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東北農政局

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青森地域からの便り(平成31年度・令和元年度)

青森の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

若手農業者・起業家が集う「あおもりマルシェ」大いに賑わう - 青森県・青森市 - (2019年11月13日掲載)

『あおもりマルシェ』は、青森県が策定する人材育成プログラム「若手農業トップランナー塾(若手農業者育成塾)」と「あおもり立志挑戦塾(経済や地域づくりのための人材育成塾)」の卒塾生が中心となり、塾生が作った新鮮な農産物の販売と、地元の工芸品等や県産品を使用した飲食店も参加して年4回程開催されています。

両塾生の交流会がきっかけとなり、販売を通じた消費者との交流の場として、「あおもりマルシェ」の開催という形に繋がったとのことです。

10月20日(日曜日)に開催された今年最後の「第32回あおもりマルシェ」では、県内各地から農産物18店、工芸品22店、飲食店33店、イベント3店(乗馬等)の合計76店が出店し、6,000人を超える来場者で大いに賑わいました。

今回初めて出店した若手農業トップランナー塾生2名は、「自分達が作った農産物に対して直接お客様から評価を聞くことができ、やりがいが持てる。」と、初参加の感想を話してくれました。

あおもりマルシェ発足当初から携わっている実行委員会副代表の小田切さんは、「トップランナー塾生がマルシェへ出店することにより、直接消費者と会話できることで、自分で育てた農産物に大きな手応えを感じ、次のステップへ進む力になっている。」と開催の意義を話されていました。また、出店している飲食店からの新規販売契約や新たな農産物の注文の声が聞けるなど、今後の農業経営のヒントも得られる場であるとのことでした。

『あおもりマルシェ』に参加した塾生の皆さんが、マルシェで知り合った仲間や消費者とのつながりを一層深め、今後、地域の担い手としての活躍が期待されます。

(情報収集)青森県拠点      電話:017-775-2151

若手農業者・起業家が集う「あおもりマルシェ」大いに賑わう
今年最後の「あおもりマルシェ」はカボチャのオブジェがお出迎え
第32回の「あおもりマルシェ」は
カボチャのオブジェがお出迎え
  開店前から、お目当ての料理などの品定めをするお客さん
開店前から、お目当ての農産物の
品定めをするお客さん
  たくさんのお客さんが各店にお目当ての農産物を求め、押し寄せています
たくさんのお客さんが各店に
お目当ての農産物を求め、
押し寄せています
  特に人気の高かった「りんご」の詰め放題コーナー
特に人気の高かった「りんご」の
詰め放題コーナー

(写真:青森県拠点職員撮影)

青森県産さくらんぼ「ジュノハート」がデビュー! - 青森県・南部町 - (2019年8月6日掲載)

青森県が開発したさくらんぼの新品種「ジュノハート」が本年6月29日から青森県内で一般販売されました。

この「ジュノハート」は、青森県産業技術センターりんご研究所県南果樹部(五戸町)において平成10年に「紅秀峰」に「サミット」を交配して育成され、平成25年12月16日に品種登録されました。名前からも分かるように、果実の形がハート型なのが特徴で、粒が大きく、味は甘みが強く、酸味が少ない品種です。

今回、佐藤錦や紅秀峰をはじめ1.5haのさくらんぼ園を経営し、「ジュノハート」栽培の普及推進に取り組んでいる蹴揚福男(けあげふくお)さんを取材しました。なお、蹴揚さんの農園の一部は試験ほ場や栽培講習会の会場として提供されています。

「ジュノハート」は、とにかく果実が大きいことに驚きます。紅秀峰(2L~3L)と比べてもひと回り大きいと感じます。栽培に注意する点について、蹴揚さんは「通常のさくらんぼ栽培と同じで、適切な摘蕾(てきらい)によって果実が大きくなり、粒が揃うんですよ。」と笑顔で答えてくれました。

また、「今年の生産量は少ないですが、来年以降は、他の農家さんの出荷も始まる予定なので、皆さんの手に入りやすくなりますよ。」とうれしい一言。

この地域でも後継者不足が大きな課題となっていますが、蹴揚さんは新品種「ジュノハート」で、栽培農家の所得の向上と地域の活性化、そして後継者の増加を期待しているそうです。

