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宮城地域からの便り(平成26年度)

宮城の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

 被災地復興に向けて~石巻地域産学・異業種間連携による商品開発~  -宮城県 石巻市- (2015年3月5日掲載)

東日本大震災で被災した石巻地域では、食と農の復興に寄与する取組として、石巻専修大学経営学部石原ゼミの学生と石巻地域の異業種の企業が相互に連携し、地域産物を活用した商品開発を行っています。この取組は、「被災地の産業復興に向けて、従来にない新しい商品価値を創造する」ことで、地域食品産業の復興を目指すというものです。

第1弾として家庭向けに開発された「石巻・飯野川発サバだしラーメン」は、農事組合法人舟形アグリが生産した小麦を使用しています。麺は、(有)島金商店がサバの焼成骨を練り込み、スープを山徳平塚水産(株)が分担するなどで製造し、家庭的な懐かしい味となりました。商品は、石巻市小船越にある道の駅「上品の郷(じょうぼんのさと)」等で販売しており、産学・異業種間連携のモデルケースとして地元企業からも注目を集めています。また、この商品は、「フード・アクション・ニッポンアワード2014」では、「食べて応援しよう!賞」を受賞しています。

第2弾として開発された「ずるびきあんかけ」は、北上川流域や石巻市飯野川地区に伝わる郷土料理「ずるびき」を現代風にアレンジしたレトルト商品で、現在、「上品の郷」等で試作販売中です。「ずるびき」とは、古くから祝いや仏事の席で食される郷土料理で、数種類の野菜や豆腐、油揚げなどをしいたけの出汁で煮た汁ものに、くずあんでとろみをつけたものです。開発中の「ずるびきあんかけ」は、サバ出汁にできるだけ地場産の原材料を使用し、調達できない場合は、国内産のものを厳選しています。商品開発を手がけた石巻専修大学では、本年4月の本格販売に向けて、アンケート等を行いながら、改良を重ねています。

第3弾として考案中の「石巻生ぱすた」は、デュラム・セモリナ粉に石巻産小麦「ゆきちから」を50%配合した生麺や、ソースには三陸産のサンマ、石巻産のトマト、仙台味噌等の地場産品がふんだんに使用していることから、地産地消にも大きく貢献することが期待されます。

石巻地域へお越しの際は、是非、これらの産学・異業種間連携により開発された商品を食べていただき、復興支援にご協力ください。 

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607) 

 

被災地復興に向けて~石巻地域産学・異業種間連携による商品開発~

好評の「サバだしラーメン」

好評の「サバだしラーメン

新商品のレトルト食品「ずるびきあんかけ」

新商品のレトルト食品
「ずるびきあんかけ」

簡単に温めていただけます

簡単に温めていただけます

販売している「道の駅 上品の郷」

販売している「道の駅 上品の郷(じようぼんのさと)」

 日本一の宮城県「せり」が収穫のピークに  -宮城県 名取市- (2014年12月5日掲載)

宮城県の「せり」は作付面積、収穫量、出荷量とも全国1位(H24年地域特産野菜生産状況調査)を誇っています。県内の主産地は名取市で、同市のせりは「仙台せり」のブランドで出荷されており、全国的にも有数な産地として知られています。冬場のイメージが強いせりですが、8月から翌4月末にかけ長期間出荷されています。名取市のせり栽培の歴史は古く、380余年前からと言われています。

「せり」はビタミン類やミネラル、食物繊維などが豊富な緑黄色野菜で、春の七草の一番に出でくる古くから親しみ深い野菜です。県内では昔から雑煮の具材として親しまれていますが、最近は根の部分のおいしさが見直され、せりを丸ごと使い、鶏肉などと食べる「仙台せり鍋」が仙台の新名物として注目されています。冬期間には飲食店での提供のほか、家庭でも楽しむ人が増えています。

11月6日・7日に仙台市で開催された「仙臺鍋まつり」では、県内14市町村から出品された中で、名取市の「名取せり鍋」が来場者の投票により見事一番となり今年のグランプリを獲得しました。

名取市内でもせりの栽培が盛んな増田地区は、これから収穫の最盛期を迎えます。一際鮮やかな緑が一面に広がるせり田では、冷たい北風の吹く中、生産者が胴長をはいて水の中に入り、清らかな地下水で生育したせりを根を切らないよう丁寧に収穫しています。

県内で取扱量の多いJA名取岩沼の担当者は、「1年で一番出荷量が多いのは12月。寒さが増すと一層おいしくなります。伝統とともに培った栽培技術に自信を持って、消費者の皆様にお届けしています」と話してくれました。また、JAホームページに特産物として「仙台せり」を紹介、「芹のしゃぶしゃぶ」をはじめレシピ10種を掲載して、せりを使った料理の魅力を発信しています。

これからの寒い時期、家族団らんこたつで「せり鍋」を囲み、日本一のせりを味わい体の芯まで暖まってみませんか。 

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607) 

 

