このページの本文へ移動

東北農政局

メニュー

岩手地域からの便り(平成28年度)

岩手の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

一足早く感じる春「大船渡市のつばき」  -岩手県・大船渡市- (2017年1月5日掲載)

岩手県大船渡市は、太平洋沿岸のヤブツバキ実取りの北限として知られ、市内いたる所に自生が見られます。つばきは市の花にもなっており、つばきをキャッチフレーズにしたまちづくりを進めています。

市農業委員会は椿を活用した産業を推進するために、遊休農地などへヤブツバキの植樹活動を行なっており、地域住民や学生ボランティアの協力により、東日本大震災以降、植樹本数は1,600本余りを数えるまでになりました。これまで1.05haの遊休農地の解消に役立っており、今後も継続していく予定とのことです。
市内には、約1,000本の椿が植樹されている碁石椿園や、樹齢1,400年で日本最大・最古のヤブツバキといわれる岩手県の天然記念物の「三面椿」など、自生椿を堪能できる名所があります。

また、屋内で様々な椿を間近で堪能したい方には、地域農業基盤確立農業構造改善事業を活用し建てられた「世界の椿館・碁石」がお勧めです。世界13カ国550種の椿ワールドが広がっており、赤、ピンクに黄色、一重、八重に牡丹咲きと色や形も様々です。売店では実の殻を使用したブローチ・キーホルダー等の椿工芸品や気仙地方の椿を原料とした椿油や椿茶のほか、苗や鉢花の販売も行ない地域の花卉農家の収入の一助になっています。

この椿館では毎年「つばきまつり」が開催されており、20回目を迎える今回は1月14日から3月20日までの間、椿加工・椿油搾油の体験コーナーや椿スイーツ等の飲食物販など多彩なイベントを企画し、「椿の里・大船渡」をPRするとのことです。

ぜひこの機会に、大船渡市で咲く椿を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先:大船渡市農林水産部農林課
住所:岩手県大船渡市三陸町越喜来字所通26-1
電話番号:0192-27-3111(内線7124)

「世界の椿館・碁石」
住所:岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1
電話番号:0192-29-4187
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(つばきまつり期間中は休館日なし)
駐車場:有、大型バス受入可 

 (情報収集)岩手県拠点    電話:019-624-1125
 

一足早く感じる春「大船渡市のつばき」

世界の椿館・碁石

世界の椿館・碁石(28.12.20撮影)

世界の椿館内の椿

世界の椿館内の椿
(大船渡市提供)

三面椿

三面椿
(大船渡市提供)  

椿加工品

椿加工品
(28.12.14撮影)

 ズッキーニで地域を盛り上げよう~JAいわて中央の挑戦~-岩手県・JAいわて中央- (2016年10月5日掲載)

JAいわて中央は、岩手県の中央部(紫波町・矢巾町・盛岡市(旧玉山村除く))に位置し、基幹作物の水稲に野菜、果樹や畜産などを組み合わせた複合経営が主体となっています。

当JA管内は、農業従事者の高齢化が進むとともに農家戸数が減少したことや、主食用米の需給状況により米価が低迷していることから、一戸当たりの農業所得は減少傾向にあります。そこで、稲作と組み合わせて高収入が得られ、高齢者でも栽培可能な作物の選定と栽培技術の確立が課題となっていました。

そのような中、販売先のバイヤーから、イタリア料理やフランス料理には欠かせず、近年消費が伸びている野菜「ズッキーニ」の栽培を提案されました。

見た目はキュウリによく似たズッキーニですが、実はカボチャの仲間です。平成26年の収穫量は長野県、宮崎県で全国の62%を占めています。東北地方では、家庭でズッキーニを調理する機会が少ないことから、現在はスーパー等での試食や調理方法の紹介をとおして、消費者への普及活動も行っています。

当JAでは平成25年度に生産者3名で試験的に栽培を開始した結果、ズッキーニは栽培方法や出荷作業が他の野菜より簡単なことから、平成26年度は30名で約4ha、平成27年度は生産量を確保するため集落営農組織も加わり、63名で約12haと生産者と栽培面積を増加させてきました。販売額も当初の約107万円から5,400万円と大幅に増加したことから、平成28年度は更に規模を拡大し栽培面積21ha、販売目標額は1億円と設定し取り組んでいます。

当JAは、新たな生産者を対象に毎月の栽培指導会を実施し、栽培技術を平準化させ品質の向上に取り組み、東北一のズッキーニ産地を目指しています。

 

  • 問い合わせ先:岩手中央農業協同組合  営農販売部
  • 住所:岩手県紫波郡紫波町桜町字上野沢38-1
  • 電話:019-676-3111
  • FAX:019-676-4423

 

 (情報収集)岩手県拠点    電話:019-624-1125
 

ズッキーニで地域を盛り上げよう~JAいわて中央の挑戦~

店舗での販売の様子

店舗での販売の様子

現地指導会の様子

現地指導会の様子

結実した状態

    結実した状態    

出荷形態(2kg箱)

出荷形態(2kg箱)

 田老の復興そばを召し上がれ!「はなや蕎麦たろう」-岩手県宮古市- (2016年7月5日掲載)

