ホーム > 各県拠点情報 > 宮城地域からの便り(平成27年度)


ここから本文です。

宮城地域からの便り(平成27年度)

宮城の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

 生きもの共生型農業(ふゆみずたんぼ)を活用した地域の取組  -宮城県大崎市- (2016年2月5日掲載)

大崎市では、秋から冬の間、朝や夕方にマガンや白鳥などの多くの渡り鳥が一斉に群れで飛び立つ光景が見られます。大崎市の東部にあり、渡り鳥の主な越冬地になっている蕪栗沼(かぶくりぬま)は、面積約150haの大部分が湿地の沼で、周辺は沼を干拓した水田に囲まれています。2005年にラムサール条約湿地「蕪栗沼・周辺水田」として登録され、蕪栗沼と周辺水田で越冬する渡り鳥の数は10万羽を超えます。特にマガンは、日本に飛来する8割がこの地で越冬するといわれています。

蕪栗沼や周辺水田では、環境保全や渡り鳥との共生を目的に、地域の農家・NPO法人・蕪栗沼地区農業農村研究会・JAなどが協力して、「ふゆみずたんぼ」農法に取り組んでいます。

「ふゆみずたんぼ」農法とは、稲刈りが終了した水田で、冬から春にかけて水を張ることで、渡り鳥やイトミミズ、微生物などの生き物の力を借りて、農薬・化学肥料を使わない米づくりを行う栽培技術です。また、渡り鳥にとっては、冬の間も水田に水があることによって、沼以外にねぐらが確保できるため、越冬地を広げることができます。

「ふゆみずたんぼ」農法でつくられた米は、農薬や化学肥料を使わない安心・安全な米「ふゆみずたんぼ米」としてブランド化している他、「ふゆみずたんぼ米」を原料にした日本酒も作られています。

そのほか、地域では蕪栗沼周辺の渡り鳥の観察会や、小中学校における生きもの調査などの環境教育の取組が行われており、ふゆみずたんぼの取組は、農業以外にも豊かな暮らし・地域づくりに貢献しています。
大崎市の水田地域は、その豊かさから豊饒の大地「大崎耕土」と呼ばれています。大崎市ではこれからも、渡り鳥マガンを生きものと共生する農業のシンボルとして位置づけ、伝統的な水田農業と豊かな湿地性の生態系を引き継ぐ取組を進めていくこととしています。

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)  

 

生きもの共生型農業(ふゆみずたんぼ)を活用した地域の取組

マガン

マガン

(大崎市提供)

ふゆみずたんぼと渡り鳥

ふゆみずたんぼと渡り鳥

ふゆみずたんぼ米

ふゆみずたんぼ米

(大崎市提供)

生きもの調査

生きもの調査

(大崎市提供)

 地域復興に向け「福幸祭2015」11月8日(日曜日)に開催!  -宮城県東松島市- (2015年11月5日掲載)

東松島市野蒜地区では、農業生産法人(有)アグリードなるせ(代表取締役社長 安部 俊郎 平成18年2月設立)が中心となり、平成24年から毎年「福幸祭」を開催しています。4回目となる今年の「福幸祭2015」は、平成27年11月8日(日曜日)午前11時から「アグリードなるせNOBICO(農産物処理加工施設)前広場」を会場として開催されます。

オープンセレモニーでは、地元小学生による、復興を願う力強い「野蒜復興太鼓」や農業体験を通じて収穫したもち米を使用しての餅つきが行われます。また、地元農産物の直売、農業機械への搭乗体験、馬車遊覧、歌と踊りなど、子供から大人まで楽しめるイベントが予定されています。

アグリードなるせは、平成25年度に六次産業化・地産地消法の認定を受け、米粉、小麦粉等の加工施設(NOBICO)の建設を進めてきました。本年7月に施設の完成とともに、自社生産の小麦を使用したバウムクーヘンの商品化に取り組み、本年10月、新商品「のびるバウム」の発売を開始、「福幸祭2015」でも販売されます。

同社は、東日本大震災の津波により農地や農業機械などに甚大な被害を受けました。しかし、地域住民等と協力して迅速な復旧作業を行い、震災発生年の5月には営農を再開するとともに、米が作れたことへの感謝と復興に向け前進できる地域づくりを目指して、同社が主体となり、「福幸祭」を毎年開催しています。

「福幸祭2015」の開催にあたり、同社の安部社長は、「地域住民の多くがまだ仮設住宅で暮らしている。この地域の方々が高台に住宅を構えるまで、お互いに支え合っていきたいと思っている。また、医療、福祉などの他業種とコラボし、『のびる村』として地域一体となり、農業・農村の復興に向け、今後も福幸祭を開催していきたい。」と、地域復興に向けた思いを語ってくれました。

是非、「福幸祭2015」へご家族一緒にお越しいただき、楽しい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)

 

地域復興に向け「福幸祭2015」11月8日(日曜日)に開催!

