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東北農政局

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宮城地域からの便り(平成28年度)

宮城の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

中山間地域における官民が連携した酒米づくり-宮城県気仙沼市- (2017年1月20日掲載)

気仙沼市廿一(にじゅういち)地区の「清流蔵の華廿一会」(小松正会長)は、平成14年から官民が連携した酒米づくりに取り組んでいます。
同地区は、気仙沼市西部の笹森山中腹にある中山間地域で、棚田が多く、ほ場整備や大区画化にも取り組めないなどの条件不利地であるとともに、担い手の高齢化や後継者不足等の問題もあり、この地区の農地をいかに守っていくかが課題となっていました。

このような中、市内の蔵元2社が設立した「地米酒づくり研究会」からの酒米栽培の協力依頼を受けて、地区内の6農家が、地域活性化と農地保全に繋がると考え、「清流蔵の華廿一会」を設立し、酒米(蔵の華)栽培を始めました。
これを受けて、気仙沼市でも、蔵元、酒米生産者、消費者及び行政が一体となって、農村と都市の交流に取り組むため、「酒米サポーターズクラブ事務局」を設立。田植えや稲刈り等の農業体験者(酒米サポーターズ)の募集を行っています。この農業体験を通じて、消費者の方々にも農業の大切さを理解していただくとともに、蔵元、酒米生産者及び消費者が連携することにより、地酒の消費拡大等にも繋がっています。

また、市内の酒販売店で組織する「福宿販売店会」とも連携し、毎年、蔵元が製造した新酒を関係者等に披露する「気仙沼の新酒を楽しむ会」を開催しています。
「清流蔵の華廿一会」では、品質の良い酒米を生産に向けて、農業改良普及センターから栽培技術の指導を受けるとともに、生育調査を行うなど栽培管理を徹底しているほか、水にこだわり、地区内を流れる廿一川の清流を用水としたほ場でのみ酒米を栽培しています。

小松会長は「設立当初6名(4ha)だった会員数は、地域の方々から取組に対する理解を得て、現在は11名(6.6ha)まで拡大した。この取組が地域の活性化に繋がるよう、今後も官民が連携した酒米づくりに取り組んでいきたい」と話しています。

  • お問い合わせ先:酒米サポーターズクラブ事務局(気仙沼市産業部農林課農政係)
  • 電話:0226-22-3439
  • FAX:0226-22-8901  

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4608)  

 

中山間地域における官民が連携した酒米づくり

酒米「蔵の華」作付展示圃

酒米「蔵の華」
作付展示圃

「酒米サポーターズ」による田植えの様子

「酒米サポーターズ」による
田植えの様子
(気仙沼市提供)

「酒米サポーターズ」による稲刈りの様子

「酒米サポーターズ」による
稲刈りの様子
(気仙沼市提供)

「蔵の華」により製造した地酒

「蔵の華」により製造した地酒

 

 「しろいし米」ササニシキ復活プロジェクト-宮城県白石市- (2016年10月20日掲載)

今年、白石市の農家を中心に「畦(あぜ)かえる」(下添HP参照)を合言葉に『食味日本一の「しろいし米」ササニシキ復活プロジェクト』が動き出しました。

「かつて食味日本一になったササニシキを復活させ、地域を活性化させたい。」「作柄や市場価格に左右されないブランド米を作っていきたい。」等の熱い思いを持つ5名の生産者が立ち上がり、市、NPO法人の協力を得てプロジェクトを推進してきました。

5名の生産者は、おいしいお米を消費者に提供するため、農業改良普及センターの指導を受け、米の品質を統一するため全員で毎月ほ場巡回と生育調査を行い、栽培管理を徹底してきました。収穫作業は、コンバインで刈取り機械乾燥する一般的な方法と、バインダーで刈り取り棒掛けし、自然乾燥した昔ながらの方法で取り組んでいます。

初めて収穫されたお米の試食会では、市内の飲食店や旅館の関係者も参加し、「懐かしい味で、香りも艶もあってうまい。」との声が聞かれ好評でした。

収穫された「しろいし米」ササニシキは、一般米と自然乾燥米で市内の農産物直売所「小十郎の郷」で販売されています。「小十郎の郷」は、地域の基盤産業である農業を支え、農産物の安定した販路の確保を目的にNPO法人である「小十郎まちづくりネットワーク」が運営しています。

今後の復活プロジェクトでは、趣旨に賛同する生産者を募り、作付面積をさらに増やし、地域の独自ブランド米としての地位を確立することを目指しています。
かつて、東日本を代表していた品種ササニシキは、あっさりとして飽きがこない食味で人気を誇っていました。復活した「しろいし米」ササニシキを味わってみてはいかがでしょうか。

 

  • お問い合わせ先:農産物直売所「小十郎の郷」
  • 住所:白石市福岡長袋字八斗蒔1番地
  • 営業時間:9時00分~18時00分(年中無休) 
  • TEL :0224-22-0881   FAX:0224-22-0880 
  • 「畦かえる」HP: http://www.aze-kaeru.com 

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4510)  

