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宮城フォトレポート(平成31年度・令和元年度)

平成31年度・令和元年度

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新着情報

自動化とデータ管理。最新技術で効率的な農業を。(令和元年10月3日) NEWアイコン

10月3日、6月及び8月に続き、東松島市の株式会社アグリードなるせ実証ほ場で、超低コスト「輸出米」生産実証コンソーシアム主催の「スマート農業機械現地実演会」が開催されました。大規模水田作の収穫・播種を効率的にする機械をテーマに、食味・収量測定機能付きのコンバインによる水稲収穫作業や自動操舵機能搭載トラクターに装着された高速汎用施肥播種機による麦播種作業、ロボットトラクターによる耕起作業が実演されました。
食味・収量測定機能付きコンバインは、ほ場の四方のあぜ際から6m手動刈りを行うことで、設置したGPSがほ場の刈取マップを自動作成し、未刈取りの部分は自動運転で収穫できます。さらに、収穫作業と同時に食味と収量のデータを自動計測し、そのデータを基に、今のほ場の状態が分かる網目状のマップをパソコンで自動作成します。ほ場全体の健康状態がまるでレントゲン検査のように細かく見ることができ、土壌の改善や収穫物の品質向上などに大いに役立ちます。
自動操舵機能付きトラクターに装着された高速汎用施肥播種機による麦播種作業は、高速で(車速6~8km/h)定量の種子を等間隔に撒く様子が実演され、見学者を驚かせました。また、この播種機は麦のほか稲、大豆、そば、デントコーン、ソルガム、牧草に対応しており、かなりの作業効率化が図れるでしょう。
ロボットトラクターは、リモコンによる遠隔操作で、無人のトラクターが耕起作業を始めます。安全装置をいくつも搭載しているため、安全性が確保されており、安心して作業を任せられます。
きつい農作業だけでなく、経験や知識が必要とされていた難しい判断も、スマート農業機械が補ってくれる時代です。この急速な農業機械の進歩は、作業の省力化・効率化とともに、痒いところに手が届くようなサポートが図られるようになることを予感させます。

画像①   画像②   画像③
食味・収量測定機能付きコンバイン
による収穫(刈幅3.2m)
  高速汎用施肥播種機による
麦の播種作業は、約7時間の
連続作業が可能
  ロボットトラクターによる
無人での耕起作業

令和2年度農林水産予算概算要求等の説明に伺っています。(令和元年9月27日)NEWアイコン

9月27日、宮城県登米合同庁舎会議室において、登米農業改良普及センター主催の令和2年度農林水産予算概算要求に関する職場研修会が開かれました。宮城県拠点は、令和2年度農林水産予算概算要求の概略のほか、水田の高収益化の推進や8月16日に施行された棚田地域振興法を含む日本型直接支払交付金について重点的に説明を行いました。
説明後の質疑と意見交換では、「水田の高収益化は重要である。どの事業を活用した場合、交付対象水田除外となるかPR版で明確にしてほしい」との意見のほか、「JAみやぎ登米等で実施しているスマート農業のGNSS(衛星測位システム)導入事業と次年度の農業競争力強化農地整備事業との関連」や、「農の雇用事業に関する交付単価の見直し」などさらに詳しく聞きたいとの声もあり各種事業へ関心が寄せられました。
宮城県拠点は、今後も積極的に現場に出向き、予算のほか各種農業施策等の説明を継続して実施します。

画像①   画像②
予算概算要求等の説明をする
長谷川総括農政推進官(正面右)
  熱心に耳を傾ける
登米農業改良普及センターの皆さん

水田管理の省力化!ドローンやラジコン式草刈機によって、作業は数十倍も楽に。(令和元年8月22日) 