東日本大震災の津波で被災した、宮古市田老地区の農地を復旧させてそばを栽培し、「十割そば」を提供している「はなや蕎麦(そば)たろう」が4月に仮設店舗から新店舗に移り、本格的な営業を始めました。

平成23年の東日本大地震で津波が襲い、田老地区はがれきの山となりました。「はなや蕎麦たろう」を切り盛りする小林店長は、被災地区の方々と、がれきの撤去作業を行い農地の復旧に取り組みました。平成26年6月に同地区の地権者が協力して農業に取り組もうと、営農組合「八幡ファーム」を設立し、農地の復旧工事が完了した同7月に初めてそばの栽培を開始しました。

そばの栽培を選択した理由は、「一面に広がるそば畑の白く小さな花の美しさを見て心をひかれ、被災した田老でも」と話してくれました。最初の年は出荷したものの、販売価格が安く、収益が上がらなかったことから、販売がだめなら地産地消と、十割そばを作ってみたら想像以上に美味しかったこと、組合員の収入が少しでも増えればと思い、そば屋をやろうと考えたそうです。

平成27年10月に仮設店舗でそばの提供を始めたところ、地元の方はもちろんのこと、遠方からわざわざ来てくれるお客さんもいるとのことです。八幡ファームからそばを直接買い付け、手作業による選別、風味が落ちないように、1週間以内に製粉したものを提供するようにしているそうです。

新店舗は国道45号線沿い三陸鉄道田老駅の近くにあります。風味豊かな田老産の十割そばを、是非食べにいらしてください。

 

  • 問い合わせ先:「はなや蕎麦たろう」店長:小林智恵子さん
  • 住所:岩手県宮古市田老1丁目2-12
  • 電話:0193-87-3750
  • 営業時間:午前11時~午後2時
                        午後5時~午後8時(7時30分ラストオーダー)

定休日 火曜休

 (情報収集)岩手県拠点    電話:019-624-1125
 

田老の復興そばを召し上がれ!「はなや蕎麦たろう」

4月にオープンした新店舗

4月にオープンした
新店舗

田老産の十割そば 
田老産の十割そば

「はなや蕎麦たろう」 
入澤さん(左)と店長の小林さん(右)

そば畑(八幡ファーム提供) 
そば畑
(八幡ファーム提供)

 産直「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」で地域振興をめざす-岩手県大槌町- (2016年4月5日掲載)

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町に、本年1月15日、産地直売所「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」がオープンしました。農水産物の販売施設とJAいわて花巻大槌支店を複合的に整備したもので、農家レストランも併設しています。町指定管理者であるJAいわて花巻がすでに花巻市で営業している直売所「母ちゃんハウスだぁすこ」のノウハウを導入し、大槌町や新おおつち漁協と連携しながら、沿岸地域の農水産業振興と復興の新拠点として地元に根ざした運営を行っています。

店名に入っている「だぁすこ」とは、宮沢賢治の童話の一節にある伝統芸能「鬼剣舞」の太鼓の音を擬音化した「ダー、ダー、ダースコ、ダーダ」に由来した名前だそうです。沿岸店にも開店以来1万2千人余りものお客様が訪れ、店内の売り場には地元の新鮮な農産物、手作りのお菓子や弁当・総菜のほか、沿岸地域ならではの海産物や海産加工品などがずらりと並んでいます。中でも藤原吉秀店長のお薦めは、地元加工製造会社と共同で商品開発した「いか餃子」です。イカがぎっしりと詰まっていて、「お酒のおつまみにぴったり」とのことでした。

直売所に隣接している農家レストランでは「いか餃子」はもとより、ご飯おかわり自由の「日替わり母ちゃん定食」や各種麺類、JAが開発した飲料「野菜まるごとスムージー」などを提供しています。どれも地場産の野菜等が使われ地産地消に結びついています。

大槌町は、内陸部ほど寒さが厳しくないことから、一年中野菜が供給できる農業を目指してJA沿岸産直部会を設立しました。冬に収穫するキャベツやブロッコリーの生産に取り組むなど、少ない農地を効率的に利用する生産体系を進めています。

平成30年には三陸沿岸道路・大槌IC(仮称)が店舗の近くに開通する予定で、今後はさらにアクセスが良くなることからも、多くのみなさんに立ち寄っていただく場として、地域の活性化と復興への貢献が期待されています。

 

  • 問い合わせ先:母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店
  • 住所:岩手県上閉伊郡大槌町大槌16-28
  • 電話:0193-42-8151
  • FAX:0193-42-5465

 (情報収集)岩手県拠点    電話:019-624-1125
 

産直「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」で地域振興をめざす

「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」の外観

「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」の外観

大人気の地元産農・海産物をふんだんに使った総菜コーナー 
大人気の地元産農・海産物
をふんだんに使った
総菜コーナー

売り場は地元産野菜・加工品のほか「だぁすこ花巻店」の品物が並ぶ 
売り場は地元産野菜・加工品
のほか「だぁすこ花巻店」の
品物が並ぶ

地元加工会社と商品開発した「いか餃子」

地元加工会社と商品開発した
「いか餃子」

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader