このページの本文へ移動

東海農政局

メニュー

食育実践セミナー「お魚かたりべから学ぶ和食文化と魚食体験」を開催しました

東海農政局では、平成29年10月12日(木曜日)、各務原市総合福祉会館において、学校や地域での食育の指導的立場にある栄養教諭、管理栄養士、食生活改善推進員等の方々を対象として、食育活動の実践例を習得していただくために、食育実践セミナー「お魚かたりべから学ぶ和食文化と魚食体験」を開催しました。
セミナーでは、水産庁長官が任命する「お魚かたりべ」である中部水産株式会社の神谷さんから、だしの違いによるお味噌汁の飲み比べなど体験を交えた講演をいただきました。

開催概要

日時:平成29年10月12日(木曜日)14時00分~16時00分
場所:各務原市総合福祉会館
参加者:栄養教諭、管理栄養士、食生活改善推進員等41名
議事:
(1)和食文化の保護・継承について
(2)和食文化と魚食体験について

  • 煮干しを使った魚の体の構造学習
  • だしの違いによるお味噌汁の飲み比べ
  • 食育キットを使ったうま味体験

情報提供

「和食文化の保護・継承について」
東海農政局経営・事業支援部地域食品課

平成25年12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを踏まえ、平成28年3月に決定された第3次食育推進基本計画では、重点課題として「食文化の継承に向けた食育の推進」が新たに盛り込まれました。
これらの背景から、郷土料理、伝統食材など、日本の伝統的な食文化への理解を深める食育の推進を目指すための具体的な施策等について情報提供しました。

和食文化と魚食体験について

講師:中部水産株式会社取締役 神谷友成氏(水産庁長官任命「お魚かたりべ」)

「教室等で簡易に魚食に関する体験をしていくにはどうしたらいいのか」ということを中心に、参加者の方が学校や地域などで教え、伝える時に役立つヒントを楽しくご紹介いただきました。 

(1)教科書から見る魚のお話

小学校3年生と5年生の社会科の教科書から、水産業に関する過去と現在との記述の違いや、お魚の豆知識等のお話をしていただきました。

教科書から見る魚のお話教科書から見る魚のお話

 

(2)煮干しを使った魚の体の構造学習

煮干しを机の上で解体して、魚の体の構造を学習しました。

煮干しを使った魚の体の構造学習煮干しを使った魚の体の構造学習煮干しを使った魚の体の構造学習

 

(3)だしの違いによるお味噌汁の飲み比べ

だしの違う(かつお節と昆布の合わせだし・煮干しと昆布の合わせだし)2種類のお味噌汁を用意し、それぞれ飲み比べました。各グループの「味見当番」が味の違いを表現します。

だしの違いによるお味噌汁の飲み比べだしの違いによるお味噌汁の飲み比べだしの違いによるお味噌汁の飲み比べ

 

(4)食育キットを使ったうま味体験

「かつお節」や「昆布」などの食材が入った食育キットを使い、食材が加わっていくことで魚のイノシン酸と昆布のグルタミン酸が合わさる、うまみ成分の相乗効果を学ぶ方法を体験していただきました。

食育キットを使ったうま味体験食育キットを使ったうま味体験食育キットを使ったうま味体験

アンケート結果から

本日のセミナーに参加した動機と目的について

  • 勤務する小学校で「出汁」や「和食」についての食育を行いたく、その参考にするため。(学校関係者)
  • 和食給食に取り組んでいるので、出汁について違った角度から学びたかった。(学校関係者)
  • 子供たちの魚離れを防ぎたい。(健康栄養関係者)
  • 離乳食教室で若いお母さんに出汁の取り方を教えてあげたいから。(行政関係者)

本日のセミナーの構成内容や所要時間等について

  • 2時間とてもおもしろく、あっという間だった。話を聞くだけではないのがいい。(健康栄養関係者)
  • 講義と実習があり、とても楽しく参加できた。講師のお話も楽しくわかりやすく、子供に話す際のヒントがたくさんあり勉強になった。(学校関係者)

本日のセミナーの今後の学校や地域での活用方法について

  • 魚の構造を教えたり、興味を持たせたりするのにとても良いと感じたので、子供たちに体験させたい。(学校関係者)
  • 学校給食で提供する献立と関連させて伝えたい。児童だけでなく保護者や先生向けにも発信していけそう。必ず、魚食や和食文化について興味を持つきっかけになる。(学校関係者)
  • 目の前に海があるのに魚が苦手な子が多い。本日学んだことを生かして食育をしたい。(学校関係者)
  • 魚離れのママ達が少しでも魚に興味を持ってもらえるように、本日の楽しい話を取り入れたい。(健康栄養関係者)
  • 魚の歯の形の話を用いて、児童の魚の苦手意識を解消させたい。(学校関係者)

日頃、食育の推進に向けた取組を行う際の課題、問題点等について

  • なかなか時間がとれない(栄養教諭が何校も受け持っている)。(学校関係者)
  • 偏食・少食の児童へ和食(魚・野菜・豆)を少しずつ食べてもらえるように給食の献立で工夫している。朝食を毎日食べてこられない子の家庭へどう食育をしていくかが一番の課題。(学校関係者)
  • 「キライ」「マズイ」と平気で言う子が多く、作ってくれる人に対する感謝の気持ちが薄れている。(健康栄養関係者)

今後の食育に関するセミナー等のテーマについて

  • 子供に体験させることができる食育活動のアイデアが知りたい。(学校関係者)
  • 魚、野菜、果物のプロ、専門の人から話を聞くのはおもしろい。(行政関係者)

お問合せ先

経営・事業支援部地域食品課

担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2732)
ダイヤルイン:052-223-4602
FAX番号:052-219-2670