8月22日、6月に続き、東松島市の株式会社アグリードなるせ実証ほ場で、超低コスト「輸出米」生産実証コンソーシアム主催の「スマート農業機械現地実演会」が開催されました。約150人の参加者が見守る中、今回は手の掛かる水田管理の省力化をテーマに、スマートフォンのアプリを用いたリモート給排水システム「WATARAS(Water for Agiriculture Remort Actuated System:ワタラス)」の検証と、大型ドローン(AGRAS MG-1)による高速農薬散布、ラジコン式草刈機(ARC-500)の作業が実演されました。
WATARASは、スマートフォンのアプリを使って、ワンタッチでラクラクほ場に給排水を行うことができます。また、時刻・水温・水位などの条件を入力することで、給排水を自動化する機能も搭載されており、水田の水管理にかかる労働時間は8割、用水量は5割削減できるため、かなり革新的なシステムといえるでしょう。
ドローンは自動航行機能を活用して、送信機に読み込んだほ場の情報に基づき、農薬を散布したいルートを指定するだけで1時間に約10haもの散布が可能な優れものです。その上、衝突回避レーダーが搭載されているため、安全性能も長けています。
また、ラジコン式草刈機は小型で小回りが利く上、急斜面であっても残さず雑草を刈り取る性能があり、頼もしい農業者の味方になりそうです。
参加された方々は、農作業の省力化に加え、安全性の向上にも寄与するスマート農業機械の普及と低コスト化に期待を膨らませていました。農業分野の技術革新には、今後も高い関心が向けられていくことでしょう。

記事①   記事②   記事③
WATARASからデータが送信されると、
ほ場に設置した写真の電動アクチュエータが
自動でバルブを開閉します。
  広いほ場でも、ドローンがあれば
スピーディに満遍なく農薬散布が行えます。
  法面角度40度まで対応可能な
ラジコン式草刈機

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」アンバサダーの「鈴木 至さん」と意見交換を行いました。(令和元年8月19日) 

内閣官房及び農林水産省は農山漁村のポテンシャルを引き出し地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として選定しています。平成30年の第5回全国選定では「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」が選定されました。
このたび、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の認知度やイメージ、選定地区のモチベーション向上を目的として第1回から第5回までの選定地区の関係者の中からアンバサダーを選定することになり、「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」の鈴木 至(すずき いたる)さんが選ばれました。
大崎市でささ結(東北194号の登録商標)やササニシキ、ひとめぼれなど、約10㏊の水稲を栽培している専業農家の鈴木さん。アンバサダーに応募したきっかけは「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」や「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」の取組を多くの人に紹介することで、農業や農山漁村の振興に繋がるのではとの想いからでした。鈴木さんは、ササニシキ系米の美味しさを競う「みやぎ大崎耕土『ささ王』決定戦」というコンテストで2年連続入賞するなど生産技術も確かな若手農業者であり、今後の大崎地域の稲作を担う人材として期待されています。

記事①   記事②
アンバサダーの鈴木 至さん   「ささ結」について熱く語る鈴木さん(右)

スマート農業機械の現地実演会が開催されました。(令和元年6月28日)

6月28日、農林水産省の委託事業「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に採択された「超低コスト「輸出米」生産実証コンソーシアム」の主催により、大規模水田作のスマート農業機械現地実演会が有限会社アグリードなるせのほ場(実証農場)を会場に開催されました。
当日は、あいにくの梅雨空でしたが、実証代表者の宮城県が、「農業分野とIT分野が融合した「アグリテック(Agriculture ×Technology)」の取組を充実させた効率的農業を目指し、農業を若者が憧れるような魅力ある産業にしていきたい」とあいさつ後、3種類の実演(1. GPS搭載の無人ロボットトラクターによる耕うん作業、2. GPS搭載の食味・収量センサ付自動走行コンバインによる大麦の収穫作業、3. 高速汎用播種機による大豆の不耕起直播作業)が行われました。
特に、コンバインは、5平方メートル区画で自動的に収量測定を行い、タンパク質含有量などのデータをスマートフォン等に送信し、分析が行えることから、実データに基づく精密農業の実現が可能となります。また、高速汎用播種機は、大麦の収穫後の不耕起ほ場で最大時速8kmで作業が行え、作業の効率化・省力化が労働力不足の解消につながる技術であり、100名を超える参加者の関心を大いに集めていました。

