東北酒米生産振興セミナー
平成29年2月21日(火曜日)13時30分から、仙台合同庁舎(宮城県仙台市)において、「東北酒米生産振興セミナー」(主催:東北農政局、協力:仙台国税局、東北経済産業局)を開催し、農業者や酒造業者等約150名の参加を得て、酒米をめぐる情報の共有とともに東北地域における「地酒」の課題やその販売拡大について議論を行いました。
東北農政局松尾局長による挨拶 |
1.事例紹介及び情報提供
はじめに、「酒米生産者と酒造業者との先進的な連携事例について」と題し、新政酒造株式会社代表取締役社長佐藤祐輔氏からご紹介をいただきました。続いて、「日本酒の輸出に向けた取組について」と題し、(独)日本貿易振興機構加工食品・酒類支援課長濱田哲一氏から、また、「IWC日本酒部門の開催について」と題し、兵庫県農政環境部農政企画局総合農政課長姫野崇範氏から事例紹介をいただきました。
次に、農林水産省、東北農政局、仙台国税局及び東北・夢の桜街道推進協議会から、それぞれ情報提供を行いました。(それぞれ資料は別添参照)
新政酒造株式会社 代表取締役社長 佐藤 祐輔氏 |
(独)日本貿易振興機構 加工食品・酒類支援課長 濱田 哲一氏 |
兵庫県農政環境部農政企画局 総合農政課長 姫野 崇範氏 |
2.パネルディスカッション
その後、事例紹介をいただいた3名のほか、山形県JA酒米研究会連絡協議会会長成澤茂氏、日本酒類販売株式会社東北支社岩手営業所長瀧哲也氏及び株式会社コーポ・サチ代表取締役平出淑恵氏を交え、「東北地域における地元産酒米の使用と地酒の輸出の拡大に向けて」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッション | 会場の様子 |
その他
東北農政局では、セミナーの意見等を踏まえ、地元産酒米の取引拡大の可能性について、論点を取りまとめることとしています。
お問合せ先
生産部生産振興課担当者:上席農政業務管理官
代表:022-263-1111(内線4187)
ダイヤルイン:022-221-6169