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東北農政局

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山形地域からの便り(平成28年度)

山形の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

農家民宿で台湾からの観光客を受け入れ~飯豊町観光協会~ ー山形県・飯豊町ー (2017年2月20日掲載)

山形県の南西部に位置する飯豊町は、飯豊連峰からもたらされる白川の水と肥沃な耕地を利用した優良な稲作地帯であり、丘陵地は米沢牛の産地でもあります。
そんな飯豊町に台湾からの観光客が訪れたのは8年前(平成20年)のことでした。雪を見たことも触れたこともない台湾の人たちが雪遊びなどの体験ができることや、地元の人々による心を込めたおもてなしが台湾で大きな評判になりました。

このため、飯豊町観光協会は、平成22年に町産業振興課と連携して「台湾インバウンド受入実行委員会」を設立し、本格的に台湾からの観光客の受入体制を整備しました。具体的には、「なかつがわ農家民宿組合」の協力を得て、観光客に野菜の収穫等の農業体験のほか、収穫した野菜等を使った郷土料理を農家の方と一緒に調理し食事をするなど、田舎暮らしや地域の伝統文化の体験による地域住民と宿泊者との交流を図り、誘客に取り組みました。
その結果、今では四季を通じて台湾から毎年1,000人程度の観光客が訪れ、リピーターも増えてきています。
この取組は置賜(おきたま)地域全体に広がり、今では3市5町※が連携した「置賜地域インバウンド促進会議」を立ち上げ、直接台湾に出向いて置賜地区のPR活動を行うなど、積極的な誘客の取組を行っています。

飯豊町観光協会の竹田 直人(たけだ なおと)さんは、「これら飯豊町を訪れる台湾人観光客は、一般農家に宿泊し、料理等を手伝いながら家族同様に食事を楽しんでいる。言葉の壁に戸惑っていた住民も、絵を描くなどコミュニケーションを図りながら親交を深めている」、「地域住民の方の協力があったからこそできた取組。決して無理はせず、地域にあるものを使って、自分たちに合ったもてなしをしていきたい。」と話されています。

東京オリンピックも控え、年々訪日外国人が増加する中、知名度の高い観光地に集中しがちであった観光客を地方に呼び寄せている飯豊町の農村を活用したインバウンドの取組は、全国的にも優良で魅力的なモデルとなっています。
※米沢市(よねざわし)、長井市(ながいし)、南陽市(なんようし)、高畠町(たかはたまち)、川西町(かわにしまち)、小国町(おぐにまち)、白鷹町(しらたかまち)、飯豊町(いいでまち)を指す。

 

  • お問い合わせ先:飯豊町観光協会
  • 住所:〒999-0604 山形県西置賜郡飯豊町大字椿1974-2(JR羽前椿駅舎内)
  • TEL : 0238-86-2411(代)  FAX : 0238-86-2422 

(情報収集)山形県拠点  電話:023-622-7231 
 

農家民宿で台湾からの観光客を受け入れ~飯豊町観光協会~

収穫した野菜で郷土料理を一緒に作ります

収穫した野菜で郷土料理を一緒に作ります

農家民宿ではいろんな体験も(写真は花笠の土台となる「すげ笠」づくり)

農家民宿ではいろんな体験も
(写真は花笠の土台となる「すげ笠」づくり)

スノーモービルや雪遊びは雪の降らない台湾からの観光客の魅力のひとつ

スノーモービルや雪遊びは雪の降らない台湾からの観光客の魅力のひとつ

お見送りは豪快にスノーモービルで(道路は雪の回廊で写真下部がバスです)

お見送りは豪快にスノーモービルで
(道路は雪の回廊で写真下部がバスです)

 (画像提供:飯豊町観光協会)

 梨郷(りんごう)地区の美味しい野菜を子供たちの手で届けよう-山形県南陽市- (2016年11月21日掲載)