記事①   記事②   記事③
無人ロボットトラクターによる耕うん作業   食味・収量センサ付自動走行コンバイン
による大麦の収穫作業
(搭載したGPSで確定した経路に沿って走行。
自動運転アシスト機能により、手動操作は、
車速増減や刈取部の昇降の微修正のみ。)
  高速汎用播種機による
大豆の不耕起直播作業
(大麦の収穫後)

この春から『農業』を始めた女性農業者との意見交換を行いました。(令和元年5月16日、31日) 

宮城県拠点では、県内の農業者と農業政策の周知や実態把握のため、意見交換を行っています。その一環で、この春から就農した女性農業者、5月16日は南三陸町で主に果樹を栽培している 大沼ほのか さん、5月31日は加美町で主に水稲栽培(アイガモ農法)に取り組む 岸田紗季 さんの2名と意見交換を行いました。
お二人とも就農したばかりのため、地域の先輩方に何かと協力していただき、毎日が農業の勉強中とのこと。大沼さんは「農業大学校で学んだことを活かして、果樹で地域を盛り上げたい。」と、岸田さんは「将来は、地域に貢献できるような農業をやっていきたい。」と、それぞれ地元への熱い思いを持って農業に取り組んでいます。

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「将来は南三陸町に観光果樹園を作りたい」
と話す大沼ほのかさん
  「GAPも取得し、ゆくゆくは後継者を
育てらるようになりたい」と話す岸田紗季さん

水稲と果樹を中心に耕畜連携にも取り組む佐藤さんが飼料用米多収日本一で東北農政局長賞を受賞。(令和元年5月23日) 

東北農政局では、「飼料用米多収日本一」コンテストの一環として東北農政局長表彰を行っています。
平成30年度「地域の平均単収からの増収の部」では、富谷市の佐藤 政悦(さとう まさえつ)さんが地域の平均単収からの増収:205.1kg/10aで東北農政局長賞を受賞しました。
佐藤さんは、水稲(約15㏊)とともに果樹(さくらんぼ(佐藤錦、紅秀峰等)、ぶどう(シャインマスカット、藤稔等)など)を栽培され、地域特産物の生産に卓越した技術を有しているとして地域特産物マイスター(ぶどう)の認定を受けています。生産したさくらんぼやぶどうは直売所や道の駅等で販売し好評を得ています。水田の活用については、飼料用米の多収品種の導入と周辺の畜産農家からのたい肥の提供(耕畜連携)による単収アップ、地域での大豆と飼料用米によるブロックローテーションの取組により所得向上を図っています。

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受賞した佐藤政悦氏(右)   育苗ハウスを年間通して有効活用できる
ぶどう栽培にも取り組む
     
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もうすぐさくらんぼの収穫が始まります   大豆と飼料用米のブロックローテーションに
ついて話す佐藤さん

道の駅かくだオープニングセレモニーに出席しました。(平成31年4月19日) 

4月19日、東北農政局 鈴木局長が、この日開業した道の駅かくだ(角田市)のオープニングセレモニーに出席しました。
施設内に併設された農産物直売所は、農山漁村における定住、所得の向上や雇用の増大を図ることを目的とした農林水産省の「農山漁村振興交付金(農泊推進関連対策)」が活用されました。
セレモニーは、地元小学生による郷土芸能「とくら太鼓」の響きで始まりました。株式会社まちづくり角田代表取締役社長で、角田市長の大友喜助氏から「道の駅かくだは、角田市のみならず県南圏域の情報発信と交流の場としての機能のほか、地域の安全を担う防災拠点という役割も担っている。隣接する運動施設かくだスポーツビレッジとも連携し、今後も皆さまと協力しながら盛り上げていきたい」と挨拶がありました。
挨拶や祝辞の後には、鈴木局長も参加し、テープカットが賑やかに行われました。

 
大友角田市長の挨拶   テープカットを行う鈴木局長(左)
     
 
地元小学生による郷土芸能「とくら太鼓」   直売所には地元の新鮮な野菜や
色とりどりの花苗が並ぶ

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