館「んめ~べ」

みらい百彩館「んめ~べ」

地元産の新鮮な果物

地元産の新鮮な果物

果汁100%ジュース

果汁100%ジュース

あんぽ柿

あんぽ柿

 広野町二ツ沼直売所~東日本大震災を乗り越えて   -福島県広野町- (2014年7月18日掲載)

福島県双葉郡広野町にある二ツ沼直売所は組合員45名で運営していましたが、平成23年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故による全町避難により、休業を余儀なくされました。

全町避難解除後、広野町の復興するために何をすればよいか考えた結果、広野町は農業の復興なくしては真の復興にならないこと、避難先から帰宅しない理由の一つとしてスーパーが身近にないこと等から、「できることからはじめていこう」という思いで、再開の取り組みが行われました。その結果、平成25年7月27日、2年4か月ぶりに生産者組合員15名で営業を再開しました。再開してからは、商品が売れるかという不安もありましたが、それよりも、生産者が作付け・収穫し、販売できる喜びから生き生きとした表情が戻ってきたことがうれしかったといいます。

二ツ沼直売所では、県の支援を受けて放射線量測定器を導入し、販売する農産物及び農産物加工品は全て検査する態勢を整えています。さらに、県や町が主催するイベントに参加し、県内外の消費者に安心・安全のPR活動なども積極的に行ったことにより、来客数も増加し、町内で農産物販売の中核的な役割を果たすようになってきました。また、他町村の一時避難の住民も訪れ、情報交換の場ともなっています。

直売所は7月27日で再開後1周年を迎えます。組合長は、「二ツ沼直売所で取り組んでいることが、双葉地区の農業及び避難している農業者の希望となれば」と、抱負を語ってくださいました。

この直売所で販売されている新鮮な野菜等は、農業の復興に対する強い想いが込められています。さらに多くの皆様に利用していただくことで、直売所が復興に向けた発信基地となることが期待されます。
 

 

    (情報収集)いわき地域センター 電話:0246-23-8516
 

「広野町二ツ沼直売所~東日本大震災を乗り越えて~」

広野町産の野菜

広野町産の野菜

再オープンした直売所

再オープンした直売所

生産者の皆さん

生産者の皆さん

 地域資源を活用したワインで地域活性化   -福島県二本松市- (2014年4月21日掲載)

二本松市東和地域にある「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」(以下「夢ワイン」と表記)では、地域資源を活用した果実酒造りで地域活性化に取り組んでいます。

震災後、風評被害によりりんごの販売量が減少したことがきっかけとなり、地域に活気を取り戻したいと、農家8名が資本金を出し合い、平成24年9月に夢ワインを結成しました。平成25年7月には、地元の特産品であるりんごを使った果実酒「シードル」が完成し、その年の秋に初めてブドウを収穫、ワイン造りを開始し約180本のワインを瓶詰めしてお披露目会が行われました。

また、夢ワインでは、耕作放棄地にブドウを栽培することにより、農地の再生に取り組んでいます。さらに、病害虫に強く栽培が比較的容易な品種を導入することにより、高齢な生産者でもブドウ栽培に取り組むことができ、農業離れの解消にも役立っています。

ブドウの栽培面積は毎年増加しており、生産量を増やして本格的なワイン生産・販売を目指しています。活動拠点となっている加工施設は、養蚕業の衰退とともに利用されていなかった共同稚蚕飼養所を修繕・改装したもので、既存施設の有効活用により施設整備費を大幅に節減しました。

今後は、地域で栽培が激減している葉たばこの代替作物としてブドウへの転換や、遊休桑園で採れる桑の実を使った新たな果実酒の商品開発に取り組むこととしており、地域の活性化に大きく貢献することが期待されます。
 

 

    (情報収集)福島地域センター 電話:024-534-4145
 

「地域資源を活用したワインで地域活性化」

ブドウ苗

ブドウ苗

アップルシードル

アップルシードル

醸造タンク

醸造タンク

リンゴ絞り作業

リンゴ絞り作業

 

東北農政局案内

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