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福島地域からの便り(平成27年度)

福島の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

 なめこ栽培農家の農家レストラン「東和季の子工房」-福島県二本松市- (2016年3月22日掲載)

二本松市の旧東和町になめこ栽培農家が経営する農家レストラン「東和季の子工房(とうわきのここうぼう)」があります。

「東和季の子工房」は、地域にあるたくさんの豊かなものを生かし、地域の魅力を伝えたいと店主の武藤さん夫婦が2人で始め、現在はシェフの息子夫婦と4人で営んでいます。武藤さんは以前養蚕業をしており、店舗は蚕の飼育室として使われていた建物を1Fはレストランに、2Fは宿泊スペースに改装したもので、農業体験ができる農家民宿にもなっています。

レストランで使用する食材は、自家栽培のなめこと野菜のほか、近所の農家が有機栽培などこだわりを持って作った野菜など地元のものを使用しています。なめこはあまり加湿をせず、培養期間をかけた独特の方法で栽培しているため、収穫したてのなめこは「ぬめり」がなく、フリットやピッツアなど栽培農家でしか味わうことのできない調理でなめこを味わうことができます。メニューは朝収穫した野菜などその日の食材により決めており、料理は美味しい食材の味を生かすため、あまり手を加えず、野菜の持つおいしさが伝わる優しい味となっています。食材や調理にこだわっているからこそ、なめこと野菜のおいしさは本当に衝撃的です。

「東和季の子工房」は完全予約制となっています。この店でしか味わえない味をぜひご賞味下さい。

 

    (情報収集)福島県拠点  電話:024-534-4142
 

なめこ栽培農家の農家レストラン「東和季の子工房」

季の子工房の武藤さんご家族

季の子工房の
武藤さんご家族

店内の様子

店内の様子

なめこフリットサラダ

なめこフリットサラダ

かぶのスープ

かぶのスープ

旬菜パスタとなめこのピッツア

旬菜パスタと
なめこのピッツア

アイスとりんごのデザート

アイスとりんごのデザート

 

 福島県中・浜通り地域伝統の保存食「凍み餅(しみもち)」-福島県福島市- (2015年12月21日掲載)

凍み餅は本格的な寒さとなる1月から2月にかけて、福島県中・浜通り地域で寒さと乾燥する冬の気候を利用して作られる独特の保存食です。今回、「ふくしま食のたくみ」である茂木アキさん(福島市松川町)に話を伺いました。昔は貴重な米を無駄にしないためにもち米にくず米を入れて餅に加工し、天明・天保の大飢饉の頃から作られていたそうです。長期保存が可能で手間をかけずにすぐに食べられることから、冬の間にたくさん作っておき、春の田植えなど忙しい時期の小昼(休息時)に各家庭で食べられていました。

作り方は、もち米に米粉(うるち米)とごんぼっぱ(ヤマゴボウの葉)やもち草(ヨモギ)を入れて蒸し、つきあがった餅を棒状にして、数日置きます。固くなったら、1cmくらいの厚さに切ってわらで一つひとつ編み、水に浸して寒い日の夜に外に吊します。日が昇る前に室内の風通しの良いところへ移し、数週間陰干しをしてよく乾燥させてできあがりです。

凍み餅は半日くらい水につけて戻し、焼いて、砂糖醤油やきなこをつけて食べます。ごんぼっぱやもち草は、春から夏に採り乾燥させておいたものを使いますが、山野草を入れることにより食物繊維もとれ、また、乾燥しても餅が割れないようにつなぎとしての役目もあります。

凍み餅は、道の駅などでも販売されていますので、ぜひ購入していただき、伝統食を味わってみてはいかがでしょうか。 

 

    (情報収集)福島県拠点  電話:024-534-4142
 

福島県中・浜通り地域伝統の保存食「凍み餅(しみもち)」

茂木アキさん

茂木アキさん

凍み餅

凍み餅

調理した凍み餅

調理した凍み餅

 

 ブランド米に願いを込めて-福島県いわき市- (2015年9月18日掲載)

