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東海農政局

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「職業としての農業」を知っていただくための講演を行っています!

東海農政局では、職業選択の機会を迎える学生や転職、起業を考える社会人の皆さんの選択肢に「農業」が加わるよう、『職業としての農業』を知っていただくための広報活動を行っています。
具体的には、大学や農業高校等において、農政局職員からは農業界の現状や就農の方法・支援策などを説明し、また、現場で活躍されている若手農業者による講演では仕事の内容や仕方、農業の魅力、農業への思いなど伝えています。

皆様の大学や高校でも、就職ガイダンスやキャリア授業、業界研究のテーマに「職業としての農業」の出前講義・出前授業を取り入れてみませんか。
出前講義・出前授業や当局担当者の派遣などのご要望がございましたら、ぜひ下記連絡先までお問い合わせください。お申込みをお待ちしております。

これまでの取組の概要は、以下のとおりです。

愛知大学(令和元年7月12日)



愛知大学(豊橋市)において、地域政策学部3年生15名の大学生を対象に出前授業を実施しました。
当日は、東海農政局から、『職業としての農業を考えてみよう』をテーマに、農業界の人材の現状や農業をはじめる方法、国の就農支援策などについて説明した後、「榎本はちみつベリーファーム」の代表である榎本佐和子(えのもと さわこ)さんから、「農業を選択して~就農して気づいたこと、変わったこと~」と題して講演を行っていただきました。

榎本さんは、御自身が経営される「榎本はちみつベリーファーム」において、完熟・非加熱の『生はちみつ』やブルーベリーやラズベリーなどのベリー類、平飼い・アルカリイオン水で育てられたウコッケイから採れる卵、サツマイモなど、幅広い商品を作られています。
講演では、農業を仕事にしたきっかけについて「もともと、趣味で養蜂やブルーベリーの栽培を始めたが、ブルーベリーの樹が100本、はちみつが100キロ以上採れるようになった頃から、農業を仕事にできないかと考えるようになった」と語られ、加えて「農業を仕事にするにあたって、どうすれば限られた農地で多くの利益を出せるか、どこで自身が作った農産物を購入してもらえるのか等、農地の問題や売り先の問題などのあらゆる問題に直面し、就農前は不安が大きかった」とのお話もありました。
また、榎本さんが農業を始めるために「悩んだときは、まずやってみることが大切だと思う。その過程で失敗してしまった場合は、なぜ失敗したのかについて考え、それを改善しつつ、再度計画を立てて実行するといったPDCAサイクルを意識して、何度も試行錯誤した」とのお話もありました。
さらに、テレビアニメ「昆虫物語 みなしごハッチ」を例に出しながら、大学生に向けて、ミツバチの特性などについて分かりやすく説明していただきました。

講演の最後には、「自分が楽しいと思えることをして、それを理解してくれる人を作って、その中で利益を上げていけるようになることを目指したい。もし、これから農業を始めたいと思う人がいれば、ぜひその人達と一緒に農業をやっていきたい。」と語られました。

講演後に実施したアンケートでは、大学生から「何をやるにも、自己分析、ニーズの把握、アピールの仕方が非常に大切であると思った。」「新規で農業を始めることの大変さを改めて知ることができた。」などの感想が寄せられました。


【 ↓ 出前授業の様子】


【 ↓ 榎本さんが作られている商品(はちみつ、ブルーベリー)及びそれらが原料となっているスイーツ】



岐阜県立岐阜農林高校(令和元年6月19日)



岐阜県立岐阜農林高校(本巣郡)において、園芸科学科1年生41名の高校生を対象に出前授業を実施しました。
当日は、東海農政局から、農業界の現状や国の就農支援策について説明した後、「細野ファーム」の代表である細野晃大(ほその あきひろ)さんから、「経営理念の大切さとこれからの農業」と題して講演を行っていただきました。

細野さんは、御自身が経営される「細野ファーム」において、大玉トマトとオランダ品種のミニトマトの生産に加え、それらを用いてのトマトジュースやパスタソースなどへの加工・販売も行われており、6次産業化にも力を入れて取り組まれています。
講演では、細野さんが農業界に参入して起業をされたきっかけについて、「昔から自然が好きだったので、自然にふれる仕事がしたいと思い、19歳の時に露地野菜を生産している農家に就職した。そこで目の当たりにしたものが、天候に左右されやすい労働環境や、肉体労働でしんどい作業が多い現状であったため、若い世代が集まりにくい業界だと感じた。こうした現状から、このままでは、これからの農業は確実に衰退の一途をたどるだろうと思い、自分自身でこの現状を変えていきたいと思ったことが、細野ファームを設立するきっかけになった。」とお話していただきました。
また、なぜトマトの生産を始めたかの理由について、「施設野菜であるため、天候に左右されにくく施設内で環境を作りやすいこと、安定生産が可能であること、作業体勢の負担が少ない水耕栽培を採用できることなどにより、働きやすい職場環境を目指せると思ったことが、トマト生産を始めるきっかけだった。」とのお話がありました。
さらに、細野ファームのキャッチフレーズである「トマトで少しの贅沢を」をコンセプトに、「いいものはいいところで高く売りたいと思っているため、味だけでなく商品のデザインにも力をいれて作っている。また、トマトジュースの味へのこだわりとして、トマトの味だけで勝負したいため、原材料は自分が生産したトマトしか使っていない。」と語られました。

講演の最後は、「苦手を克服することも大切だが、それよりも自分の得意なことを伸ばし、特化させることの方が重要だと思う。将来、学生の皆さんには自分の得意なことを進んでやっていってほしい」というメッセージで締めくくられました。

講演後に実施したアンケートでは、高校生から「農業に参入する若い世代が少なくなっており、今後の農業界は自分たちが担っていく必要があると思った。」「将来の自分の進路を決めるにあたり、大変参考になった。」などの感想が寄せられました。


【 ↓ 出前授業の様子】


【 ↓ 細野さんが作られているミニトマト及びそれが原料となっている商品(トマトジュース)】





過去3年間の開催実績(平成28年度~平成30年度)

開催時期
開催場所
講演テーマ
講師
平成31年2月14日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「6次産業化の取り組み」 「PLUS株式会社」
三輪 忠士(みわ ただし)様
平成31年2月1日 三重県立久居農林高等学校 「思いを持ち正しい選択を考える」 「ヒラク農園」
牧谷 拓(まきたに ひらく)様
平成31年1月23日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「経営理念の大切さとこれからの農業」 「細野ファーム」
細野 晃大(ほその あきひろ)様
平成30年12月12日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「経営理念の大切さとこれからの農業」 「細野ファーム」
細野 晃大(ほその あきひろ)様
平成30年11月12日 三重県立明野高等学校 「三重の『かぶせ茶』が私たちの一生の仕事」 「有限会社マルシゲ清水製茶」
清水 加奈(しみず かな)様
「まる万製茶」
堤 智春(つつみ ちはる)様
平成30年2月5日 三重県立明野高等学校 「農業を選択して~就農して気づいたこと・変わったこと~」 「榎本はちみつベリーファーム」
榎本 佐和子(えのもと さわこ)様
平成30年1月24日 愛知教育大学 現在の仕事内容や農業に対する思いなどについての講演 「いしかわ製茶」
石川 龍樹(いしかわ たつき)様
平成30年1月18日 岐阜女子大学 「イキイキとした人生を送るための農業」 「加藤農園」
加藤 記子(かとう のりこ)様
平成29年12月20日 皇學館大學 現在の仕事内容や農業に対する思い等についての講演 「いしかわ製茶」
石川 龍樹(いしかわ たつき)様
平成29年6月28日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「人生で出会った農業への思いと6次産業化の魅力」 「株式会社萬秀フルーツ」
大﨑 佳子(おおさき けいこ)様
平成29年6月21日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「6次産業化の戦略と実践」 「株式会社フォレストファーム」
林 亮輔(はやし りょうすけ)様
平成29年2月13日 三重県立久居農林高等学校 「ミニトマト生産者から後輩の皆さんへ(私の農業・農業への思い)」 「ヒラク農園」
牧谷 拓(まきたに ひらく)様
平成29年2月9日 岐阜県立岐阜農林高等学校 「6次産業化の取り組み(米粉の加工品作り)」 「PLUS株式会社」
三輪 忠士(みわ ただし)様
平成29年1月30日 三重県立明野高等学校 「三重の『かぶせ茶』が私たちの一生の仕事」 「有限会社マルシゲ清水製茶」
清水 加奈(しみず かな)様
「まる万製茶」
堤 智春(つつみ ちはる)様

お問合せ先

経営・事業支援部経営支援課

担当者:就農促進対策推進係
代表:052-201-7271(内線2354)
ダイヤルイン:052-223-4620
FAX番号:052-201-1703

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