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東海農政局

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映画「カレーライスを一から作る」食育関係者試写・交流会を開催しました

東海農政局では、平成30年6月26日(火曜日)、名古屋能楽堂会議室において、とうかい食育ネットワークの会員を初め、地域において食育活動に取り組まれる方を対象として、食育活動を推進するため、映画「カレーライスを一から作る」食育関係者試写・交流会を開催しました。
当日は、映画の試写と、同映画の監督である前田亜紀氏の講演をいただきました。

1.開催概要

日時

平成30年6月26日(火曜日)13時30分~16時30分

場所

名古屋能楽堂会議室

参加者

とうかい食育ネットワークの会員、健康・栄養・学校関係・企業・農林漁業・行政において、食育に取り組まれる方、総計75名

内容

映画試写

「カレーライスを一から作る」

前田監督による講演

テーマ:「カレーライスを一から作って見えてきたこと」

参加者との意見交換

2.映画試写

「カレーライスを一から作る」(96分)

映画「カレーライスを一から作る」は、武蔵野美術大学のゼミ生が、カレーライスのすべての材料を自らの手で一から育て、作り、食べるという体験を通じて、命をいただきながら生きているという人間の基本的な営みを改めて考えさせる作品となっています。
なお、農林水産省とタイアップしています。(農林水産省へリンク)

映画のチラシ1映画のチラシ2

3.監督による講演

前田監督から、関野先生の言動、この体験を通じたゼミ生の変化など、映画に収まりきれなかった様子やレンズを通して感じたことも含め、以下のお話をしていただきました。

  • 関野先生は、探検家でもあり、「グレートジャーニー」というアフリカから南米を自らの足で旅をする中、原住民と一緒に生活をして、彼らは身近にあるものすべての素材が分かって生きているが、現代の私たちの生活の中では、素材が分からない物がほとんどであると感じた。そのことを若い世代に知ってほしくてカレーライスを一から作ることになったとのことであった。
  • この活動を映画にしようとしたきっかけは、テレビ関係の仕事に就き、農業の取材を行った際、農家さんから農業や食べもののことを教えられ、そのことをいろんな人に伝えたい、どのように伝えようかと考えている中、カレーライスを一から作る企画に出会い、関野先生にお願いをしたことから始めた。
  • 作業には、一つ一つ時間がかかったが、学生同士が話し合う時間を持てたことや、うまくできない作業に、学生たちは悩み、考え、調べて作るという成長を感じた。
  • 育てた鳥を食べるか食べないか、命をどう扱うかと議論する中で、関野先生から「植物には命がないのか」と問いかけがあり、カレーライスのために作る食材の一つ一つに命があることを改めて考える機会となった。
  • こうした活動を体験した関野ゼミの卒業生の多くは、農業や水産業などの第一次産業の仕事に就いているとのこと。

会場風景講演の風景

4.参加者との意見交換

参加者から、映画に対する質問をいただき、以下のような意見交換をしました。

  • この映画を観た方から、どのような感想がありましたか。
    各自の食に関する体験(例:鳥の首をはねたこと)を紹介していただくなど勉強になることが多い。
  • 前田監督が次に目指していることは何ですか。
    最近、微生物に対する興味が高まっており、これを勉強してみたいと考えている。
  • カレーライスの食材を作る一年間の計画は誰が立てましたか。また、一年間、活動に対するモチベーションを保つ秘訣を教えてください。
    基本的に学生たちが、どうすればカレーができるのかを自ら調べ、考え、計画を立てた。また、関野先生は、「来る者拒まず、去る者追わず」の考えですので、モチベーションを維持するための特別なことは何もしていない。だからこそなのか、本当に興味を持った学生たちが集まって汗を流していた。

参加者との意見交換参加者との意見交換

5.アンケート結果から

本日の映画試写・交流会の感想をお願いします。

  • 貴重な上映会ありがとうございました。「一から作ってください」と私に言われても作れません。ましてや動物を殺すことなんてできないです。ですが、私が生きていられるのは命をいただいているからで、食べずには生きていられません。改めて、生き物の命の大切さを、ありがたさを受け止めることができました。
  • こうしたドキュメンタリー映画を観るのは初めてで、若い人がこうした体験を行うことは、とても良いことだと思いました。食べものが溢れている現代、もう少し食べものを大切に思い、大切にすることの大切さを改めて感じました。いろいろな命に支えられて、自分の命もあるのだと感じる1日でした。講師のお話も興味深かったです。
  • 映画を観させていただき、カレー作りを通して、学生たちが様々なことを話し合い、考え合い、成長する姿にいろいろと気付かされました。その後の交流会で、監督の話を伺い、より理解が深まりました。
  • 今日はありがとうございました。とても良い映画でした。映画の中で、「一から作ると気付くことが多い」の言葉に共感しました。保育園の子どもたちと一緒に、いろいろなことに気付けるような保育を展開していけたらと思います。
  • この映画は、食育の原点だと思いました。保育園で勤務をしていますが、幼児にいかに「命をいただいている」ということを伝えられるか、今後の課題だと考えさせられました。
  • 「カレーライスを一から作る」は、命の重さや自分たちが普段どれだけ当たり前のように食べているのかを考える映画でした。いつも調理している野菜は、色んな人たちの苦労があるおかげで作り、食べることだと思いました。お肉も売られている物しか見たことがなく、裏側でどのように処理されているのかを知る良い機会になりました。
  • すごく楽しみにしていました。素晴らしい大学であり、このような体験をさせてもらえる先生がいらっしゃることに感動しました。小さな子どもの体験は多いですが、大学生への体験は、その子たちにとって将来に関わることになると思います。交流会とても良かったです。感動しました。ぜひ、いろいろな場所で上映を続けていただきたいです。
  • 若い世代への啓発、食の成り立ちについて考えさせられる有意義な会でした。
  • とても考えさせられました。学生たちが考えたことや、前田亜紀監督の講演が聴けて大変良かったです。食は生き様を表している。食は命であり、命は薄い。食育について、もっと考える機会を設けていけたら良いと思いました。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651
FAX番号:052-220-1362