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東北地域食料自給率向上協議会アピール

東北地域食料自給率向上協議会アピールの採択について

  2月17日(金曜日)開催された「第2回東北地域食料自給率向上協議会」において、「米、野菜、果物、畜産物、魚介類など良質な食材が豊富な東北において、『食料自給率高めて安心我が家の食卓』を合い言葉に、消費者と生産者が手をとりあい、食料自給率向上に向けて食と農の距離を縮める取組を進めていく。」ことを内容とするアピールを採択しました。

「東北地域食料自給率向上協議会」を開催し、「東北地域食料自給率向上協議会アピール」を採択
(2月17日、仙台第2合同庁舎2階共用会議室)

会議の概要は以下のとおりです。

 

 

東北地域食料自給率向上協議会アピール

  わたしたちが安心して日々の生活を送っていくためには、安全な食料を安定的に確保することが欠かせません。しかしながら、世界的には、人口の増加や気象災害など、将来的な食料供給を不安定にする要素も多いのが事実です。
  このような中で、わが国のカロリーベースの食料自給率は、長期的に低下してきています。平成10年度以降、食料自給率が40%と低迷している現状を踏まえ、昨年3月には、食料・農業・農村基本計画において、平成27年度のカロリーベース食料自給率を45%まで向上させる目標が設定されたところです。
  さて、近年のわたしたちの食生活を見ると、 欧米でも評価が高まっている「日本型食生活」とは異なる面もあることに気づきます。脂質の摂り過ぎや食習慣の乱れもあり、糖尿病や高脂血症など生活習慣病の増加が問題視されています。また、国内でのBSEの発生を契機に、食の安全・安心への関心が高まっている状況にあります。
  一方、わたしたちの食卓を支えてきた国内の農業は、輸入農産物との競争の激化、高齢化、担い手不足の進行もあり、今、大変困難な時代を迎えています。
  こうした状況の中で、わが国農業の持続性を維持し、一人ひとりの健康を守り、わたしたちの食への安心を確保するためには、食料自給率の向上が不可欠です。食料自給率の向上には、国、地方公共団体、農業者・農業団体、食品関連団体、消費者・消費者団体など関係するすべての人々が有機的に連携して、国産農産物を大切にする国民運動を盛り上げていくことが大事です。

 

  米、野菜、果物、畜産物、魚介類など良質な食材が豊富な東北において、わが国の食料自給率向上に向け、できることから取り組んでいきましょう。
  消費面においては、まず、わたしたち一人ひとりが毎日の食事で国産の農畜水産物を大切に食べることから始めましょう。食事バランスガイドなどを活用した食育の推進、「ごはん」を中心に据えた日本型食生活や米粉パンの普及など米の消費拡大を進めましょう。また、学校給食に地場産農産物を取り入れる地産地消を進めるとともに、食や農業に対する理解を深める食育を推進しましょう。外食における原産地表示や加工食品も含めた食品表示の適正化は、消費者の信頼を確保するとともに、我が国の農業を理解し、大切に思う心を育てるでしょう。
  生産面においては、認定農業者や特定農業団体等の育成、農地の保全・向上など経営所得安定対策等大綱への的確な対応、経営感覚に優れた担い手による消費者ニーズに対応した生産の促進、大豆など国産農産物の安定供給、食品産業と農業の連携強化による地場産農産物の販路や業務・加工用途の拡大、飼料作物の生産などを通じた効率的な農地利用、環境保全型農業への取組を進めていきましょう。
  「食料自給率高めて安心我が家の食卓」を合い言葉に、消費者と生産者が手をとりあい、食料自給率向上に向けて食と農の距離を縮める取組を進めていきましょう。

 

平成18年2月17日

東北地域食料自給率向上協議会

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