 

「しろいし米」ササニシキ復活プロジェクト

5名の農業者の方々

5名の農業者の方々

バインダーでの稲刈り

バインダーでの稲刈り

収穫後の乾燥(棒掛けで自然乾燥)

収穫後の乾燥
(棒掛けで自然乾燥)

「小十郎の郷」での販売の様子

「小十郎の郷」での販売の様子

(写真提供:白石市農林課)

 「ひまわり」を活用した地域振興-宮城県大崎市- (2016年7月20日掲載)

夏を代表する花として、ひまわりを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
大崎市三本木地区にある「ひまわりの丘」では、約6haに植えられた42万本のひまわりが7月下旬頃から咲き誇ります。

同地区のひまわり栽培は、昭和62年に始まりました。当時の三本木町では、遊休農地を活用して地域の活性化に繋がる新たな作物について知恵を出し合った結果、花は観光資源として、子実は加工品の原料として利用できるひまわりが選ばれ、地域の農業者と三本木振興公社が協力し栽培を開始しました。

ひまわりの観光資源としての活用方法は、開花時期に合わせて「ひまわりまつり」を開催し、今では大崎市を代表するイベントに定着し、年間約4万人の観光客が訪れます。
ひまわりの子実を使った特産品として、ソフトクリームやひまわり玉子せんべいなどが作られ、独特の芳ばしさや珍しさがあり道の駅三本木「やまなみ」では、お土産として好評を得ています。また、道の駅内のレストランでは、ひまわりの油を加えた餌を与えて飼育したニワトリの卵(ひまわり卵)を使った、卵かけご飯やひまわり丼も提供されるなど、ひまわりは地域振興には欠かせないものになっています。

今年の「ひまわりまつり」は、春から天候に恵まれひまわりの生育が順調なことから、7月30日(土曜日)~8月14日(日曜日)に開催されます。会場では、見渡す限り黄色に染まったひまわり畑を、自由に散策しながら楽しむことができます。

今年の夏は大輪のひまわりと、特産品を堪能できる大崎市を訪ねてみてはいかがですか。

 

  • お問い合わせ先:株式会社  大崎市三本木振興公社
  • TEL :0229-52-6232
  • URL:http://www.sanbongi.jp/ 

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4605)  

 

「ひまわり」を活用した地域振興

昨年のひまわりの丘

昨年のひまわりの丘

ひまわりまつりを楽しむ人たち

ひまわりまつりを
楽しむ人たち

卵(ひまわり卵)かけご飯

卵(ひまわり卵)かけご飯

人気のひまわり玉子せんべい

人気の
ひまわり玉子せんべい

(写真提供:大崎市三本木振興公社)

 七ヶ浜の魅力を発信する拠点「うみの駅  七(しち)のや」がオープン  -宮城県七ヶ浜町- (2016年4月20日掲載)

三方を海に囲まれた、東北で一番小さな町の七ヶ浜町に宮城県内初となるうみの駅「七ヶ浜うみの駅   松島湾海鮮市場   七(しち)のや」が平成28年2月21日にオープンしました。これは多賀城・七ヶ浜商工会が、震災で大きな被害を受けた水産業の復活と、地元住民や観光客にも喜ばれる町の産品を提供できる施設を設けて町の交流人口を増やすと共に、七ヶ浜の魅力を発信する拠点として建設しました。

海産物コーナーでは、すぐ近くの漁港で水揚げされたばかりの魚介類が並び、注文に応じた下処理のサービスもあり、調理方法を教えてもらうなど会話を楽しみながら新鮮な魚を購入できます。フードコートでは、なんといっても海鮮丼が大人気で、旬の魚の定食や海苔うどん、ブラックカレーなど七ヶ浜ならではのメニューもあり、新鮮で安価なため好評を得ています。また、ほんのり塩の風味がある海苔ジェラートやお米ジェラートも人気となっています。このほか、宮城県内の33商工会がおすすめする地場産品が購入できるアンテナショップもあります。特に、七ヶ浜特産の海苔製品や海苔チップスは多くの人が買い求めて行くとのことで、休日などは家族連れで賑わっています。

当施設の運営担当者は、「七ヶ浜町から眺める宮城の名勝「松島」の景色は美しく、またヨットやサーフィンも楽しめ、遊んで、食べて、七ヶ浜の良いところを知ってもらいたい。」と話しています。

「うみの駅七のや」では、季節ごとのイベントやフェアの企画も用意されています。GWには、海鮮丼が半額のキャンペーン(数量限定)やジェラートの「+ONE(プラスワン)」キャンペーン、大抽選会などの楽しい企画が予定されていますので、ご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

   (情報収集)宮城県拠点   電話:022-263-1111(内線4607)  

 

七ヶ浜の魅力を発信する拠点「うみの駅  七(しち)のや」がオープン

「うみの駅七のや」の外観

「うみの駅七のや」の外観

大人気の海鮮丼

大人気の海鮮丼

家族連れで賑わう店内

家族連れで賑わう店内

活きのいい魚介類

活きのいい魚介類