日本一の宮城県「せり」が収穫のピークに

せり田での収穫作業

せり田での収穫作業

(平成26年11月撮影)

地下水で丁寧に洗う

地下水で丁寧に洗う

(平成26年11月撮影)

洗われたせり

洗われたせり

(平成26年11月撮影)

せり鍋

せり鍋

(平成26年11月撮影)

 被災農家の手で甘いミニトマト「アンジェレ」が収穫ピークに  -宮城県 気仙沼市- (2014年9月5日掲載)

東日本大震災の津波被害を受けた気仙沼市本吉町で、一口サイズのミニトマト「アンジェレ」が出荷のピークを迎えています。

本吉町では、平成25年から個人農家とハウス利用組合、合わせて9.2aで栽培を始め、平成26年からは利用組合が借入ハウス(JA南三陸所有の水稲育苗ハウス)4.4aを増やして、合計で13.6aで栽培しています。利用組合では、収穫期の7月から10月上旬までパートを雇用して真っ赤に色づいたアンジェレを一つひとつ手摘みし、主に関東方面に出荷しています。

トマト栽培を始めたきっかけは、被災農地の塩害がひどく露地作物の生育が悪いなか、栽培未経験者でも始めやすいミニトマトの養液栽培をJA南三陸から提案されたことと、全農と民間会社から営農再開支援を受けることができたことです。

アンジェレは、ヨーロッパで育成された品種で、円錐形でつまみやすく、果肉がしっかりしていてゼリー質が少ないことから、果汁が飛び散る心配もなく、スナック感覚で手軽に食べることができます。また、完熟すると糖度が10以上と甘くなること、さらに甘みと酸味のバランスにも優れ、リコピンやフラボノイドが多く含まれるなど、これまでにない高付加価値トマトとして市場から評価されています。

アンジェレの栽培を契機にJA南三陸では、平成25年から地域特産の茶豆とあわせて「気仙沼茶豆&アンジェレ大収穫祭」を気仙沼市内で開催し、特産品のイメージアップと生産拡大を目指しており、平成26年は仙台駅前で収穫祭を開催することにしています。

JA南三陸では、アンジェレを地域特産品と位置づけ、地域の農業振興と雇用の拡大を目標に、復旧した被災農地を活用してアンジェレの栽培面積の拡大を目指しています。JA南三陸本吉営農センターの木村さんは、「将来的には選果場や加工施設を整備し、アンジェレを使用したスイーツ、料理、ジャム、ドレッシング等の6次産業化にも取り組んでみたい」と語ってくれました。

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607) 

 

被災農家の手で甘いミニトマト「アンジェレ」が収穫ピークに

赤く色づいたアンジェレ

赤く色づいたアンジェレ

完熟したアンジェレ

完熟したアンジェレ

管理と収穫に忙しい女性たち

管理と収穫に
忙しい女性たち

大きな看板が目印

大きな看板が目印

 うめづくしの一日!「うめ~梅まつりinかくだ」6月22日に開催  -宮城県角田市- (2014年6月5日掲載)

今年の6月6日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」、暦の上では穀物の種をまく季節、梅の実が青から黄色に変わり、百舌(もず)が鳴き始める頃とされています。
宮城県の南部に位置する角田市は梅花の里といわれるほど梅の生産が盛んなまちで、毎年、青梅の時期に梅まつりが開催されています。梅は今年も順調に生育していることから「第16回うめ~梅まつりinかくだ」の開催日が6月22日(日曜日)に決まりました。
とにかく梅づくしのまつりです。当日は昔ながらの製法で作られた角田の梅干し、梅のお菓子など梅を使った特産品の販売や梅に関するイベントが盛りだくさん。まつりの一番人気は「青梅の即売会」です。もぎたてで新鮮な梅を自分で一升枡にめいっぱい山盛りにして格安で買えるこのイベントは毎年行列ができるほど評判となっています。
梅には疲労回復、食欲増進、整腸作用などの効能があるといわれており、家庭でさまざまな梅が楽しめるよう、会場ではオリジナル梅酒・梅サワー・カリカリ梅作りが体験できるほか、「梅なんでも相談コーナー」では、上手な梅干しの漬け方、レシピなどを相談することもできます。また、梅肉を練り込んだかくだ特製「梅もち」や、地元で好評な各種梅料理を「試食・試飲」することができます。
是非、「うめ~梅まつりinかくだ」へご家族と一緒にお越しいただき、楽しい一日を過ごしてはいかがでしょうか。

 

・お問い合わせ先:うめ~梅まつりinかくだ実行委員会(事務局、角田市観光物産協会)
・TEL:0224-61-1192

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)  

 

うめづくしの一日!「うめ~梅まつりinかくだ」6月22日に開催』

大粒で新鮮な梅

大粒で新鮮な梅

梅加工品の販売

梅加工品の販売

一升枡いっぱいの青梅(即売会)

一升枡いっぱいの青梅
(即売会)

かくだ特製梅もち

かくだ特製梅もち

 

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