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東海農政局

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「企業における食育を考えるセミナー~食育に取り組む効果や継続のポイントとは~」を開催しました

東海農政局では、企業の方や企業の食育活動に関心のある方を対象として、企業が食育に取り組む意義や効果について理解を深めていただくことを目的に、食育に取り組むことによる効果、継続的な取組としていくためのポイント等について考えるセミナーを開催しました。

日時

平成30年2月21日(水曜日)13時30分~16時00分

場所

名古屋ダイヤビルディング(名古屋市中村区)

次第

開会

あいさつ(津垣東海農政局次長)

プログラム

1.講演「企業による食育活動の意義と課題を考える~その裾野の拡大に向けて~」

  • 講師:千葉大学大学院園芸学研究科 教授 大江靖雄 氏

2.パネルディスカッション「企業による食育の新たな可能性をさぐる」

  • コーディネーター:千葉大学大学院園芸学研究科 教授 大江靖雄 氏
  • パネリスト:カゴメ(株)名古屋支店 営業推進部営業推進課 シニアマネージャー 倉田宏 氏、マックスバリュ中部(株) 営業企画部 販売促進担当マネージャー 森西祐子 氏、(株)加藤建設 営業企画室 次長 佐藤利行 氏

参加者

企業、団体、行政などの食育関係者47名

セミナーの内容

講演「企業による食育活動の意義と課題を考える~その裾野の拡大に向けて~」

千葉大学大学院園芸学研究科教授の大江靖雄先生を迎え、「企業による食育活動の意義と課題を考える~その裾野の拡大に向けて~」をテーマにご講演をいただきました。
CSR活動としての食育活動とマーケティング活動との関係、企業の属性や規模、収益と食育活動との相関、地域や消費者との関係、従業員の意識変化といった問題意識の下で行われた研究結果に基づき、企業の食育活動が、企業イメージや社員満足度の向上、家庭や学校での食育を補うことに貢献していること、活動を継続していくためには、企業の食育活動と営業活動の仕分けにおける消費者意識や、従業員の達成感やモチベーション向上が重要であること等について、お話しいただきました。

講演概要(PDF : 273KB)講演資料(PDF : 526KB)

講演の様子 セミナー会場の様子

パネルディスカッション「企業による食育の新たな可能性をさぐる」

パネリストとして、カゴメ(株)名古屋支店 倉田宏氏、マックスバリュ中部(株) 森西祐子氏、(株)加藤建設 佐藤利行氏をお迎えし、各企業が取り組む食育活動とその効果等について紹介をしていただいた後、会場を含めた意見交換を行いました。

倉田氏からは、カゴメ(株)の食育活動の歴史を含め、日本における野菜の摂取不足解消を目的とした、食育ミュージカルやトマト苗の栽培・収穫体験の取組などと、その取組に参加した方々の食や野菜に対する意識の変化について、紹介していただきました。
カゴメ(株)名古屋支店紹介資料(PDF : 854KB)

森西氏からは、大学生と連携したバランスに配慮した健康弁当の開発の取組を中心に、お客さんの健康な食生活への貢献を目的とした各種取組や従業員の健康への意識の変化などについて、紹介していただきました。
マックスバリュ中部(株)紹介資料(PDF : 305KB)

佐藤氏からは、社員研修及び福利厚生の一環としての農業体験の機会の提供、関係者との連携及び体験場所の地域住民との食を通じた交流について、紹介していただきました。
(株)加藤建設紹介資料(PDF : 904KB)

カゴメの事例紹介 マックスバリュ事例紹介 加藤建設の事例紹介
(左から、倉田宏氏、森西祐子氏、佐藤利行氏)

意見交換では、企業が食育活動に取り組むことによる、社内へのメリット、従業員のモチベーションの向上、地域や関係者との連携、取組を継続していくためのポイント等について議論していただきました。

大江先生からは、まとめとして企業が食育を行うことは大きな価値があること、活動の継続には従業員の満足度や達成感が重要であること、企業間の情報交換や共有の場づくりが政策的課題であることなどをお話しいただきました。
最後に、企業の食育は、まだまだ未開拓の部分があり、いろいろな可能性があるので新しい価値を作り出していただきたいと、期待を込めたコメントをいただきセミナーを終了しました。

パネルディスカッションの様子
(左から、コーディネーターの大江靖雄氏、パネリストの倉田宏氏、森西祐子氏、佐藤利行氏)

パネルディスカッション詳細(PDF : 323KB)

参加者の意見・感想(当日のアンケートから)

  • 実際に企業や消費者へ行われたアンケート集計を基に、分かりやすく分析してお話しいただき理解しやすかった。(企業)
  • 企業業績と食育活動の因果関係や、食品業とそれ以外の企業における効果が理解できた。(企業)
  • 食育活動を通じてお子様を中心としたイベントを開催し、家族ぐるみで食育について知っていただくことが大切と分かった。(企業)
  • 食育とマーケティングをどのように結びつけていくべきか、具体的な事例が聞けて良かった。(企業)
  • 企業として食育を行う意義、どのような立場で食育を行っていくかなどよく理解できた。企業のイメージアップは良いが、商品ズバリの宣伝は駄目という微妙なさじ加減に気をつける必要があると思った。(企業)
  • 食育の裾野を広げるには、企業の取組が大切であることが理解できた。(農林漁業関係団体)
  • 企業による食育活動が消費者にどのようにとられているのか、また、食育活動が企業にとってメリットがあることが理解できた。(行政)
  • 3社の事例紹介は、従業員参加型の取組をされており、担当部署内でとどめるのではなく、会社全体を巻き込んで食育に取り組むことにより、従業員のモチベーションアップ及び会社の成長につながると思った。(企業)
  • 企業間での信頼度の重要性、社員のモチベーションアップの取組などが理解できた。(企業)
  • 消費者も含めて、企業、地域社会と食育活動の意義を見直す時期に差しかかっているように感じた。それぞれがWinの関係を持続できるように。(企業)
  • 今回の事例は大企業ばかりで、自社のような予算も人材も限られた中で、どのような取組ができるのか考えていきたいと思った。単発で様々な体験活動は行っているが、もっと継続し、食育の効果がみられるよう活動していく必要があると感じた。(企業)
  • 食育に取り組みたくてもできない企業(人員・金の問題)が多く存在すると思う。1社で無理なら複数社で取り組んでいきたいという出会いの場を設定してもらえると嬉しい。(企業)
  • 食環境整備には、CSRとして企業の食育活動が活発になることが、とても重要になると思う。今後も企業の食育活動が活発になるよう、今回のようなセミナーの開催があるとありがたい。(行政)
  • 行政と企業との関わりが難しい。企業の宣伝になってはいけないが、一般市民には企業との関わりが多いので、どのようにしていったら良いか、お互いプラスになる関わり方をしていきたい。(行政)

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651
FAX番号:052-220-1362

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