今年は、青森県内限定販売でしたが、来年は生産量が増えるとのことから、県外の方も是非、味わってみて下さい。

  • お問合せ先:蹴揚農園
  • 住所:青森県三戸郡南部町上名久井字中町47
  • 電話:0178-76-3814

(情報収集)青森県拠点      電話:017-775-2151

青森県産さくらんぼ「ジュノハート」がデビュー!
南部町で長年さくらんぼを栽培している蹴揚福男(けあげふくお)さん。(南部町名川観光さくらんぼ園振興会前会長)
南部町で長年さくらんぼを栽培している蹴揚福男(けあげふくお)さん。(南部町名川観光さくらんぼ園振興会前会長)
  収穫待ちのジュノハート。収穫時期は7月上旬から中旬ですが、本年は、6月下旬からとなりました。
収穫待ちのジュノハート。収穫時期は7月上旬から中旬ですが、本年は、6月下旬からとなりました。
  とにかく果実が大きいのです。その中で、大きさが4L(横径3.1cm上3.4cm満)で品質検査が「秀及び特秀」と認められたものだけがブランド「青森ハートビート」となります。
とにかく果実が大きいのです。その中で、大きさが4L(横径3.1cm上3.4cm満)で品質検査が「秀及び特秀」と認められたものだけがブランド「青森ハートビート」となります。
  苗木から栽培しているものは令和2年産以降から収穫ができるため、今後流通量が増えていきます。
苗木から栽培しているものは令和2年産以降から収穫ができるため、今後流通量が増えていきます。

(写真:青森県拠点職員撮影)

地域ブランドの一層の発展へ「つるたスチューベン」 - 青森県・鶴田町 - (2019年5月8日掲載)

今回紹介するのは、平成31年3月20日に地理的表示(GI)保護制度に登録された「つるたスチューベン」です。

スチューベンは、ニューヨーク農業試験場で1947年に誕生したぶどうの品種で、濃い紫色の外観と、蜂蜜のように濃く甘い果汁(糖度は18度以上)が特徴です。

青森県津軽地方の中心部に位置する鶴田町を中心とした生産者が転作田等を活用してスチューベンの栽培を始め、現在、生産農家が約140戸、栽培面積は約100ha、生産量は約1,100t(平成29年度実績)となっています。

このスチューベンを「つるたスチューベン」として「GI」の登録に向けて取り組んできたのが、同町役場に事務局を置く「つるたスチューベン日本一推進協議会」です。

「つるたスチューベン」は栽培方法に特徴があり、一般的なぶどうの栽培方法である「ぶどう棚」(棚にぶどうを下げるようにする栽培)ではなく、ぶどうの葉が垣根のように見える「垣根仕立て」と、枝を1m以上残す剪定や開花前の葉数を少なくして栽培する方法を組み合わせた独自の「津軽式改良仕立法」を実践しています。

また、適度な湿度を維持しつつ冷蔵貯蔵する方法も考案し、鮮度を保ちながら長期貯蔵が可能となり、10月の収穫直後から最大2月まで出荷が行われます。

今後同協議会は、「GI」の登録によって地域ブランドの一層の発展を図るため、首都圏等でのトップセールスに若手生産者を参加させ実需者等とのつながりを深めることなど、若手生産者の育成や新たな担い手確保に向けた取り組みを実施していきたいとしています。

ぜひ一度「つるたスチューベン」の口いっぱいに広がる極上の甘さを楽しんでみてください。

  • お問い合わせ先:鶴田町役場内(つるたスチューベン日本一推進協議会事務局)
  • 住所:青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字早瀬200-1
  • 電話:0173-22-2111
  • ホームページ:https://steuben.jp/

(情報収集)青森県拠点      電話:017-775-2151

地域ブランドの一層の発展へ「つるたスチューベン」

現在は、園地の清掃と雪の重みで
下がった枝の
修復作業を行っています
 
約6ヶ月後には、
たわわに実ったスチューベンが
ご覧いただけます
 
収穫の様子
収穫までの苦労が報われた
笑顔ですね
 
首都圏のスーパーで行われた
トップセールス
お客様からの声が「力」になります

(写真提供:「スチューベン」「収穫作業」及び「トップセールス」は、
つるたスチューベン日本一推進協議会事務局、その他は青森県拠点職員撮影)