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東北農政局

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福島地域からの便り(平成30年度)

福島の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

復興・再生の先駆けとして~南相馬地酒生産推進協議会~  -福島県南相馬市- (2018年5月7日掲載)

人馬一体となって勇壮な戦国絵巻を繰り広げる「相馬野馬追」。大勢の武者達を率いる総大将の陣所を「御本陣(ごほんじん)」と言います。これにちなんで名付けられた純米酒「御本陣」は、南相馬市で生産された酒造好適米「夢の香(ゆめのかおり)」(福島県育成品種)を原料に平成28年から製造・販売されています。パッケージの文字は、相馬野馬追で総大将を務める相馬家の御当主が揮毫(きごう)されたそうです。

南相馬市は、7年前の東日本大震災・原発事故で、農産物の出荷制限や風評被害、これらに伴う農家の生産意欲の低下等、大きな打撃を受けました。

こうした中、米生産者の方々と、地元の酒販売業者や飲食業者、南相馬市が、地元産米を使った地酒の生産を通じ、農業の復興・再生や南相馬市の魅力の発信、消費者との交流による地域活性化を目指して28年8月に「南相馬地酒生産推進協議会」を組織しました。

震災後、農地の復興が進み、28年から「夢の香」の栽培を開始し、生産意欲も向上した29年度の作付面積は約1.3haとなりました。協議会を中心に生産者と販売業者が一体となって「御本陣」の開発に取り組み、28年度は四合瓶約5,000本を製造しました。29年度は四合瓶約5,900本、一升瓶約1,570本の「御本陣」を製造し、協議会会員の22店舗(平成30年4月20日現在)で販売されています。

協議会の方は、「南相馬市における農業の復興・再生のためにも、引き続き酒米の生産と「御本陣」の販売を拡大していくことが重要です。同協議会では、震災以降支援を受けた交流自治体等での販売を検討する等、「御本陣」が南相馬市農業の復興・再生の先駆けとなるよう頑張っています。」とこれからの意気込みを話されました。

是非、南相馬市へお出かけいただき、地元産の農産物と「御本陣」を味わってみてください。

  • お問い合わせ先:南相馬地酒生産推進協議会
  • 住所:福島県南相馬市原町区本町二丁目27(北庁舎1階)
            (南相馬市役所経済部農政課内)
  • 電話:0244-24-5261

(情報収集)福島県拠点    電話:024-534-4142

復興・再生の先駆けとして ~ 南相馬地酒生産推進協議会 ~

南相馬地酒推進協議会の
皆様

酒造好適米「夢の香」

純米酒「御本陣」

相馬野馬追の様子

(画像提供:南相馬地酒生産推進協議会)