福島県いわき市からいわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki」を紹介いたします。

「Iwaki Laiki」は、東京電力福島第一原子力発電所事故によるいわき市産米の風評を払拭するため、米の全量全袋検査を主な事業としている「いわき地域の恵み安全対策協議会」が昨年10月に発表したブランド米です。“Laiki”とはハワイ語で「神聖な食べものであるお米」という意味です。

今年は、いわき市瀬戸町の水田で田植え式が行われ、スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームやいわき明星大学農業研究会の学生約20人が参加しました。スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームの賀沢さんと鈴木さんは、ハワイの農家が着用するカウボーイの服装で参加し、「たくさんの人にいわきのコメを食べてほしい」と話していました。

9月下旬には稲刈り式が行われ、収穫されたお米はいわき市内のスーパーや各種イベント等で販売される予定です。

また、いわき地域の恵み安全対策協議会では、「Iwaki Laiki」の新たな食べ方の提案として「カジキ」や「いわき産野菜」をプレートなどに盛りつけた「Iwaki  ロコモコ」を開発しました。「Iwaki  ロコモコ」は、いわき市内の飲食店など10店舗で提供しており、9月1日から11月30日までの3カ月間の予定で、食べ歩きキャンペーンを開催しています。

この機会に「Iwaki  Laiki」を使用した「Iwaki  ロコモコ」を味わってみてはいかがでしょうか。

 

    (情報収集)福島県拠点  電話:024-534-4142
 

ブランド米に願いを込めて

「Iwaki  Laiki」

Iwaki  Laiki

ロコモコ

Iwaki  ロコモコ

「Iwaki  Laiki田植風景」

Iwaki  Laiki  田植風景

「Iwaki  Laiki  イベントでの販売風景」

Iwaki  Laiki
イベントでの販売風景  

 

 「伝えます・届けます・広めます故郷の味」  かーちゃんの力(ちから)・プロジェクト協議会-福島県福島市- (2015年6月19日掲載)

福島県阿武隈地域では、「かーちゃん」(女性農業者)たちにより自家生産した農産物を使用した豆もちや漬物等の加工食品の製造・販売、農家レストラン・農家民宿で地元の食材を利用した手料理の提供等の取組が盛んに行なわれていました。しかし、福島原発の事故のため避難生活を余儀なくされ、それらの活動に取り組むことができなくなりました。

このような状況の中、福島大学小規模自治体研究所(※)からの呼びかけで、阿武隈地域から近隣の市町村に避難している「かーちゃん」達20名が結集し、これまでに培ってきた知恵や技術を生かせる場所として「かーちゃんの力(ちから)・プロジェクト協議会」を2011年11月に立ち上げました。

会長の渡邊とみ子さんを始め、協議会メンバーは、阿武隈地域の食文化をより多くの人に知ってもらおうと、避難先で生産した新鮮な農産物を原料に、真心込めて手作りした加工食品やお弁当を、福島市内「コミュニティ茶ロン  あぶくま茶屋」や「かーちゃんふるさと農園わいわい」ほか市内2箇所で販売し好評を得ています。また、加工品はインターネットでも販売されています。このような活動を通じて、避難生活を送られている方や地域の方々に販売することで、阿武隈地域の復興にも寄与しています。

さらに、同協議会では阿武隈地域の食文化・技術を伝承するための料理教室や、地域コミュニティ再構築の取組等幅広く活動を行なっており、今後も「伝えます・届けます・広めます故郷の味」をキーワードに取組の拡充を図っていく予定です。

※福島大学小規模自治体研究所
   産学官が連携し小規模自治体における課題解決に取組んでいくことを目的に設立されたプロジェクト研究所。 

 

 

    (情報収集)福島県拠点    電話:024-534-4142
 

「伝えます・届けます・広めます故郷の味」 かーちゃんの力(ちから)・プロジェクト協議会

コミュニティ茶ロン  あぶくま茶屋

コミュニティ茶ロン
あぶくま茶屋

あぶくま茶屋での商品販売

あぶくま茶屋での
商品販売

商品(主な加工品)

商品(主な加工品)

会長  渡邊  とみ子さん

会長  渡邊  とみ子さん

 (平成27年6月2日撮影)

 

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