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「教育ファームに関する意見交換会」概要

日時: 平成22年6月28日(月曜日) 13時30分~16時00分

場所: 秋田県秋田市 秋田市文化会館

主催: 東北農政局秋田農政事務所

後援:秋田県、秋田県教育庁

1 主催者あいさつ

東北農政局秋田農政事務所 所長 綿谷 弘勝

「教育ファーム」に取り組んでいる団体からその活動をご紹介いただき、その成果を参考に、現在の課題とともに、今後の「教育ファーム」のさらなる拡大と定着に繋がる意見交換をお願いいたします。

2 事例発表

「みんなでつくる元気な心・元気な体・確かな学力」
  大仙市立内小友小学校 教頭 関口 洋彦 氏

事例発表関口洋彦氏

内小友小学校では、学校教育目標を「にこにこ きらきら ゆめにむかって」とし、「確かな学力を身につけるための、よく考える子ども」、「元気な心・思いやりを発揮する子ども」、「元気な体・体づくりをする子ども」の育成という三つの柱を教育目標の具現化に向けて実践している。

食育の重要性は、学校だけでなく、保護者や地域を巻き込んで計画・実施することが大切と考え、野菜づくりや年2回の農家宿泊体験、栄養教室、地産地消クッキングなどを実施している。

活動の成果として、食への関心が高まり、食事バランスを考える保護者や児童が増えたことや、農家の仕事や地産地消への興味・感心が高まっている。

課題としては、宿泊体験の経費問題やマンネリ化にならないよう、行事の見直し、改善を図る必要がある。


「地域と連携した食育と教育ファーム」
  羽後町食生活改善推進協議会 会長 榎本 鈴子 氏

事例報告榎本鈴子氏

本当の食育とは何かを伝えることを目的に、平成17年から羽後町の小中学校で味覚授業や学校農園で収穫した野菜の栄養調理などの食育授業を行っている。

当初は、学校側の理解が得られない場面も多々あったが、平成20年度から教育委員会と連携し、各校で年2~3回実施している。

味覚授業では、かつおだしとインスタントだしを比較してもらう。その時、ほとんどの子どもはインスタントだしをおいしいと言う。そこで、なぜインスタントだしをおいしく感じるのかを教え、「何が本物で何が見せかけなのか」を知っていることの大切さを説いている。

こういった授業を進めて行くには、学校の協力と理解してくれる行政の協力がないと進まない。

秋田県は、個人的には良い活動をしているが、連携を図ろうとするときに中々うまくいかない。目的が一緒であれば、農協等が農業体験で収穫した野菜を利用し、食生活改善推進協議会が調理をするなど、みんなで連携を組んでいければと思っている。

3 意見交換

出席者約60名の意見交換の様子

出席者(約60名)の
意見交換の様子

参加者からは、「学校農園で子どもたちが作ったものは量的に揃わないと思うが、学校給食に利用は可能なのか。」
「県農林部局と教育庁の連携が重要である。」
「教育ファームを進めるには、地域の実情にあわせてコーディネートする人が必要ではないか。」
「インターネットなどで広く意見を聞けるようなツールを県でも考えてはどうか。」などの意見が出されました。

秋田県からは、「秋田県食育推進計画を平成18年に作成し、実行してきたところだが、この計画は今年度で一旦終わり、来年度から新しく計画を改定する作業を行っている。」「食育を実践していくためには、各地域でコーディネートする人が必要。」「学校だったり、各地域の実情に応じてコーディネートする人をつくっていかなければならない。」との説明がありました。

秋田県教育庁からは、「農政とどう連携をしていくか、一つの課題としてとらえている。」「平成21年4月には学校給食法が施行され、食育が注視されていると同時に地場産物を十分に活用することも法律に含まれている。」「子どもたちが作った野菜を学校給食に利用することに関しては、衛生管理基準等の制約がある。」「学校現場の中で農業体験を実践する学校が増えることで、各地域に情報発信をしていきたい。」との説明がありました。

農政事務所からは、「行政、学校、農業関係者が何が出来るかをよく話し合う必要がある。」「コーディネーターが必要だという意見は共通なので、今日の意見を参考にしながら今後進めていきたい。」旨を発言して意見交換会を終了しました。

お問い合わせ先

秋田地域センター 消費・安全グループ 農畜産安全チーム
電話:018-862-5639
FAX:018-862-5168

東北農政局案内

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