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東北農政局

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岩手地域からの便り(平成30年度)

岩手の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

日本最大級の円筒分水工をご存じですか? -岩手県・奥州市- (2018年6月5日掲載)

奥州市胆沢(いさわ)の徳水園には、日本最大級の円筒分水工があります。円筒分水工は胆沢平野の農業用水を公平に配分するための分水施設で、外円径31.5メートルのコンクリート製、逆サイフォン形式で、胆沢平野土地改良区のシンボルとなっています。

胆沢平野の二大幹線水路である「寿安堰(じゅあんぜき)」及び「茂井羅堰(しげいらぜき)」における激しい水争いを解消するため、昭和32年に国営胆沢川農業水利事業の一環として施工され、老朽化により平成7年に改修されて現在の姿となりました。上流の胆沢ダムから届く水は毎秒16トンと豊富で、中央部から勢いよく湧き上がり、2本の主要な用水路に配分された水が胆沢平野の水田約7,400ヘクタールを潤します。

農業用水の供給開始にあたり、本年4月24日に放水式が開催され、奥州市や金ケ崎町などから関係者80人が出席しました。放水式では、分水工から豊富な水があふれ出し、胆沢ダムの完成記念で設置された3本の「命水の大噴水」が約24メートルの高さまで噴き上がりました。また、狼ヶ志田(おえなしだ)神楽保存会の舞手である胆沢中学校の生徒5人が御神楽を披露しました。

放水は9月10日まで行われます。また、「命水の大噴水」は10月までの毎日、午前10時から午後4時の毎正時から15分間噴き上がります。青空に映える3本の「命水の大噴水」と圧倒的な円筒分水工の大きさ・放水量を見に、徳水園を訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 問い合わせ先:胆沢平野土地改良区
  • 住所:岩手県奥州市水沢字北田140番地1
  • 電話番号:0197-24-0171  FAX:0197-24-0174
  • ホームページ:http://www.isawa-heiya.or.jp/

(情報収集)岩手県拠点    電話:019-624-1125


日本最大級の円筒分水工をご存じですか?

命の水を蓄える胆沢ダム

広大な農地が広がる胆沢平野

「円筒分水工」と、勢いよく水を噴き上げる「命水の大噴水」

狼ヶ志田(おえなしだ)神楽保存会による御神楽

( 写真提供:左から北上川ダム統合管理事務所、胆沢平野土地改良区、右2枚=岩手県拠点職員撮影)