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[福島県・塙町]

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1 経営者の概要

氏名 花島伸芳 性別 年齢 48歳 就農年 平成8年 居住市町村 塙町
取組分類 1 生産 3 直売
就農相談先 県南農林事務所農業普及部
(経歴等)
航海士として自動車運搬船に乗船した後、実家のコンビニエンスストアーを経営した。

2 取組開始までの状況

(1)きっかけ
航海士として10年間運搬船に乗船していたこともあり、開放的な自然の中で生活をしたいと考え、田舎暮らし、農業をしたいと思っていた。

(2)農業への思い
都市部に住んでいると生産者の顔が見えず、農産物に対する不安を感じていた。このため、消費者と生産者の顔が見える関係を築き、消費者に安心感を感じ取ってもらえるような農業を行いたいと考えていた。

(3)場所の選定とその経過
妻の両親が農業を営んでいたが、高齢であったことから同居することとした。

3 利用した支援制度(融資・事業・講座等)などの内容

福島県「就農準備資金」、「経営開始支援金」で、住居移転にかかる資金、農用トラクターの免許取得にかかる資金の助成を受けた。
就農準備資金
就農先の調査、住居移転等就農に当たっての準備に関する資金を助成。
対象者:認定就農者
対象年齢:15歳以上40歳未満(青年)、40歳以上65歳未満(中高年齢者)
貸付限度額:200万円以内
償還(据置)期間:青年12(4)年以内、中高年齢者7(2)年以内
経営開始支援金
農業ライセンス(トラクターや無人ヘリ免許)を取得したり視察研修のために要する資金を助成。
対象者:(注)認定就農者(就農して1年以内の青年等就農者)
対象年齢:15歳以上50歳未満
貸付限度額:新規参入者80万円、Uターン就農者30万円以内、新規学卒就農者30万円以内、5年後経営が一定水準に達していれば償還免除
(注)認定就農者とは、将来農業に就こうと希望し、就農した時の営農計画を作成して、その計画が福島県知事に認定された青年等。

4 取組の概要

(1)集落、農地を取り巻く自然環境
塙町は、東部に阿武隈高地、西部には八溝山系が連なり、中心部を久慈川が縦断している。花島さんの住む片貝地区は、同町の東部阿武隈高地の標高550mの山間地に位置し、寒暖の差が大きい地区である。
畑は住宅の周りにあるが、山間地のため水の便が悪い。

(2)取組概要
主要栽培作物名 栽培面積 主な販売方法
夏秋トマト
その他露地野菜
ハウス29a
10a
ネット販売等
直売所に出荷
(自己資金、取組の目標)
農機具やパイプハウスは、妻の両親が使用していたものを使用した。
農業で生活するという意志を強く持ち、収量は少なくても品質の良い農産物を生産することを目標としている。
(取組の概要)
農業の経験が無かったことから転入後、同町の推薦で福島県立農業短期大学校の農業技術の研修を1年間受講した。その後、同地区の立地条件や労働力を考慮し、比較的  病害に強いトマト栽培に取り組むこととした。
当初、生産したトマトはJAのみに出荷したが、消費者と顔の見える関係を築くため庭先での販売や、地元の農産物生産組合に加入して「道の駅はなわ」でも販売している。
更に、平成11年から「インターネット産直」にも取り組んでおり、消費者からは、「花島農園のトマトだから買うんだ」という声も寄せられている。

(3)協力関係
移住当初から、夫婦協力して農作業に取り組むこととしていた。農作業は、夫婦2人が主体的に取り組んでいる。
また、農産物生産組合に加入して、地元の生産者と意見交換を行うなど、栽培技術の向上に努めている。

5 取組の課題等

消費者からのニーズに対応するため、ネット販売を拡大していきたいが、需要量に見合った数量に対応できないなど、一人では限界を感じている。

6 課題克服の方策と今後の意向等

田舎暮らしは、食べものも美味しく充実した生活で、精神的に健康になった。今後は、付加価値のある農産物の販売をしたいので農産物加工品にも取り組みたい。
また、引き続き、産直を通じた消費者ニーズの把握と意見交換を行って、新鮮な農産物を提供するとともに、行動を共にしてくれる仲間を探して、品質の良い美味しい農産物の生産を拡大したい。

花島さん トマトハウス トマトハウス 庭先販売の様子
花島さん トマトハウス 庭先販売の様子

連絡先:郡山統計・情報センター 電話:024-922-1614

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