農産物処理加工施設(NOBICO)

農産物処理加工施設(NOBICO)

バウムクーヘン「のびるバウム」

バウムクーヘン
「のびるバウム」

「餅つきコーナー」の様子(2014)

「餅つきコーナー」の様子(2014)
(有限会社アグリードなるせ提供)

「イベントステージ」の様子(2014)

「イベントステージ」の様子(2014)
(有限会社アグリードなるせ提供)

 朝獲りした魚介類と加工品を直売  -宮城県南三陸町- (2015年8月5日掲載)

宮城県の南三陸町にある宮城県漁業協同組合志津川支所(支所運営委員長  佐々木憲雄)は、平成25年4月に戸倉出張所の隣に「タブの木漁協直販所」をオープンさせ、生鮮水産物のワカメ、牡蠣、ホタテ、タコ、ホヤ、銀鮭等を中心に販売しています。

直販所の名前の由来である「タブノキ」は、東北から九州・沖縄に分布し、特に海沿いに多い常緑高木です。南三陸町の町木になっており、直販所の正面に見える椿島は、島全体がタブノキの原生林に覆われ、群生の北限地とされています。その貴重さから「椿島暖地性植物群落」として、国の天然記念物に指定されています。

直販所では、地元漁師が朝獲りした魚介類のほか、お土産になる商品も欲しいというニーズに応え開発した各種「炊き込みご飯の素」(レトルトパック)や敷地内にある加工場で製造した昆布の佃煮、牡蠣の甘露煮、銀鮭の麹漬けなどの加工品を販売しています。

加工品は、魚介類の水揚げ時期によって通年販売していないものや、手作りのため多く作れないものもありますが、地元漁師が水揚げする旬の魚介類を素材に使用することにこだわりをもっています。直販所の担当者である阿部富士夫さんは「是非、新鮮な魚介類と一緒に加工品も味わってもらいたい」と話していました。

志津川漁港に水揚げされるタコは、「西の明石、東の志津川」と言われるほど有名で、7月から8月にはミズダコが、11月から2月にはマダコがそれぞれ最盛期となります。また、今、旬をむかえているホヤは、肉厚で美味しいと評判で、町外からも新鮮なホヤを求めて、朝早くから直販所に行列ができるほどです。

直販所には、そのほかにも様々な魚介類や加工品が並びますので、南三陸町に訪れた際には、「タブの木漁協直販所」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)  

 

朝獲りした魚介類と加工品を直売

タブの木漁協直販所

タブの木漁協直販所

販売している新鮮なホタテ

販売している新鮮なホタテ

炊き込みご飯の素

炊き込みご飯の素

手作りの加工品

手作りの加工品

 母の日カーネーションフェア開催!  -宮城県村田町- (2015年5月7日掲載)

母の日といえばカーネーション。「母への愛」「真実の愛」「感動」などの花言葉があります。宮城県は東北有数のカーネーションの産地で、東北一の出荷量(平成25年作物統計調査の作況調査・花き調査)を誇っています。

東北自動車道村田IC近くの、道の駅「村田」村田町物産交流センターでは、5月9日(土曜日)~10日(日曜日)に、「母の日カーネーションフェア」が開催されます。このフェアは、宮城県仙南地域で栽培されているポットカーネーションの展示即売会で、毎年5月の母の日に合わせて開催されています。

展示即売されるポットカーネーションは、JAみやぎ仙南「柴田鉢花研究会」の会員(8戸)が、母の日ギフト用として栽培したものです。研究会は、燃料高騰で経営状況が厳しい中、月一回は会員同士で互いのハウスを回り、生育状況を確認するなど品質向上に努め、高品質のカーネーションを出荷しており、市場や量販店等から高い評価を受けています。今年のポットカーネーションの品質は良好で、順調な仕上がりとなっており、北は北海道から南は愛知県まで広く出荷されています。最近、人気なのは「赤とピンク」や「ピンクとオレンジ」などの色が混ざり合った品種で、現在、出荷のピークを迎えています。

「母の日カーネーションフェア」では、「柴田鉢花研究会」の会員が丹精込めて育てた8万鉢の中から厳選された500鉢の多彩な色のカーネーションが展示即売されます。

是非、「母の日カーネーションフェア」に足を運んでカーネーションを観賞していただき、お母さんに感謝の気持ちを込めてカーネーションを贈られてはいかがでしょうか。 

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)  

 

母の日カーネーションフェア開催!

出荷間近のカーネーション

出荷間近のカーネーション

ハウス一面のカーネーション

ハウス一面の
カーネーション

出荷に向け作業する女性

出荷に向け作業する女性

会場の村田町物産交流センター

会場の
村田町物産交流センター

 

 

ページトップへ

東北農政局案内

リンク集