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東北農政局

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青森地域からの便り(平成31年度・令和元年度)

青森の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

地域ブランドの一層の発展へ「つるたスチューベン」 - 青森県・鶴田町 - (2019年5月8日掲載)

今回紹介するのは、平成31年3月20日に地理的表示(GI)保護制度に登録された「つるたスチューベン」です。

スチューベンは、ニューヨーク農業試験場で1947年に誕生したぶどうの品種で、濃い紫色の外観と、蜂蜜のように濃く甘い果汁(糖度は18度以上)が特徴です。

青森県津軽地方の中心部に位置する鶴田町を中心とした生産者が転作田等を活用してスチューベンの栽培を始め、現在、生産農家が約140戸、栽培面積は約100ha、生産量は約1,100t(平成29年度実績)となっています。

このスチューベンを「つるたスチューベン」として「GI」の登録に向けて取り組んできたのが、同町役場に事務局を置く「つるたスチューベン日本一推進協議会」です。

「つるたスチューベン」は栽培方法に特徴があり、一般的なぶどうの栽培方法である「ぶどう棚」(棚にぶどうを下げるようにする栽培)ではなく、ぶどうの葉が垣根のように見える「垣根仕立て」と、枝を1m以上残す剪定や開花前の葉数を少なくして栽培する方法を組み合わせた独自の「津軽式改良仕立法」を実践しています。

また、適度な湿度を維持しつつ冷蔵貯蔵する方法も考案し、鮮度を保ちながら長期貯蔵が可能となり、10月の収穫直後から最大2月まで出荷が行われます。

今後同協議会は、「GI」の登録によって地域ブランドの一層の発展を図るため、首都圏等でのトップセールスに若手生産者を参加させ実需者等とのつながりを深めることなど、若手生産者の育成や新たな担い手確保に向けた取り組みを実施していきたいとしています。

ぜひ一度「つるたスチューベン」の口いっぱいに広がる極上の甘さを楽しんでみてください。

  • お問い合わせ先:鶴田町役場内(つるたスチューベン日本一推進協議会事務局)
  • 住所:青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字早瀬200-1
  • 電話:0173-22-2111
  • ホームページ:https://steuben.jp/

(情報収集)青森県拠点      電話:017-775-2151

地域ブランドの一層の発展へ「つるたスチューベン」

現在は、園地の清掃と雪の重みで
下がった枝の
修復作業を行っています
 
約6ヶ月後には、
たわわに実ったスチューベンが
ご覧いただけます
 
収穫の様子
収穫までの苦労が報われた
笑顔ですね
 
首都圏のスーパーで行われた
トップセールス
お客様からの声が「力」になります

(写真提供:「スチューベン」「収穫作業」及び「トップセールス」は、
つるたスチューベン日本一推進協議会事務局、その他は青森県拠点職員撮影)