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【取組の背景と具体的内容】
山形県飯豊町は、グリーン・ツーリズムとこれに付帯する事業により地域活性化に取り組んでいるが、「都市と農山漁村の共生・対流を進める社会実験事業」をきっかけとした企業の社会貢献活動の受入を活用して、更なる地域活性化の取り組みを行っている。
同実験事業に参画した日本通運(株)より「森林育成活動を行い二酸化炭素を削減して社会に貢献したい」との意向を受けた同町は、同社と森林育成に関する協定を締結。町内の中津川地区の1.4haの山林を「日通の森 森林育成活動コアエリア」として同社に有料で貸し付け、平成20年より4年計画で下草刈りや皆伐、植林等の作業を行うこととしている。
同コアエリアの森林育成作業は年間で3回行い、植林は年間400本を計画している。作業は全て同社及びグループ企業の社員や家族が行うこととしており、その他のオプションとして「稲作体験」、「山菜採り」等の各種農林業体験を楽しめるようにしている。
19年は、同コアエリアの整備として年間3回、延べ約120人が参加して下草刈りや伐採、植林40本を行った。
【取組の効果、課題と今後の展開方向】
企業の社会貢献活動により労働力を確保して、荒廃した山林を再生することができる。
また、同社の森林育成活動により、森林が活性化されて二酸化炭素の吸収が増加し、地球温暖化の防止に貢献している。
更に、各種農林業体験を付加したことによるリピーターが増加し、同取組以外での来訪回数が増加した。
今後、同町では、同取組により、交流による町の活性化を期待しており、森林保全育成も併せて森林資源の保全につなげたいとしている。
(平成20年6月の情報)
連絡先:南陽統計・情報センター 電話:0238-43-6123