山形県南陽市立梨郷小学校は、創立144年の全校生徒70名の小さな小学校です。かねてより地域の産業である農業を通じて、ふるさとを愛する心を育み、知識と技能を習得させるため食農教育に取り組んできました。
平成25年に6次産業化について学習するため「食農・食育」を実践する学習チーム「子どものうぎょうせいさんほうじん   のびのびファーム」(以下、「のびのびファーム」)を立ち上げました。

「のびのびファーム」の活動は、地域の休耕田(30a)を借り受けて、梨郷地区の特産の白菜(百年白菜)や大根(龍樹大根)など多くの野菜を近隣農家及び保護者の協力を得ながら、生産(作付け、間引き除草などの畑の管理、収穫)から販売(商品を包装し地域の朝市等で販売)までを行っています。

「のびのびファーム」では、メンバーが話し合って年間の活動目標を決定し取り組んでいます。平成28年は「梨郷のおいしい野菜を被災地の方に食べてもらいたい。直接出向いて元気と笑顔を届けたい。」を活動目標とし、11月7日にかねてより交流のあった宮城県塩竃市浦戸諸島の被災地を訪問し、被災住民の方に自分たちが作った野菜を提供して交流を深めました。

「のびのびファーム」の運営は、会社組織とし、生産管理など部門ごとに4つに分社化しています。これは社長を中心にメンバーのやる気と責任感を持たせるための工夫ですが、各社ともきびきびと高学年を中心に楽しく活動しています。
子どもたちは、この「のびのびファーム」の活動を通じて、「自分たちの育てた野菜を収穫するのが楽しい」「朝市で販売すると地域の人が喜ぶのがうれしい」など、ふるさとを愛する心、多くの人たちと互いに助け合うことの重要性を学んでいます。その活動で地域の人たちは、子どもたちの元気に後押しされ、朝市は一層活気づくとともに地域に笑顔が広がり地域活性化に繋がっています。

これらの活動が評価され、平成28年度地産地消等優良活動表彰の交流促進部門で農林水産省食料産業局長賞を受賞されました。

 

  • お問い合わせ先:南陽市立梨郷小学校
  • 住所:山形県南陽市竹原139番地
  • TEL・FAX:0238-47-4331・0238-47-3421

 

(情報収集)山形県拠点  電話:023-622-7231 

 

梨郷地区の美味しい野菜を子供たちの手で届けよう

ふるさと野菜の収穫作業

ふるさと野菜の収穫

本日の作業は浦戸諸島の皆さん向けに龍樹大根170本、百年白菜170個を収穫(H28.11.06)

包装作業も子どもたちの手で

包装作業も
子どもたちの手で

朝市で販売する野菜の計量・包装作業
シールを貼ってテープで止めて(H28.7.23)

今年度初めての朝市出店

今年度初めての
朝市出店

地域に野菜とともに元気と笑顔を届けます。
(H28.7.24)

のびのびファームはみんなを笑顔に

のびのびファームは
みんなを笑顔に

収穫作業で保護者や先生
地域の皆さんと
(H28.11.06)

 朝採り野菜を提供する直売所「かわにし森のマルシェ」-山形県川西町- (2016年8月19日掲載)

山形県川西町は、平成23年度に6次産業化推進計画を策定し、町の基幹産業である農業を発展させ、所得の向上を目指す施設として「かわにし森のマルシェ」の整備を進め、平成28年5月14日に開店しました。

店内は、川西町と近隣地域の農家が生産した採れたての野菜・果物や米、加工品のほか、町特産品の紅大豆製品などを販売する直売所をメインに、町内産の季節の食材を使用し、食品添加物の使用を抑えたお総菜を提供するデリカキッチンとレストランを併設しています。

また、地元の県立置賜農業高校の学習内容や取組みを紹介する情報コーナーを店内に設置するとともに、生徒たちが作ったジュース、ジャムなどの加工品や野菜を生徒自ら販売する「置農ショップ」(月末の金曜日)を店外テラスに提供するなど、高校生と地域住民の交流の場にもなっています。(完熟フルーツトマトを使用した100%ジュースは濃厚で絶品です。筆者)

店長の山田さんに、一番の売りと農業者の反応、今後の展開をお伺いしたところ、「売りはなんといっても直売所。マルシェと契約した町内外の農業者60名がその日の朝に収穫した農作物が並び、新鮮なものが買い求められます。産直に初めて取り組む農家は、ベテラン農家を先生に出荷の方法や値段の設定など学習し、所得と併せ生産意欲も増しています。より多くの農作物が店頭に並び、年間を通じた商品の展開ができるよう契約農家を200まで増やしたいと考えています。」と、力強い答えが返ってきました。

施設外観は、「川西のいいもの」に掛け「かわいい」をコンセプトにした「赤い屋根に白い壁、れんがを使った南欧風」となっています。

山形県にお越しの際は、川西町の特産品を一堂に取り揃えた「かわにし森のマルシェ」に是非お立ち寄り下さい。

 

  • お問い合わせ先:(株)かわにし森のマルシェ
  • 営業時間: 4月~10月  9時30分~18時30分
                        11月~ 3月  9時30分~17時30分
  • 定休日:12月31日~1月4日
  • 住所:山形県川西町大字中小松2534番地
  • TEL:0238-42-6664

 

(情報収集)山形県拠点  電話:023-622-7231 

 

朝採り野菜を提供する直売所「かわにし森のマルシェ」

「かわにし森のマルシェ」外観

「かわにし森のマルシェ」外観

新鮮な野菜コーナー

新鮮な
野菜コーナー

川西産の加工品も並ぶ(写真は紅大豆加工品)

川西産の加工品も並ぶ
(写真は紅大豆加工品)

月に一度「置農ショップ」開催

月に一度
「置農ショップ」開催
(28.07.29)

 こだわり野菜のお店「野菜農家のおかず屋さん」-山形県山形市- (2016年5月20日掲載)

山形県山形市の住宅街に野菜農家のお店「野菜農家のおかず屋さん」があります。

オーナーの鍋倉康治さん(65)は、平成12年からより美味しい野菜をつくるため、ステビア農法(ステビアはキク科のハーブで茎を活用して土壌改良することで有機微生物が増加して健康で美味しい野菜が育つ農法)を取り入れて工夫を重ね栽培していました。また、県内の仲間と一緒にステビア農法のグループ「芽ぐり愛隊」を結成し研究したことで、甘くて美味しい野菜と好評を得ていました。

このこだわり野菜を地域の皆さんに提供するため、平成27年5月「六次産業化・地産地消法」に基づく総合事業化計画の認定を受け、同年6月に自宅に隣接している倉庫を改装して直売所兼農家レストラン「野菜農家のおかず屋さん」をオープンしました。

お店では、朝採りした旬の野菜を直売するコーナーのほか、総菜の販売は、サイズの異なる3種類のパックに20種類ほどの総菜の中から蓋が閉まる限り詰め放題です。また、レストランのランチメニューはバイキング形式で食事が楽しめ、大皿又は小皿に盛りつけられる量であれば品数も自由で、ご飯とスープは無料で提供しています。更には、お客様の要望に応え、和総菜セットや洋総菜セットのオードブルを準備しています。

オープン以降は、地域の皆さんはもとより、評判を聞きつけた主婦やサラリーマンなどが、ランチや夕方にこだわり野菜のおかずを求めるなど、多くのお客さんで賑わっています。

山形市にお越しの際は、是非「野菜農家のおかず屋さん」の甘くて美味しい野菜を味わいに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

  • お問い合わせ先:野菜農家のおかず屋さん  なべくらファーム
  • 営業時間:11時~19時
  • 定休日:日曜日、端境期
  • 住所:山形県山形市上町1-14-16
  • 電話:080-7007-2302
  • URL:http://nabekura-farm.sakura.ne.jp/ 

 

(情報収集)山形県拠点  電話:023-622-7235 

 

こだわり野菜のお店「野菜農家のおかず屋さん」

「野菜農家のおかず屋さん」外観

「野菜農家の
おかず屋さん」外観

ランチバイキング(大皿)

ランチバイキング(大皿)

各種総菜

各種総菜

和総菜オードブル

和総菜
オードブル

 

 

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:022-221-6107
FAX:022-212-2382